概要
枠そのものは2004年4月から設定されているが、2011年までは「MONDAY PARK」(マンデーパーク)の名称で放送していた。2012年1月からこの名称に変更されている。
毎日放送木曜深夜アニメや土曜深夜アニメ、朝日放送の水曜深夜アニメなどの名称付き深夜アニメ枠と異なり、枠数は固定されていない。故に最盛期には4枠も設定されていたのだが、2017年4月期は2枠までにリストラ(しかもそのうち1枠は再放送枠)された。
放送作品の傾向として自社の子会社「読売テレビエンタープライズ」(YTE)が制作に関与したUHFアニメが第1部に、第2部に自社が製作に関与した作品を優先的に放送する。第3部や第4部にそれ以外の作品が入る。読売テレビおよびYTEが関与しなかった作品が放送されることは少なく、放送されたのは「薄桜鬼黎明録」と「機巧少女は傷つかない」、「バディコンプレックス」、「ラブライブ!2ndSeason」の4本のみ。(ただしラブライブ!第1期はYTEが製作に関与している)
2017年1月からは3月までは「僕のヒーローアカデミア」(第1期)の再放送を実施した。これについては第2期が読売テレビ(や日本テレビ、さらにはそのお友達約25+1局)で放送される為、宣伝の意味合いもあったりする(「僕のヒーローアカデミア」の第1期は毎日放送及びTBS系列での放送)。
アニ探というアニメ紹介などのミニ番組が放送枠内(概ね2~3枠の後)に存在するが、2018年4月期以降不定期放送となっている。
悪しき特徴
この深夜アニメ枠、関西のアニメファンからはあまりいい印象を持たれていない。何故かと言うと地上デジタル放送の電子番組表上で「MANPA」とひとくくりにされているからである。
例えば2013年秋にMANPA第3部で放送された「世界でいちばん強くなりたい!」を録画するため「MANPA」を録画予約する。すると否応なしに第1部の「にゅるにゅる!!KAKUSENくん」、第2部の「機巧少女は傷つかない」、第4部の「HUNTER×HUNTER」も録画されてしまう。
全部見ている人なら少ない手間で全部録画できるので予約忘れの心配がないが、この中のどれか1作品だけ見たい人からすれば見ていない作品のパートは「HDD或いはブルーレイディスクの無駄」である。この辺りはレコーダーの編集機能でいらない部分をカットすればいいのだが、リモコンでいらない部分をカットするのって結構めんどくさい。
またEPG上一括りになっていることで「読売テレビ編成担当者の裁量」を自由に発揮でき、放送作品の枠移動&スポットCMが多い。特に開始時刻(これ自体不安定で、1:59が開始時刻の定時だが、2:08や1:54など前後することが多い)は表示時刻より3分ないし6分遅れることがある(2018年までの最大遅れ時刻はなんと約11分)。なのでアニメ公式サイトに書かれている放送開始時刻はあまりあてにならない。そんなところで裁量発揮しなくていいから(良心)
もっとも、CM量が最も多い最終枠(日本テレビ+vap放送枠)は番組販売というスタイルである以上嫌でも量が多くなる仕様とも言える。現にUHF局(サンテレビ等)で放映された日テレアニメも概ねCMが多く、30分枠ギリギリまで予告が伸びたりする。ただし、2017年前後の宣伝を兼ねた再放送が放映される場合自社の諏訪P系アニメが流れてくるためが著しくCM量が減少する。なおCM総量に変化が無いため代わりに1~2部が犠牲になる。
サウンドロゴ
冒頭にサウンドロゴが流れる。テーマソングの作曲は高梨康治、アニメーション制作はサテライトが手がけた。過去にはスタジオディーンがアニメーション制作を手がけたものが流れていた。