概要
『真・女神転生Ⅱ』の舞台であるTOKYOミレニアムの生活のために、メシア教の科学者が悪魔を素体に造り出した人造生物。
食料用や労働用として造られたが、ヴァルハラ・エリアの闘技場ではショーを盛り上げるためのかませ犬としても使用されている。
属性はN-Nなので、会話で仲魔にすることも可能であり合体素材にもできる。
『偽典・女神転生』では、悪魔設定の鈴木一也氏による魔人アリスの正体の一つの回答として「不思議の国のアリス」に関係する人造悪魔が登場した。
種類
真・女神転生Ⅱ
オラクルス
預言者の意味を持つ、肥大した頭にサングラスの様な目を持つ小柄なデモノイド。肉体は貧弱だが初歩的な魔法が使えるので派手な攻撃でショーを盛り上げる。邪悪な見た目だが可愛らしいとマスコット人形が造られているという。
スパルタン
両手に持ったボロックナイフ乱舞で華麗に戦うデモノイド。最近では観客に飽きられかけている。
ヘラクルス
ギリシャ神話の英雄の名を持つ筋骨隆々の大型のデモノイド。筋力を制御されているため見た目の割にそこまで強くはない。ショーをはらはらさせる役目を持っているが、リミッターの頭部のネジを壊してしまった闘士は病院送りになってしまった。
デミナンディ
※メイン画像
インド神話の神獣ナンディの名を冠する食料用デモノイド。身体にはDONADONAとペイントされており大量の肉が獲れてデミナンバーガーが人気。ファクトリーエリアの中ボスとして暴走したものはHPが高い。実は食料として貶めることでヒンズー教の神々の力を削ぐ役割も持つ。
スレイブ
奴隷という意味を持ち、ファクトリーエリアでの東京の遺物発掘に従事するつるはしを持った作業用デモノイド。ヘルメットの中には頭部は無く、コンピュータによって制御されている。
フランキー
従僕という意味を持つフランケンシュタインの怪物のような初期型デモノイド。まれに哲学的にふるまうなど、意図しない行動が見られたため量産はされなかった。
キングフロスト
作中”魔王”として登場するが、今作ではセンターによって造られた人造悪魔という設定である。
偽典・女神転生
トランプ兵
余談
- デモノイドという名の元ネタは、後に『真・女神転生Ⅳ』のゲストデザイナーとなる漫画家秋恭摩氏の漫画『魔獣結社』に登場する、錬金術や魔術で強化されたサイボーグである。作中では兵器と融合したウエポンタイプやさらに進化した存在、金属部分に生贄を捧げて魔物を召喚したデモンビーストなども登場している。
- pixivでの企画ピクロボではそのむらたけし氏が同名のカテゴリーの機体を描いている。