ロバート・D・エルドリッヂ
ろばーとでぃーえるどりっぢ
概要
アメリカ合衆国の政治学者で、著述家でもあり日本においていくつか書籍を出版している。
かつては在日米軍海兵隊外交政策部で次長を務めていたこともある。
1968年ニュージャージー州生まれで、父は第二次世界大戦において沖縄戦を戦ったという。
日本の保守・愛国派と呼ばれる人々と交流が深く、後述する日本とアメリカの関係が真により良くなっていくことを願っている人物で、特に沖縄における基地問題について積極的に活動しており、保守・愛国派の人々からは『青い目のサムライ』と呼ばれている。
詳細
以前は在日米軍の海兵隊における外交政策部の次長を務めており、阪神淡路大震災やスマトラ沖地震の救援活動に参加した経験から、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)におけるアメリカ軍の自衛隊との協力による、災害救助や救援、復興支援活動を行う作戦である『トモダチ作戦』の立案者でもある。
日本・日本人の危機に、尽力してくれた人物であるが、同時に日本の過激な反日極左団体の起こした事件により不遇な扱いを受けたことでも知られる。
2015年2月に、沖縄県名護市と国頭郡宜野座村にまたがる在日米軍海兵隊の基地「キャンプ・シュワブ」の前で、罵詈雑言を撒き散らし抗議活動をしていた、過激な反基地運動団体「沖縄平和運動センター」の議長である山城博治氏が、侵入禁止のラインを無視して押し入り、刑事特別法違反の疑いで逮捕される事件が起きた。
しかし山城氏は越えていない事を主張し、危うく真実が隠蔽されそうになったところを、これを受けてエルドリッヂ氏ら基地側は2015年3月に、山城氏が黄色のラインを越えていた事が確認できる基地監視カメラの映像をメディアに公開した。
その後、アメリカ海兵隊はこの行為が非公式なルートで不適切におこなわれたものであるとして、エルドリッヂ氏を映像の外部流出に関与したとして在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長の職から解任したが、エルドリッヂ氏は正確な情報を伝える目的でおこなったものであり、映像に機密指定など無く、断じて違法行為などではないと、産経新聞が出版しているオピニオン誌「正論」のインタビューにて答え、処分に不満の意を示している。
また、後に彼のこの不当な解雇を知り憤慨した有志たちが、懲戒処分の撤回を請願する大規模な署名活動も展開され、一週間余りで4万人もの署名が集まる異例な出来事も起こっている。
解雇された後は、こうした沖縄の危機や日米関係の未来を憂いて、大手メディアでは報道されず主にインターネット上で広報活動をしている日本の愛国保守系の団体や、組織に所属する著名人と交友を深め、番組に出演したり講演や著述活動も行っており、彼が上述した反日極左の過激な反基地団体の活動に対して「ヘイワ運動」と揶揄したことから、彼らの活動を揶揄する言葉として広まった。
近年は、沖縄の保守派活動家である我那覇真子氏とよく交流している。