ソビエト社会主義共和国連邦海軍(Военно-Морской Флот Союза Советских Социалистических Республик)のこと。
1917年、ペトログラードで防護巡洋艦アヴローラの号砲によって十月革命(ボリシェヴィキによるクーデター)が始まった。海軍の水兵たちはボリシェヴィキの支持者であったが、独裁化するボリシェヴィキ政権に対し次第に対立するようになった。
1921年、クロンシュタット軍港の水兵たちが蜂起し、赤軍に鎮圧された(クロンシュタットの反乱)。
旧ロシア帝国海軍の艦船は、ウクライナ人民共和国・ウクライナ国に接収されたものもあったが、最終的には赤色艦隊に再集結された。
大陸国であるソ連で海軍は長らく赤軍の一部門だったが、1946年、「ソ連海軍」として独立を果した。
キューバ危機を経て、1970年頃から、ソ連は本格的な外洋海軍の建設へ向かう。しかし、ソ連崩壊で海軍力の増強は途絶えた。
現在ではCIS諸国の海軍に分離しており、その中心はロシア海軍である。
ソ連海軍の艦艇
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タシュケント(嚮導駆逐艦)
ヴェールヌイ(駆逐艦)