時を越えて鳴らす鐘
ときをこえてならすかね
概要
開催期間は2018年2月15日〜2月28日。
『魔法少女たると☆マギカ』の物語を元にしたストーリーとなっており、同作からはタルト、リズ、メリッサを始め、ジル・ド・レやラ・イルなどの史実に基づく人物やコルボーなどの敵側の魔法少女も登場する。本イベントの配布キャラはメリッサ。
『AnotherDaze 〜魔法少女かずみ☆マギカ〜』同様に各セクションに設けられたミッションを達成して進ませるイベントとなっている。ストーリーは開始時に公開された前半6章と21日に公開される後半6章で構成されている。
あらすじ
マギウスの翼から鶴乃達を奪還することができ、再びみかづき荘で平穏に暮らすことができるようになったいろは達。落ち着いたのもあり、みたまの店でいろはとやちよは中世ヨーロッパから伝わる、ろうそくを使った「いい夢が見られる」というおまじないをみたまから教えてもらい、そしてみたまからもらったアロマキャンドルを使って早速その晩に実践する。
二人が眠りにつくと光に導かれ、その先では暗闇の中、戦場で兵士が魔法少女や使い魔と戦う状況だった。魔法少女からの攻撃に応戦するも圧倒されるいろはとやちよ。しかしそこを救ったのは白い甲冑を身に纏った「聖女」と言われる魔法少女、そして影からすっと現れた黒い魔法少女だった。白い魔法少女が聖女と言われていることにやちよはある事に気づき始める。
夢から覚めるとそこはいつもみかづき荘。しかし次第に神浜の街も状況がおかしくなる。それは夢で見た世界でも同様だった。こうして2つの世界、いや「時代」を元に戻すべく、いろはとやちよは夢の中の魔法少女とともに戦うことになる。
その魔法少女の名はタルト。後世では百年戦争でフランスを救ったラ・ピュセルことジャンヌ・ダルクと伝えられる少女である。
物語背景
冒頭で表示されるが、物語の時系列としては、メインストーリー第6章で鶴乃達がマギウスの翼に洗脳されて取り込まれるが、その後マギウスの翼との戦いを経て鶴乃達を奪還して以降、おそらくは今後語られる第7章以降に位置づけられる。
その一方で夢で見た世界は百年戦争当時の中世フランスを舞台にしており、この点では『たると☆マギカ』も同一である(無論キュゥべえもこの時代のフランスなので「キューブ」と呼ばれている)。しかし、何故か現代の日本人であるいろはとやちよが中世のフランス人であるタルト達と会話できている、神浜にいる魔女や使い魔が出現するなど、あまりにも齟齬が生じている。
そして最大の問題として、史実と夢の中での出来事が食い違っている点である。例えば、本来なら「陥落寸前のオルレアンをジャンヌ・ダルクが救った」となっているのが「オルレランが陥落しイングランドに占領された」となっている。また外部的な影響か、コルボーの大軍に負けて以降夜が明けない状況となっていた。この夢の中で発生したタイムパラドックスは現実の神浜にも影響を及ぼし、夜が明けず、さらに魔法少女以外の一般人も姿を消してしまっている。この事態の解決も含めていろはとやちよは夢の中の中世フランスで戦うこととなった。