広島優勝
ひろしまゆうしょう
事例
広島東洋カープの場合
1975年(昭和50年)に史上初のリーグ優勝、1979年・1980年に連覇(1979年に日本シリーズ優勝し日本一達成)するなど1980年代から90年代初めにかけて5度優勝したが1991年リーグ優勝を最後に四半世紀近く優勝から遠ざかり21世紀初頭にはBクラス常連と化していた。
が、2010年代に入って徐々に復調、2016年(平成28年)に25年ぶりのリーグ優勝となった。
サンフレッチェ広島の場合
サッカーJリーグで広島広域公園陸上競技場(エディオンスタジアム広島)を本拠地とする。
リーグ発足3年目の1994年(平成6年)サントリーシリーズで優勝するが年間成績では2位に終わる。その後2008年シーズンJ2優勝を経て2012年にJ1での初の年間優勝。翌2013年、2015年にも年間優勝を果たしている。
広島メイプルレッズの場合
女子ハンドボール日本ハンドボールリーグに属し広島市を本拠とする。同リーグで前身のイズミハンドボール部時代と合わせて1998年から2004年まで7連覇。
JTサンダーズの場合
リーグでも最古級の歴史を持つが久しく優勝に縁がなかった。しかし2014-2015年シーズンに初のリーグ優勝。前身リーグ参戦以来48年目での初制覇であった。
高校野球の場合
選抜高等学校野球大会(センバツ、春の甲子園大会)では前身の選抜中等学校野球大会時代に広陵中学校(現広陵高等学校)が第3回大会で広島県勢初優勝。その後戦前には第8回大会で県立広島商業学校(現県立広島商業高等学校)が優勝し計2回、戦後は崇徳高校1回、広陵高校2回優勝。2003年の広陵の3度目の優勝が現在最新の優勝例となっている。
全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園大会)では前身の全国中等学校優勝野球大会時代に広島商業2回、呉港中学校(呉市、現呉港高等学校)1回優勝。戦後は県立広島商が3回優勝したが平成に入ってからの優勝はない。2017年大会では広陵が4回目の決勝進出するも埼玉県代表の花咲徳栄に敗れた。
高校サッカーの場合
全国高等学校サッカー選手権大会では前身の全国中等学校蹴球選手権大会に広島一中(現広島県立広島国泰寺高等学校)が2回、広島高等師範学校附属中学校(現広島大学附属高校)が1回優勝。現学制下では修道高校2回、広島大教育学部附属東千田高校(現広島大学附属高校)1回、山陽高校1回の優勝事例があるが1968年に山陽高が準優勝して以来決勝進出からも遠ざかっている。
上記の通り社会人チームについては2010年代に入ってから優勝事例が徐々に増えてきており、今後にも期待が持てる…かもしれない。