概要
アメリカによって、日本に自由主義がもたらされる
戦後、アメリカ陸軍元帥にして連合国軍最高司令官・ダグラス・マッカーサーを中心としたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)は日本を7年間統治し、自由主義的改革を日本にもたらした。
日米同盟の締結。アメリカの援助による日本の経済成長。
1951年9月にサンフランシスコ講和条約が締結され、日本は主権を回復。さらに、日本とアメリカの同盟・日米安保条約を締結する事で、冷戦において日本はアメリカを盟主とする西側諸国に属する事となった。これが日米同盟の枠組みの原型となる。
日米同盟が締結されたことにより、日米は共にソ連・中国・北朝鮮による脅威に対抗することが可能になった。
さらに、アメリカによる援助もあって、日本は高度経済成長を遂げることに成功した。
日米同盟の強化
1960年1月、日米同盟が強化され、在日米軍は日本を防衛する義務が生じた。
冷戦後
1991年、日米の共通の敵対国・ソ連が崩壊し、冷戦が終結した。
しかし、ソ連を事実上継承したロシアは中国・北朝鮮と共に日米に対して恐喝行為を頻繁に行なっているため、日米同盟の意義がさらに増している。
近年では特に、日米両国は台湾有事に共に備えるために協力関係を更に強固にしている。