概要
国名 | 政体 | 首都 | 国土 | 首脳(1951年9月当時) |
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日本国 | 議院内閣制 立憲君主国 | 東京 | 37万7876平方キロメートル | 吉田茂 |
アメリカ合衆国 | 大統領制 連邦共和国 | ワシントンD.C. | 962万9091平方キロメートル | ハリー・S・トルーマン |
日米同盟(にちべいどうめい、英語:U.S.–Japan Alliance)とは、日本国とアメリカ合衆国の軍事的な同盟関係。実質的に日米安保条約によって担保されている両国関係を表すもので、戦後に於ける日本のあり方そのものである。現在の日本にとってアメリカとの同盟関係は、他の国と違って日米安保条約という軍事同盟を軸とした特殊なものである。現在では自民党の多くの政治家は日米同盟によって日本は存在できるとしており、日米同盟を主軸とした外交戦略を展開している。
経緯
初期
1951年9月にサンフランシスコ講和条約と共に日米安保条約を締結する事で、日本はアメリカを盟主とする西側諸国に属する事となり、これで日本はアメリカと軍事的な同盟関係となった。1989年12月に東西冷戦が終結した後は日本とアメリカの政府双方の意向によってこの同盟関係が維持・強化され、中国・ロシア・北朝鮮による脅威に対抗する為の同盟関係として機能し続けている。
現代
その中で日本もアメリカによる世界戦略の一翼を担う存在として、積極的な役割(軍事力を用いた他国の牽制・アメリカが主導する多国籍軍の参加)を果たす事が求められている。日本は憲法第9条の規定で攻撃的な軍事力の維持を禁止しているが、湾岸戦争・アフガニスタン戦争・イラク戦争などの大規模なアメリカ軍の作戦を資金拠出・非戦闘地上軍の派遣で支援してきた。
関連リンク
- 日米友好
- 日米同盟(英語ウィキペディア)
- 日米同盟(日本語ウィキペディア):2024年4月現在も存続している条約。