概要
新山と石井によるお笑いコンビ。2014年5月1日結成。共に大阪NSC34期生で同期には蛙亭、ミキ(亜生のみ)、トニーフランク等がいる。
2017年のM-1グランプリにて初決勝進出。7番目で「歌のおにいさん」というネタを披露したが最終順位は7位。
2019年の第49回NHK上方漫才コンテストと2020年の歌ネタ王決定戦にて優勝する。
2021年頃から漫才のボケとツッコミを入れ替え、石井がボケ、新山がツッコミとなった。
2022年のM-1グランプリの決勝に5年振りに返り咲いた。
ファーストラウンドでは「免許返納」のネタを披露。審査員7人中山田邦子以外の6人から95点以上の評点を獲得し、667点で暫定1位となった。その後も首位をキープし続け、最終決戦進出の一番乗りを果たした。最終決戦では大トリとなる3番手に登場し「男女の友情」のネタを披露したが、博多大吉からの票しか獲得できず、6票を獲得したウエストランドに敗れ、準優勝となった。
2023年のM-1グランプリファイナリスト。2大会連続3回目の出場となった。ファーストラウンドでは3番手で「ホームステイ」のネタを披露。659点を記録し暫定1位を記録、ファーストラウンド終了までキープし、2年連続で1位通過を果たしたが、ファイナルラウンドでは新山が「見せ算」という独特な計算方法を提示するというネタを披露するも1票も獲得できず(優勝した令和ロマンが4票、ヤーレンズが3票)に3位に終わる。その後の審査員コメントで、山田邦子(ファーストラウンドでは個人最高評点となる98点を付けていた)に「さや香、最後のネタ全然良くなかった」と言われてしまった(これは山田女史がさや香へのコメントが無かったからと後日証言しており、さや香に対しては「さや香は挑戦的だった。お客さんではなく審査員である私達に勝負をしかけてきた。お客さんはポカーンだったけど漫才に命をかけている根性を見せてくれた。さや香のことは殊更好きになったね」と発言している)。
余談だが、このネタを披露して優勝または準優勝での仮押さえの仕事が飛ぶどころか、3位での仕事も無くなってしまった。
ちなみに今大会でのM-1卒業を示唆していたが、実際に翌年のM-1は出場しなかった(将来的な出場は示唆している)。
2024年4月に東京進出した。
互いの結婚式に相方を呼ばなかったり、かまいたちの番組のロケ中に(お酒を呑んで酔っ払ったのが原因とはいえ)大喧嘩をしたり、ある後輩から「石井さんはなんであの態度なんですか!新山さんはあれで良いんですか!」と言われるレベルで仲が悪い。
メンバー
新山(にいやま、1991年10月17日ー )
本名・新山士彦(にいやま のりひこ)
ツッコミ(元々はボケ)・ネタ作り担当。立ち位置は向かって左。
愛称は「にーやん」。阪神タイガースのファン。
夢は動物園を造ることらしい。
かつてファイヤーサンダー﨑山祐とコンビを組んでいた。
先輩芸人ジャルジャル後藤淳平に似ている。
2022年のM-1決勝後に、競馬で約740万円の大穴勝ちをした。
2021年に結婚、現在1児の父親。
石井(いしい、1988年5月28日ー )
本名・石井誠一(いしい せいいち)
ボケ(元々はツッコミ)担当。立ち位置は向かって右。
81歳(2022年12月時点)のおとんがいる。
2020年に結婚、現在1児の父親。
コンビ名の由来
コンビ名の由来として「新山の初恋の人の名前」と言うのがあるが、デマである。
当初はボケで答えていたらしいが、次第に周りから引かれ始め、その上出囃子の曲が偶然にも恋愛を引きずるような内容であったため「意味深や」と言う人も現れ、やめたという経歴がある。
※ちなみに本当のコンビ名の由来は、ひらがなと漢字一文字による女の子の名前のコンビ名を見たことがなかったのと、響きが良かったのでなんとなくで付けたとのこと。橋本拓也(元スーパーノヴァ)が名付けた。
ちなみに余談だが、他のコンビ名の候補として「りんごの唄」があったそう。
関連人物
バツウケテイナーR仲間。
M-1グランプリ2022の最終決戦を争った仲(?)だが拠点が違うためあまり絡む機会がない。
M-1グランプリ2023の決勝戦を争った仲(但し例の件したせいで空気薄い)
彼らが優勝した大会(第7回NHK新人お笑い大賞、M-1グランプリ2023)に決勝進出するが負けてしまう。余談だがさや香が決勝行った年は3位が優勝する事態が3回発生している。
同事務所の先輩で同じく最終決戦でやらかした先輩。千原ジュニアの座王やアメトーークで慰めている。
関連タグ
うたのおにいさん→2017年のM-1グランプリの決勝戦でやったネタ。
からあげ4→2021年のM-1グランプリの敗者復活戦でやったネタ。新山がただ単に「か・ら・あ・げ…4や!」と叫ぶだけのネタである。どうしてこうなった。また、前述の「見せ算」のネタで、「唐揚げ4」を思い出したという人も多い様子。
佐賀県→人間が普通に生きてたら行くことのない県で、一度出ると入れない県。
見せ算→2023年のM-1グランプリの最終決戦で披露したネタ。