グラーフ・ツェッペリン
ぐらーふつぇっぺりん
グラーフ・ツェッペリンとは、「ツェッペリン伯爵」という意味のドイツ語。
Graf Zeppelin。
曖昧さ回避
飛行船「グラーフ・ツェッペリン」
LZ127とLZ130の計二隻が建造された。
LZ127は1929年に北半球周遊を行い、336,325kmを273時間27分で飛行した。この際、日本の茨城県阿見町(霞ヶ浦)に寄港している。
LZ130はLZ129ヒンデンブルク号の同型船で、1938年9月に進空しイギリスの偵察飛行を行った。
二隻とも第二次世界大戦中に航空大臣ヘルマン・ゲーリングの命令により解体。
関連タグ
空母「グラーフ・ツェッペリン」
未成に終わったドイツ海軍の空母。
設計に当たっては日本海軍の「赤城(空母)」が視察されている。イギリス海軍の「フューリアス」の調査は失敗した。
1936年12月28日起工、1938年12月8日に進水したものの、1940年の「大西洋の壁」建設計画が優先されて工事は中断した。
1942年5月に工事が再開されたが、1943年1月、ヒトラーの大型水上艦解体命令で建造中止が決定された。
シュテティン港に避難していたが、ソ連軍が迫ってきたため、1945年4月25日に自沈した。
1947年に浮揚されソ連海軍に割り当てられる。2月3日には洋上基地に艦種変更されて艦名は「PB-101(ПБ-101)」となり、8月17日、駆逐艦隊と魚雷艇隊の標的として海没処分された。
ミッドウェー海戦で主力空母を失った日本海軍はドイツにグラーフ・ツェッペリン購入を申し込んだが、極東への回航は無理だったため、神戸港に係留されていた客船「シャルンホルスト」が代替となり、改造されて空母「神鷹」となった。
関連タグ
ガンダム0080の「グラーフ・ツェッペリン」
艦長はフォン・ヘルシング大佐。
キリング中佐の命令で、サイド6のリボーコロニーに対して核攻撃を敢行しようとするが、地球連邦軍と交戦してあっさり降伏し、核攻撃は回避された。