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概要

2017年7月22日に公開された『魔法少女リリカルなのは』シリーズの劇場版第3作。キャッチコピーは「救うと決めた。例え、全てを賭けてでも。」。

当初は『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 3rd Reflection』というタイトルだったが、後の続報で「3rd」の部分は削除された

本作は「なのはシリーズ」の劇場版として初となる要素が多く、「本編のリメイクではない完全新作」、「派生作品発のオリジナルキャラクターの映像作品への登場」、「劇場版発の新規オリジナルキャラクター」、「結果的に続編ではない明確な前後編構成」といった要素が目立つ。

公開直後には本作は全二部作での構成であるとされ、この『Reflection』はその前編に当たり、続く後編となる『魔法少女リリカルなのはDetonation』は2018年10月19日公開予定と発表されている。

また、本作のCMではユミナ・アンクレイヴを始めとする『ViVid_Strike!』のキャラクターたちが宣伝を行っている(「ビビスト」本編で、いわば「なのフェイ」の存在が無かったかの様に扱われた事を踏まえれば、「ビビスト」の登場人物達が間接的とはいえ「なのはシリーズ本編」に関して言及した稀有な例でもある)。

本作を収録したBlu-ray・DVDは、2018年4月11日に発売された。

コンプエースよりリリカルなのはReflectonのサイドストーリーを掲載した漫画が2017年12月26日(コンプエース2018年2月号)より連載中。

単行本の第1巻が6月25日に発売が決定している。

本編との相違点

それぞれ無印、A'sをそのままリメイクした1作目~2作目とは違って本作においてはPSPゲームとして発売された『BATTLE OF ACES』および『GEARS OF DESTINY』のオリジナルキャラクターや一部設定などを逆輸入したような内容になっているのが大きな特徴である。

それでいて大まかな部分は『GOD』を踏襲しつつも以下の通りいくつかの変更点が見受けられる。

  1. 物語の舞台は闇の書事件から2年後と、A'sとStrikers間の空白期となっている(ただし、本作がアニメにおける正史として組み込まれているのかは現在の所不明)
  2. 『GOD』からの登場となったキャラクターの一部に、性格や設定の大きな違いがある。特にキリエ・フローリアンについては、『GOD』の時とは真逆の、無差別の暴力行為を笑いながら行う危険人物とされたため物議を醸した。
  3. なのは達のバリアジャケットのデザインが大幅に変更されている。
  4. 劇場版オリジナルキャラの登場。
  5. お祭り要素の大きかった『GOD』とは違い、プレシアやリニス、ヴィヴィオやトーマなどは登場しない。

登場人物

(太字は本作初登場)

惑星エルトリア

アミティエ・フローリアン(CV:戸松遥

キリエ・フローリアン(CV:佐藤聡美

前述のとおり、キャラクター崩壊といえるほどの設定改悪をなされたため大きな批判を集めた。

イリス(CV:日笠陽子

エルトリアの教会に住んでいた謎の少女。キリエと行動を共にする。

グランツ・フローリアン

エレノア・フローリアン(CV:伊藤かな恵

グランツの妻でアミタとキリエの母親。彼女の存在については『INNOCENT』でも示唆されていた。

マテリアル

シュテル(CV:田村ゆかり)

レヴィ(CV:水樹奈々)

ディアーチェ(CV:植田佳奈)

ユーリ(CV:阿澄佳奈

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