「エクス・・・トリィィーム!」
概要
クレイドール・ドーパントが、ジーン・ドーパントの能力で『ガイアプログレッサー』という装置を腹部に埋め込み強化・2段変身したドーパント。
外見
禍々しい頭部と遮光器土偶の意匠が見られる胴体を持つ。
両肩のアーマーはクレイドール・ドーパントの腕を模した形になっている。
戦闘能力・設定
腕から放つ重力弾、肩から伸ばす触手、巨体を活かした押し潰し攻撃を得意とする。
重力弾は溜め撃ちすることも可能であり、着弾の余波だけで周囲を壊滅させることも可能。
その戦闘能力はサイクロンジョーカーエクストリームをも凌駕しており、特に重力弾の溜め撃ちは防御に特化したメモリの組み合わせで発動した『ビッカーファイナリュージョン』で無ければ受け止められないほど。
また、空中浮遊による飛行能力を得たほか、空間に穴を開けて移動する事も可能。
一度クレイドール・ドーパントに変身しないと2段変身できないようだが、エクストリーム化前の状態でも戦闘力が向上している。
また、この形態への変身能力を得た若菜は、『地球の本棚』に入って情報を閲覧したり、『地球の本棚』の中でドーパント化してフィリップを直接攻撃できるようにもなった。これによりフィリップは検索能力を封じられ、他のドーパントと交戦するための情報を得る事すら困難になってしまった。
クレイドール=土人形とは、地球という神に祈りを捧げるための器であり、園咲琉兵衛が目的とする「ガイアインパクト」には不可欠な存在だった。琉兵衛が若菜にクレイドールメモリを与えていたのは、彼女をガイアインパクトに必要な巫女と見做していたからであり、彼女に与えられたクレイドールメモリこそが最強のガイアメモリだったのである。
劇中では仮面ライダーダブル、仮面ライダーアクセルの両者を圧倒。直接対決で敗れる事はなかった。しかし、ガイアインパクトを実行した際にダブルの変身システムを利用されてフィリップのデータ=メインプログラムを喪失してしまう。更にエクストリームメモリがフィリップの肉体データを奪ったことで大ダメージを受け、爆発してしまった。
その後は若菜の能力数値が低下したこともあり、二度と変身する機会はなかった。
備考
モチーフはおそらくキカイダー01と漫画版人造人間キカイダーに登場した巨大人造人間ジャイアントデビルか最終兵器アーマゲドン・ゴッドと思われる。
この姿になると以前の形態に比べて声が野太くなるが、担当声優は若菜を演じる飛鳥凛氏のまま。単に音声を加工して低くしているだけである。