概要
『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の能力。
「輪廻眼」とは、血継限界のひとつ。
三大瞳術と呼ばれる特殊な眼球の1つで、写輪眼、白眼、輪廻眼と確認されている。その中でも輪廻眼は、最も崇高にして最強の瞳術とされ写輪眼が最終的に辿り着く究極系。
模様は波紋のようで、色は薄い紫色をしている。大筒木カグヤ、大筒木ハゴロモ、うちはサスケの輪廻眼はそれに加え、写輪眼の巴模様が入っている。
開眼すると五大性質全て扱える他、六道の術という特殊能力を得る。
開眼条件はハゴロモの息子の大筒木インドラと大筒木アシュラの両転生者のチャクラを合わす事である。
うちはマダラの場合は柱間細胞を取り込むことで老衰による死の直前で開眼し、うちはオビトと長門はマダラの物を移植しただけである。
輪廻写輪眼
後に、うちはサスケは大筒木ハゴロモから力を授けられた際に、輪廻眼と写輪眼の双方の能力を併せ持つ『輪廻写輪眼』を開眼し、瞳術『天手力』を会得した。
ただしチャクラの大量に消費により瞳力が弱まると通常の輪廻眼に戻ってしまい、回復するまでは使えない。
六道の術
地獄道
対象を片手で掴み、問いかけを行う。
この時、術者の背後に閻魔の姿をした冥府の王が現れ、嘘をついた者は魂を抜き取られる。
餓鬼道
あらゆる忍術を吸収し、無効化する「封術吸印」という術が使える。
畜生道
口寄せの術、増幅口寄せの術。
口寄せをされた動物は輪廻眼を持ち、視界共有が可能。
外道魔像も口寄せ出来、作中ではマダラ、オビト、長門が口寄せをした。
修羅道
肉体に絡繰の鎧を口寄せをする。
ミサイル、ビーム砲、ロケットパンチとハイテクで、ナルトの世界には存在しないものらしい。
ペインの方は傀儡のように肉体ごと改造されている。
人間道
対象の頭を掴み、体の動きを封じた上で記憶や情報を読みとる。
この行動は一瞬で完了し、最終的には魂を抜き取り即死させる。
天道
引力、斥力を操作でき、「神羅天征」、「万象天引」、「地爆天星」という強力な3つの術が扱える。
外道
生と死を司り、死者をも蘇らせる。
ただし『輪廻天生の術』を使用すると使用者本人が死亡する。
固有技
輪墓・辺獄
マダラ専用の瞳術。
見えざる世界「輪墓」に分身を作り出し、攻撃や防御を行う。
基本的に視覚やチャクラによる感知は出来ないが、六道仙術を授かったナルトはチャクラ感知、サスケは左眼の輪廻眼で目視できて戦うことができる。
右眼のみだった時は1体だけだったが、両眼が揃った状態では4体に増えた。
天手力
サスケの輪廻写輪眼の専用瞳術。
一瞬で任意の空間同士を入れ替える時空間忍術で、予備動作が無く、チャクラ感知でも反応しないが、サスケが視野に入れた対象及び空間でないと発動できないという弱点がある。
本編終了後の外伝ではサスケはこの能力でカグヤの異空間を探知や転移をしている。
天之御中
カグヤの輪廻写輪眼の専用瞳術。
自身と周囲の者を異空間に転移させる術。
転移した空間は始球空間、溶岩の海、氷、砂漠、酸の海、超重力の6つで、この世界はナルト達が住む世界とは別世界のため元の世界には帰ることが出来なかったが、ハゴロモと穢土転生された火影前任者と黄泉の国から呼び寄せた火影以外の五影前任者たちによる口寄せの術でナルト達は元の世界に帰ってきた。