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ヒンズー教
1
インドを中心に信仰される宗教

ヒンドゥー教を参照。

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  • ヒンズー教と仏教、神道の原風景

    ヒンズー教と仏教、神道の原風景3 ― #お寺のグランドデザイン

     仏陀入滅百年後、第二結集が終わって、悶着はあったが仏典のパーリ語編纂も一段落が着いた。祇園精舎にインド北西部から帰依してきた若い仏僧が北東部出身の先輩仏僧にたずねた。 「この祇園精舎もいいんですが、これから各地にお寺も建てないといけませんでっしゃろ?」 「まあ、そうだな」 「そうするとですな、お寺のグランドデザインちゅうか、基本設計を考えなあきませんやろ?」 「キミは洒落たことを言うねえ。うん、それで?」 「まずでんな、バラモンやヒンズーの寺院みたいなのを模倣してもしょうがない思いますんや。それで、何か斬新なモニュメントの建造物を建てて、シンボリックなものを安置したらどうですやろ?」 「具体的にはどんなものなんだ?」 「わてが考えたのは、お椀を伏せたような白い建物。これにシンボリックなものを安置するんですわ」 「そのシンボリックなものってのは何だね?」 「例えばでんな、こういっちゃなんですが、荼毘に付されて長老のところにある仏陀のご遺骨、これを分骨するってのはどうでっしゃろ?」 「おい、恐れ多いことを・・・」
  • ヒンズー教と仏教、神道の原風景

    ヒンズー教と仏教、神道の原風景1 ― #インドへのアーリア人の侵略

     世界の様々な歴史書を読む、司馬遼太郎まで書いているのだが、古代に栄えた #原インド人 の #ドラヴィダ人 の文明が、印欧語族である #アーリア人 が #インダス川 流域から #インド亜大陸 に侵入・侵略して、インドでの支配的な種族となった、とある。  本当かな?と思うものである。  インド・アーリヤ人の場合は、『 #インドへのアーリア人の侵略 』と表記しておいて、ゲルマン民族の場合は『 #ヨーロッパへのゲルマン民族の大移動 』と表記する。  『侵略』と『民族移動』では意味がおおきに違うのだが、それを誰も言わないのだ。  英語では、『インドへのアーリア人の侵略』とはあまり書かない。『インド・アーリア民族移動』 = 『Indo-Aryan migration』。『ゲルマン民族移動』 = 『Germanic migration』と同じなのだ。 ゲルマン民族移動の場合は、『蛮族』 = 『Barbarian』であって、先進的地域であるローマ・ギリシャのヨーロッパに民族ごと動いたから、 『Germanic Migration』なのである。アーリア人の場合は、鉄器や馬などをもたらしたが、原インド人(ドラヴィダ人)も高度の文明を持っていて、文明の衝突という印象を受けるから、日本語では、『インドへのアーリア人の侵略』などとあえて書くのだろうか?それとも、印欧語族で白色系人種のアーリア人が有色人種のドラヴィダ人文明を犯したからそう書くのだろうか?
  • ヒンズー教と仏教、神道の原風景

    ヒンズー教と仏教、神道の原風景2 ― #釈迦の生誕と入滅

     今を遡ること2,500年前のことです。その頃のインドを想像してみましょう。釈迦は仏教の開祖ですが、アショカ王(在位:紀元前268年頃 - 紀元前232年頃)の時代という仏教がインド全土、今のパキスタン、スリランカまで席巻した2,200年前と釈迦の生きていた時代は違います。  釈迦の生きていた時代のインドはヒンズー教の時代。ヒンズー教徒は、釈迦をヴィシュヌ(ヒンズー教の最高神の一人)のアヴァターラ(化身)と信じています。ヒンズー教徒だけでなく、スリランカの仏教徒のほとんども釈迦はヒンズーの神の一人と信じています。ダシャーヴァターラ(ヴィシュヌ神の十化身)として知られる最も重要な10の化身の最も新しい9番目の化身という存在だと伝わっています。インドの人々にとって、釈迦はヒンズー教徒なのです。
  • ヒンズー教と仏教、神道の原風景

    ヒンズー教と仏教、神道の原風景4 ― 結界・浄不浄

    元々は、仏僧、仏僧尼の生活空間を区切って、こっからは修行する人の場所、一般人お断り!という軽い考えだった「結界」という考えが、小乗仏教から外れた大乗仏教の密教の神秘主義とマヌ法典的なヒンズーの不浄の概念とくっついて、「特殊なエネルギーを保持した神秘空間としての界」というものになっちゃったんです。偉そうに。大した事のなかったものに箔付けするんですわ、坊主は。

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