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キラードームの編集履歴

2017-03-11 16:05:57 バージョン

キラードーム

きらーどーむ

キラードームとは、玩具・アニメシリーズ『ゾイド』に登場するカニ型戦闘兵器であり、金属生命体である。

スペック

機体名キラードーム
番号EZ-061(バトルストーリー) 番号なし(フューザーズ
所属ネオゼネバス帝国(バトルストーリー)チーム・ドラールス(フューザーズ)
分類スベスベマンジュウガニ
全長6.0m
全高4.1m
重量35.0t
最高速度38.0kt(水中)150.0km/h(陸上)
乗員人数1名
武装
  • ジャイアントグラブ×2
  • ハイパークロー×8
  • ガトリング砲×2
  • レーザーキャノン砲×2
  • AZパルスレーザー砲×8
  • 3D電子式レーダーレーザーセンサー×4
  • 連結ラッチ

概要

ガイロス帝国宰相ギュンター・プロイツェンの息子にして後のネオゼネバス帝国初代皇帝ヴォルフ・ムーロア率いる鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)が極秘裏に開発した水陸両用のカニ(スベスベマンジュウガニ)型SSゾイド。

SSゾイドは、ゾイドのカテゴリとしては最小クラスに相当するが、本機の機体サイズは中型ゾイドに相当し、キャップも大型クラスの物を使用している。

特徴的な円形状の頭部は装甲を兼ねたレドームとなっており、本来の用途も電子戦を想定した機体であったが、低姿勢による前面投影面積の小ささや主要部分を保護する厚い装甲により、電子戦だけでなく直接戦闘にも十分耐えうる設計となっている。

腹部にはダークスパイナーとドッキングする為の連結ラッチが追加され、ダークスパイナーとの合体後は、母機から供給されるエネルギーを上乗せする事で砲撃能力が見違える程に強化される。


余談だが、本機の鋏「ジャイアントグラブ」は「ジャイアントラブ」であり「ジャイアントラブ」ではない(濁点は無い)のだが、媒体によって表記揺れが多く、ハズブロから発売された海外版では「Giant Crab Claw」という名称になっており、非常に間違えやすい。


バトルストーリーでの活躍

中央大陸上陸戦時は、主戦力の大半をニクス大陸へと派遣していた為に申し訳程度の戦力しか残されていなかった共和国軍の本土防衛部隊を鉄竜騎兵団の僚機と共に圧倒した他、渡河戦でも大きな戦果を挙げた。

また、スナイプマスターのM&N AZ144mmロングレンジスナイパーライフルを至近距離から受けてもビクともしない防御力を見せている。


アニメでの活躍

アニメ『ゾイドフューザーズ』では、チーム・ドラールスの双子の弟ラトル・ドラールスが搭乗。

兄のマロイ・ドラールスが搭乗するダークスパイナーとのZiユニゾン(合体)によってキラースパイナーとなり、劇中において初のZiユニゾンを果たしたゾイドとなった。

第1話ではラスターニ率いるチーム・ブラックインパクトのブレードライガーと対戦し、1対3という数的な劣勢を物ともせずこれを圧倒、ブレードライガーのレーザーブレードすら装甲で弾き、ユニゾンゾイドの強さを知らしめる事となった。

なお、3Dモデルが作成されるにあたって顎脚の追加や鋏脚の大型化など、デザインには大幅なアレンジが加えられている。

更に本来の機体設定には無いEシールド発生装置やワイヤーで繋がった鋏の射出(ジェット噴射によりコントロール可能)、腹部搭載のバーニアによる低空飛行(ダークスパイナーとの合体時に使用)などの機能も追加されている。

ちなみに劇中では、ジェノ系機体にみられる巨大化アレンジがダークスパイナーにもなされており、それに伴いキラードームも大型ゾイド並みのサイズになっている為、単体でもバトルストーリの同機よりも強力な機体になっている可能性がある。


ゲームでの活躍

多くのゲームでは、主にダークスパイナーが装備可能な武装として扱われている事が多く、『ゾイドVSⅡ』では何故かBLOXゾイドの扱いとなっており(玩具はBLOXとの互換性は無い)、合体時の名称はダークスパイナーKDとなっている。

更にその続編となる『ゾイドVSⅢ』では、ブラキオレックスやダブルアームリザード、ライガーゼロフェニックスにも装備させる事が出来、射撃とハンマーによる近接攻撃が可能なカニ型兵器とされている。


キットについて

キットは、動力による歩行・走行ギミックを持たないながらも、腹甲部の車輪を回転させるとギアにより背部のレドーム(甲羅)が回転するとともに腕のシリンダーが前後に動き、内側のハサミが開閉。

手動ギミックは脚の開閉、鋏脚の内外転回のみとなっている。

ダークスパイナーとドッキングさせる場合には、ギアユニット下部左側面の車輪を外す必要がある。

また、コクピットパイロットフィギュアを着座させるには、一旦レドームを取り外さなければならない。


キットは単品で発売された通常版のほか、『ゾイドフューザーズ』の放送に際し、ダークスパイナーとキラードーム、そして新規デザインのステッカーを同梱した「FZ-011 キラースパイナー」としても発売された。

限定販売品を除いたゾイドの組み立てキットの中では製造数が少ない為、並の限定品よりも入手困難になり、後にダークスパイナーとセットで販売された「FZ-011 キラースパイナー」よりも、単品版の方がプレミアが付くという現象がしばしば見られる。


バリエーション

キラードームマキシ

電撃ホビーマガジン2002年7月号掲載。ダークスパイナーとの合体能力を排除し、機動性と索敵性能を向上させた改造タイプ。タカアシガニのように脚を延長してあるのが特徴。製作は星野利章氏。


メッキバージョン

台湾などのアジアの一部地域限定で販売された、装甲部に赤メッキを施したキラードーム。

正規品ではないのでメッキが剥がれやすく、全部剥がれると通常のキラードームと差異は無い。


関連タグ

ゾイド ゾイドフューザーズ ネオゼネバス帝国 スベスベマンジュウガニ 合体

ダークスパイナー……合体時の母機。

デススティンガー……本機以降の帝国製水棲甲殻類は、基本設計にフィードバックされている。

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