概要
少女小説を代表するレーベルであり、いわゆる「女性向けライトノベル」に該当する作品群のパイオニア。スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫、そしてかつてのソノラマ文庫等と並ぶ老舗として君臨している。
新井素子、久美沙織、氷室冴子らライトノベル創生期の先駆者を多く輩出。少女向けの恋愛ものをメインに扱っているが、それ以外に、ファンタジー、SF、推理、百合、BLなども多く、刊行される小説のジャンルは多岐にわたっている。
最近では本来の発売日である1日以外に25日にも出版している。
1日にはコバルトらしいライトな本、25日は推理や一般寄りの本、と区別して出しているようだ。
沿革
中高生向け小説誌『小説ジュニア』(2016年まで刊行されていた雑誌『Cobalt』の前身)の作品を文庫化するレーベルとして1976年に創刊。当時はまだ「ライトノベル」という概念がなく、掲載誌にちなみ「ジュニア小説」と呼ばれていた。創生期には平岩弓枝、川上宗薫などの作家陣が執筆していたことでも知られている。
主催するコバルト・ノベル大賞の歴史は長く、直木賞作家の山本文緒、唯川恵、角田光代なども受賞者である。
メイン画像は『なんて素敵にジャパネスク』を題材に描かれたもの。
作品一覧
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
- 闇に歌えば(新装版)
- ユメミと銀のバラ騎士団
ら行
わ行
関連タグ
Cobalt(雑誌)