概要
通常のサーヴァントよりも一段階上の器を持って顕現した英霊。
人間(霊長)と、人間によって築き上げられた文明を滅亡させる大災害、七つの人類悪を滅ぼすため、天の御使いとして遣わされるその時代最高峰の七騎。英霊の頂点に立つ始まりの七つ。
人類存続を守る抑止力の召喚、霊長の世を救うための決戦魔術である降霊儀式・英霊召喚によって召喚される。ちなみにソレを人間の都合で使えるように「格落ち」させたものが、召喚システム「聖杯戦争」である。
通常のサーヴァントと桁違いの力を誇っており、通常のサーヴァントを「個人に対する英霊(へいき)」とするならば、彼らは「世界に対する英霊(へいき)」と擬えられている。
その属性の頂点に立つもの、それが冠位の器を持つサーヴァント、グランドクラスである。
このグランドクラスのサーヴァント達が討つ敵は「抑止の守護者」同様に『文明から生まれ文明を滅ぼす人類の自業自得のアポトーシス』即ちビーストである。
想定されるビーストのうち、並行世界では死徒二十七祖の第一位で人類及び霊長類に対する絶対殺害権を有する「プライミッツ・マーダー」と呼ばれている存在もビーストに含まれる。
またグランドキャスターはただ強ければ、ただ魔術の腕前が高ければ良いというものではなく、万象を視通す最高位の千里眼を有していることがグランドクラスの資格の条件となっている。
そのため他のグランドクラスにおいても何かしらクラス特有の能力を要求されるのではないかと予想されている。
また、グランドキャスターに複数名該当していることから顕現するビーストによって召喚されるグランドサーヴァントも変化するようである。
現在、グランドクラスとして召喚されたサーヴァントは一騎、資格持ちと明記されたサーヴァントが三騎(ただし資格持ちと明言がある三騎の内一騎は冠位ではないという明言がある)となっている。
冠位クラスサーヴァント一覧
グランドセイバー | 該当者不明 |
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グランドアーチャー | 該当者不明 |
グランドランサー | 該当者不明 |
グランドライダー | 該当者不明 |
グランドキャスター | ソロモン、マーリン |
グランドアサシン | ハサン・サッバーハ |
グランドバーサーカー | 該当者不明 |