概要
独立国家共同体(英語:Commonwealth of Independent States)の略称。
1991年ソビエト連邦崩壊時に、連邦を構成していた15か国のうちの12か国によって結成されたゆるやかな国家連合体(コモンウェルス)。
ロシア・ベラルーシ・ウクライナの首脳による『ベロヴェーシ合意』でソビエトの解体と共に創設が宣言された。
当時の欧州共同体 (EC) 型の組織をモデルにしたが、独自の憲法や議会をもってはいない上ユーロのような統一した通貨もない。一応ロシアルーブルで加盟国間決済を行うことにはなっている。
加盟国
- ロシア連邦
- カザフスタン
- タジキスタン
- ウズベキスタン
- キルギス
- ベラルーシ
- アルメニア
- アゼルバイジャン
- モルドバ
- トルクメニスタン(2005年に準加盟に移行)
- グルジア(2009年8月18日に脱退)
- ウクライナ(ベロヴェーシ合意に調印したが、正式的にCIS憲章を承認していない)