セルリアン全体についての解説は⇒セルリアン(けものフレンズ)
あらすじ
海にたどりついたサーバルたちの前に大セルリアンが現れた!セルリアンハンターのヒグマらと協力しながら立ち向かうが、そんななかラッキービーストが…
概要
この回はしょっぱなからセルリアンが登場、襲われたりラッキービーストが頭を光らせて注意や警告をするなど今までの回とは明らかに雰囲気を異とする回であった。
ネタバレになってしまうので詳しい内容は本編をぜひ視聴してほしいところだが、
詳細はこちらの項へ譲る。⇒けものフレンズ11話ショック※ネタバレにつき閲覧注意!!
前後のストーリー
アニメ版セルリアンについて※こちらにもネタバレがあります。
突如ジャパリパークに現れたモンスター。アプリ版と同じくフレンズたちを襲うが、アプリ版のように「輝きを奪う」という曖昧な行為ではなく、具体的に捕食(丸呑み)してそのサンドスターを奪うという有害な存在として描かれる。映像記録であるミライの考察ではフレンズが食べられた場合、サンドスター由来の技や個性が消滅、元の動物に戻る、消滅してしまうと予測してる。
ただしアプリ版に比べて出現頻度などはかなり減っている様子。
また体の何処かに付いている『石』を打撃することにより倒せることが明示された。
第1話でのサーバルの説明でフレンズを食べているらしく、悲鳴をあげたフレンズ(アードウルフ)は、サーバルとかばんちゃんがセルリアンの元に訪れた時にはいなかったものの、最終回スタッフロールでけものの姿で登場したため、捕食されて「自然に帰った(もとに戻った)」様子。
第1話では体色が青色の個体(小型と大型)、第4話では赤色の個体、第9話では紫色の個体(この時、なぜか雪山の中から出現していた)、今回は黒色の大型個体「大セルリアン」が登場した。
じゃぱりとしょかんの博士たちによると、「ヒトの近くによく現れる」らしいが、正確には「セルリアンの近くにヒトがよく現れる」「ヒトが積極的にセルリアン対策を行っていた」と解説された。
またセルリアン退治を専門とする「ハンター」とよばれるフレンズ達も存在する。
大セルリアン
黒色の超大型個体。それまでのセルリアンとは違い4本の脚で歩行する。
頭部の無い四足歩行動物の様な姿であり、現実で例えるなら巨大なbigdogである。
その出現が予想された時点でラッキービーストによって発光・警告音と共にお客様に対しパークからの避難勧告が行われるなど、まだヒトがパークにいた頃から相当危険視されていた模様。怪獣映画風のBGMを伴って現れるなど視聴者に大きなインパクトを与えた。
描写から相当に固く、弱点の石も体内に収まっており、露出させるのも困難かつせっかく削ってもサンドスターローの吸収による回復と巨大化はそれまでの努力を無に帰してしまったほど。
ただでさえ強大だった力も、巨大化後は歴戦のハンターでさえ手が付けられなくなり、(撃破が最優先で無かったとは言え)最終的に数多のフレンズが束になっても真っ向から打倒することは叶わなかった。
特徴として『光を追いかける』『水を嫌う』と言う特徴があり、特に水は弱点で水を受けた部分は石化するなど溶岩の性質を持っているものと思われる。
また分離した部分も、本体が石化した時点で同時に石になって活動を停止する模様。
それまでとは比較にならない強敵と見えるが、実のところアニメ本編において力尽くで撃破されたセルリアンは、第1話の青い大小の2体と、第11話冒頭の黒い小型個体のみ。しかも後者はサーバルでは歯が立たず、ハンターのキンシコウが撃破している。
第4話の赤い個体と第9話の紫の個体はどちらも群れを成し、また並のフレンズより遙かに大型であったため、かばん一行はまともに対抗しようとせず、逃走してやり過ごしていた。
このようにアニメ版は、ほのぼのロードムービーの体裁を取りながらも、随所でセルリアンが危険かつ、時にはフレンズたちの手に負えないほどの脅威なのだとしっかり描くことで、第11話の急展開に確かな説得力を持たせている。
公式サイトでは『大セルリアン』と表記されているが、pixivではその色から『黒セルリアン』のタグも使われている。
モチーフは明言こそされていないものの関係者曰く「ネット考察の通り」とのこと。
関連タグ
外部リンク
第11話 せるりあん - けものフレンズプロジェクト|公式サイト