概要
パワーレンジャーシリーズ第11作目の作品であり『特捜戦隊デカレンジャー』のリメイクである。
日本語吹き替えは特捜戦隊デカレンジャーのキャストが担当している。
登場人物
()内は元ネタの名称
S.P.D. B-スクワッド
本作のS.P.Dはスペース・パトロール・デルタの略となっている。
- ジャック・ランダース/レッドレンジャー(デカレッド)
本作品のレッド。元はエリザベスとともに義賊をしていたがひょこんと事からパワーレンジャーに。
壁をすり抜けることができる。
正義感は強いがお調子者な面があり、最初はレッドとしての自覚が薄かったが、チームと共に戦う中で徐々にリーダーらしさを発揮していく。
- スカイラー・テート/ブルーレンジャー(デカブルー)
B-スクワッド初期メンバーの一人。フォースフィールドを張る能力を持つ。
父がレッドレンジャー(タイムレッドのスーツを流用)をしていた事から自身もレッドレンジャーになる事を夢見ており、当初は自分がレッドに選ばれるという自身から仲間を見下していたためドギーにレッドにふさわしくないと判断され、ブルーレンジャーに選ばれる。
それ故レッドに選ばれたジャックと対立していたが、次第に良好な関係になる。
- ブリッジ・カーソン/グリーンレンジャー(デカグリーン)
B-スクワッド初期メンバーの一人。サイキック能力を持つエスパー。
変わり者と呼ばれるがメカに強い頭脳派で、原典通り逆立ちをすることで様々な名案や推理を思いつく。
最終回ではレッドレンジャーに昇格したスカイラーの代わりにブルーレンジャーとなり、『オペレーション・オーバードライブ』ではさらに昇進したスカイラーに代わりレッドレンジャーとなる。
- エリザベス・デルガド/イエローレンジャー(デカイエロー)
愛称はZ。ジャックとともに義賊をしていたがひょこんと事からパワーレンジャーに。
ジャックよりもしっかりもので、人々を救うにはもっと大きな力に所属することが必要と考えていた。
分身能力を持つが、この力のせいで学校では浮いた存在になっており、遂に出て行ってしまったという過去がある。
- シドニー・ドルー/ピンクレンジャー(デカピンク)
B-スクワッド初期メンバーの一人。
いい所のお嬢様らしく、親から甘やかされて育ったが気が強くはっきりと物をいう。
自身の拳を触れた鉱物と同じものに変化させる能力を持つ。
パワーレンジャーの関係者
- アヌビス"ドギー"クルーガー/シャドウレンジャー(デカマスター)
本作品のボスでB-スクワッドの隊長。顔が怖いと定評あり。
かつて母星であるシリウス星を守るためにトゥルービアン軍と戦ったが敗北し、妻子と母星を失った過去を持つ。後にこのトラウマを克服し、シャドウレンジャーとなる。
なお本編ではあまりドギーとは呼ばれず、クルーガー司令官と呼ばれることが多い。
- キャサリン"キャット"マンクス/キャットレンジャー(デカスワン)
猫型宇宙人で本作品のスワンさんポジションの人。あまり萌えない猫耳らしい。
ドギーと対等な友人として話せる数少ない人物で、厳格な彼のストッパー的な役割をになる。
モーファーを始めとした装備品も彼女が開発したもの。
- ブーム
キャットの助手。失敗ばかりで、元はS.P.D.候補生の落ちこぼれだった。
研究職となったが、S.P.D.に未練があり、とある回ではオレンジレンジャーを自称したことがある。
- R.I.C.(マーフィーK9)
リックと読む、地球署のロボット犬。
かなり古い型で一度壊れたことがあったが、キャットの尽力で修復し、ケーナインキャノンへの変形能力を取得した。
- サム/オメガレンジャー(デカブレイク)
本作の追加戦士。未来のS.P.D.で、エリザベス・デルガドに救われた少年(原典における日渡氷狩に当たる)。
- ピッギー
ジャックやエリザベスと顔見知りのエイリアン。汚いものを好み、清潔なものを嫌うという地球人とは真逆の美意識の持ち主。
情報屋であり、利益があるならばS.P.Dやトゥルービアン軍とも手を組む。
- シルバーバック(トート星人ブンター)
S.P.Dの教官であるゴリラ型エイリアン。
- ファウラー・バーディ(ホルス星人ヌマ・O)
地球署の最高指揮官。
前回のレンジャー。4人の学生と1人の教師で構成されている。タイムトラベルにより過去や未来に行くという形で登場する。
第31話で初期の3名、後にホワイトレンジャー(アバレキラー)やブラックレンジャー(アバレブラック)も合流した。(ただしブラックレンジャーのみ変身後の登場で声も別人)
S.P.D A-スクワッド
B-スクワッドの先輩たちに当たるエリート部隊。
物語序盤で失踪したが後に敵側に寝返って再登場し、クルーガーを拉致しB-スクワッドと対立。一時は圧倒したが最終的には敗北し、カードの中に封印された。
スーツはイン・スペース(メガレンジャー)の流用だが、ブラックがグリーンに変わっている。
- チャーリー/A-レッドレンジャー
A-スクワッドのリーダーである女性。だが失踪前は何故か男性の声だった。
- A-スクワッドブルーレンジャー
ビーバー型のエイリアン。
- A-スクワッドグリーンレンジャー
原典ではブラックだが、B-スクワッドに合わせてグリーンに変更されている。
- A-スクワッドイエローレンジャー
- A-スクワッドピンクレンジャー
アジア系の女性。
敵
- エンペラー・グルーム
犯罪組織トゥルービアン軍団のリーダー。角の生えた骸骨のような姿をしておりクルーガーとの戦いで片方の角を失っている。
傲慢かつ凶暴な性格だが、娘のモーラに手を焼く。
吹替え版ではグラム皇帝と呼ばれている。
- オムニ
一つ目の臓器のような姿をした軍団の真の支配者。
- モーラ/モルガーナ(サキュバス・ヘルズ)
グラム皇帝の娘。絵に描いたモンスターを実体化させる力を持つ。
普段はモーラという幼い少女だが、その正体はモルガーナという成人女性であり、グルームの力で若さを保っているため本来の姿に戻ることを嫌う。
モルガーナに戻された際はヘルメットを被って戦闘することもある。
- ブルードウイング(エージェント・アブレラ)
金がすべてを身上とする宇宙の武器商人。
グルームの事は顧客としか思っていないが金払いの悪さに辟易しており、後に反逆する。
- クライボッド(アーナロイド)
軍団の戦闘員。強化型のブルーヘッド(バーツロイド)やクライボッド(イーガロイド)も存在する。
- ゼントラックス(ガイルトン)
前作「ダイノ・サンダー」にも登場したサイボーグ。
- モンスター(アリエナイザー)
今作では宇宙の犯罪者ではなく、モーラが描いた怪人の絵が実体化した事になっている。
その他
- ちなみに本作で使われたバトライズドアーマーは魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャーで使われた。
- まさかのyoutube配信!
関連タグ
パワーレンジャー・ダイノサンダー→パワーレンジャー・S.P.D.→パワーレンジャー・ミスティックフォース