CV:横田彩
概要
艦船擬人化シューティング・ゲーム『アズールレーン』に登場するキャラクター。
アメリカ海軍の重巡洋艦「インディアナポリス」を擬人化したもの。イラストはSaruが担当。
作中では謎の敵性勢力「セイレーン」に対抗すべく結成された連合「アズールレーン」の一角を占める国家「ユニオン」所属の艦艇として登場する。
キャラクター像
物静かでおとなしい性格。
若干人見知りであるようで他人とうまく会話できないことを指揮官に相談したりしている。
姉のポートランドから異常ともいえるレベルで溺愛されているが、本人は少しうるさがっている。でも姉のことを気遣うセリフがあるなど、姉妹仲は割と良好のようす。
ゲーム中のグラフィックでは、黄色と黒の部分を入れ替えた、放射能警告用のハザードシンボルが描かれた巨大な弾頭の上に座った姿で描かれる。
兵器や歴史に詳しい人ならモチーフの艦船名でピンとくるかもしれない。
彼女のモチーフとなった米国の重巡洋艦インディアナポリス。それは戦時中に長崎と広島に投下されることになる原子爆弾の材料を運ぶ極秘任務を担った艦である。
あくまで原典の話であり、本作の彼女は自己紹介で「ごめん……核爆弾?よくわからない」と言ってはいる。
これを意識したと思われる名称の「パンドラボックス」はシールドを展開する防御系スキルであり、ゲーム中で彼女と核兵器との繋がりが語られることはない。
とはいえ、日本で展開する以上、デリケートなネタであり、中国語版にはあった、インディアナポリスが乗ってる弾頭の家具は、日本語版では別のタペストリーに差し替えられている。
この爆弾型家具の文字盤部分には「VAM TA3」をぼかして書いたような文字列が書かれており、あまりにも「FAT MAN」である。
容姿
肉体部分とは別に艤装に、ストレングスめいた巨大な一対のアームユニットを装着している。
性能
保有スキルは「パンドラボックス」「All or Nothing」「全弾発射-ポートランド級Ⅰ」。
「All or Nothing」は攻撃をうけた場合、3.5%(最大強化時8%)の確率でダメージを半分に減らすというもの。
「全弾発射-ポートランド級Ⅰ」は十二回主砲を発射するたび、より強力な砲撃を行うスキル。
「パンドラボックス」はプリンツ・オイゲンも持つ周囲で円を描くように巡回するシールドを展開するスキル。
プリンツ・オイゲンのシールドスキルより一つ少ない二枚であるが、シールドが攻撃を受け切って敗れた際、周囲に敵がいる場合にはダメージを与えられるという特性がある。
30秒ごとに発動、かつ5秒間(最大強化時15秒)展開し、8発まで敵の射撃を防げるシールドは「All or Nothing」と相まって、重巡屈指の耐久性を彼女に与えている。
彼女とシナジーを持つ姉のポートランドのスキル「防御指令」によって防御面をさらに強化することも可能。
なお本人には直接的な影響はないがポートランドのもう一つのスキル「妹サイコー!」の発動トリガーが彼女をポートランドと一緒に出撃させることであり、姉妹そろって運用する指揮官も多いことだろう。