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ゾウカブトの編集履歴

2017-04-24 17:52:36 バージョン

ゾウカブト

ぞうかぶと

ゾウカブトは、カブトムシの分類群の一種。

概要

角の形がの鼻を連想させ、体も象のように大きく重量感があることから「ゾウカブト」という。大きくずんぐりとした体形をしており、体の割に角はそれ程長くはならないが、体重が50g程度とカブトムシの中では特に重い。また、脚も長く、細い枝でも器用に掴まれる。しがみつく力も強い。

毛が全身に生えている種類と、真っ黒な種類の2タイプに分かれる。毛の生えたタイプはエレファスゾウカブト、真っ黒なタイプはアクティオンゾウカブトが最大となる。

6cmを下回る(日本カブトムシよりも小さめ)ような小型のゾウカブトはヒメゾウカブトと呼ばれる。それらの種の中には、角が小さくなったり、ほとんど失われているものもいる。

多くは巨体に似合わずおとなしい性格で戦いを好まない。ちなみに、毛があるタイプよりも真っ黒なタイプのほうが比較的闘争心が強いと言われている。

成虫の寿命は6~10ヶ月ほどで、ヘラクレスオオカブトに比べて短い。が、幼虫期間は2~3年と長い。参考までにヘラクレスは通常1年~1.5年程。


主なゾウカブト

毛があるタイプ

エレファスゾウカブト

単にゾウカブトといった場合、普通はこの種類を指すことが多い。主に中央アメリカ(メキシコなど)に分布。世界一重いカブトムシとして知られている。

甲虫王者ムシキングに参戦している。詳細は当該記事を参照。


ギアスゾウカブト

ブラジルに生息する。前胸前部の角がエレファスは左右2本なのに対してギアスは中心にもう1本、合わせて3本ある。


甲虫王者ムシキングに参戦している。強さ160のディフェンスタイプ、必殺技はグー、「バーニングバースト」。肩書き(ショルダーネーム)は「リオの魔術師」。

新甲虫王者ムシキングでは2016 1stに登場。階級はSR。


アヌビスゾウカブト

ブラジル南部、パラグアイ東部、アルゼンチン北部に生息する。左右の角が小さく目立たず、中央の角が発達し日本のカブトムシのように先端が枝分かれする。かつては非常に高価な価格で販売されていた。

甲虫王者ムシキングに参戦している。詳細は当該記事を参照。


メキシコゾウカブト

その名の通り、メキシコに生息する。エレファスゾウカブトの亜種。キタゾウカブト・オキシデンタリスゾウカブトとも呼ばれる。

体はエレファスゾウカブトよりも小さめで、左右の胸部の角がまっすぐ伸び、色も少し白っぽい。

新甲虫王者ムシキングには激闘6弾より参戦。階級はSR、肩書きは「メキシカン・チャリオット」、必殺技はグー、「エレファンテ・アレルタ」。


真っ黒なタイプ

アクティオンゾウカブト

ペルー、ブラジルのアマゾン川流域に分布する。体毛が生えないタイプのゾウカブトとしては世界最大。 艶のない黒い丸々とした大きな体と、前胸両横から前方に伸びる太いツノが特徴。

甲虫王者ムシキングに参戦している。詳細は当該記事参照。


マルスゾウカブト

アクティオンと並ぶ黒いタイプのゾウカブトの代表格。アクティオンとは胸角が放射状に細長く伸びること、体に艶があることで区別できる。

甲虫王者ムシキングに参戦している。詳細は当該記事参照。


ラミレスゾウカブト

アクティオンゾウカブトに似ているが、体に艶があることと、体に厚みがあることで区別できる。かつてはアクティオンゾウカブトの亜種とされていた。また、亜種にヤヌスゾウカブトがいる(学者によっては独立種とすることもある)。

甲虫王者ムシキングには未参戦。


外部リンク

ゾウカブト属 - Wikipedia

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