概要
「サイヤ人編」冒頭において、ピッコロが孫悟空を倒すために開発した気功技。
額に当てた指先の一点に気を集中し、螺旋を纏ったような高速ビームを放つ技。
気功波の中でも特に貫通能力に優れ、その威力は当時格上だったラディッツを一撃で仕留めるほど。ただし、高威力を出すためには気を溜める必要があり、発射には時間がかかる弱点を持つ。
初登場は前述のラディッツ戦。
一発目は避けられるが、二発目は悟空が彼を羽交い締めに固定したこともあって命中し、ラディッツ及び、思惑とは少し違うが悟空を倒すことに成功。結果的に当面の地球の危機を救うことになったうえ、技の開発目的もきっちり果たされた事になる。
一応、溜めずに瞬時に発射することも可能。
威力は大幅に落ちてしまうが、瓦礫を粉砕するほどの破壊力はあり、『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』では崩落した建物の残骸をこれで破壊し、仲間が下敷きになるのを防いでいる。
『ドラゴンボール超』では極限まで気を溜め、破壊神シャンパが作った頑丈なドームを貫いている。
余談
技としての登場回数こそ少ないものの、「主人公の死」という作中でも重要視さえるシーンに使用されたこともあってか、悟空たちのかめはめ波などと負けずとも劣らぬ知名度を持つ。
アニメ『ドラゴンボールZ』では、一発目を躱された際に背後の山を貫き抉り取る演出が追加され、その威力を強調している。ゲーム作品においては、防御不可能となっている事も多い。使用者もピッコロに限られず、ピッコロの情報が組み込まれた人造人間のセルや、ピッコロを師事する孫悟飯(未来悟飯)が使う事もある。
関連タグ
ピッコロ ピッコロ大魔王 孫悟空(ドラゴンボール) 孫悟飯 ラディッツ セル
派生タグ
マカンコウサッポウ:女子高生の間で流行した団体写真のポーズ。