復活の日
ふっかつのひ
復活の日は、小松左京の小説およびそれを原作とした映画。
物語
イギリスの細菌研究所で新開発されたウィルスがスパイによって盗み出されたが、スパイの乗ったセスナはアルプス山中で吹雪のため墜落し、ウィルスは流出してしまった。増殖し拡散したウィルスは世界中に蔓延し、夥しい犠牲者を生んで人類文明は崩壊してしまい、ほとんどの人間と数多の脊椎動物が絶滅状態という最悪の結果となった。
その頃、極寒の南極大陸ではウィルスの活動は妨げられており、辛うじて南極の各国観測隊は生存しており、彼らは一致団結協力して共同機関を作り、ウィルスのワクチン作りを講じることになった。
数年経っても現状は変わらなかったが、新たな問題が判明する。アラスカでの地震が予見されたが、この地震をアメリカの自動報復装置が敵からの核攻撃と誤認し、自動的にソ連に向けて核攻撃が実行され、さらにはソ連側も同様の核攻撃の応酬がされ、しかも南極も巻き込まれる恐れが出てきた。装置を止めるため決死隊が結成された。