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魔法少女リリカルなのはStrikerS

まほうしょうじょりりかるなのはすとらいかーず

『魔法少女リリカルなのはStrikerS』とは、2007年4月から9月にかけてU局にて放送されたTVアニメ作品である。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の第3期作品。
目次 [非表示]

「魔法少女、育てます。」


概要編集

本作は第1期『魔法少女リリカルなのは』と、第2期『魔法少女リリカルなのはA's』とは色々な点で大きく異なる作品になっている。


  1. 本作の時間軸は前作の10年後の話であり、なのはやフェイトなどの主要キャラクターの容姿や立場などが前2作とは大きく変わっている。
  2. 主な舞台も、前2作は日本の海鳴市(広義の意味での原作である『とらいあんぐるハート』シリーズの舞台でもある)だったが、本作では魔法文明の中心地のミッドチルダに変わっている。それゆえに(狭義の意味での原作である)『とらいあんぐるハート3』に由来する設定の影はほとんどなくなっている(本作以降、原作ゲームの製作元である「ivory」の表記が原作欄からなくなった)。
  3. 本作からの新規キャラクターが多数登場し、「機動六課」に配属された4人の新人フォワード(スバル達)の成長なども描かれている。
  4. 魔法の描写面では前2作とは違い(高速高々度の)飛行魔法が高ランク扱いとなり「飛べない」魔道士が数多く登場する。
  5. 前2作はそれぞれ「1クール全13話」で構成された4:3サイズでの制作・放送だったが、本作は「2クール全26話」で構成された16:9サイズでの制作となっている(ただし、本放送と再放送では処遇が異なる。詳細は下記に記載)。

シリーズでは最後の「地上アナログ放送にて放送された作品」である。また、9年という長い間「TVシリーズにおいてセブン・アークスが関わった最後の作品」でもあった(次作「魔法少女リリカルなのはViVid」ではA-1Picturesが制作を担当し、完全にハイビジョン放送になった。次々作「ViVid_Strike!」がセブン・アークス制作のため、最後ではなくなった)。


2008年10月には本編の3年後を描いたフォワード陣が中心となるドラマCD・StrikerS サウンドステージXが発売された。


2007年本放送編集

2007年4月から9月にかけて、地上波ではテレビ和歌山(和歌山)、三重テレビ(三重)、KBS京都(京都)、チバテレビ(千葉)、テレ玉(埼玉)、TOKYOMX(東京)、tvk(神奈川)のみの放送で、それ以外の「難視聴区域(ぐぬぬエリア)」はCSのファミリー劇場でしか視聴できなかった(のちに2008年6月から12月にかけて同じくCSのAT-Xでも放送)。

本放送では「アナログからデジタルの過渡期」であったため、地上アナログ放送では全局レターボックス状態で放送されており、地上デジタル放送では全局とも額縁放送になっていた。


2012年再放送編集

2012年1月から6月まで「劇場版2作目のプロモーション」も兼ねたのか、テレビ東京系列で放送(地域によって「実質再放送」だったり「本放送扱い」かは異なる)された。

このうち、岡山・香川(テレビせとうち。ただし「A's」は岡山県のみ条件さえ整えてサンテレビが視聴出来れば視聴は可能だった)、北海道(テレビ北海道)、福岡(TVQ九州放送)は「地上波におけるシリーズ初放送」である。大阪(テレビ大阪)は「実質再放送」という点を考慮しなければ「無印」以来の放送実績を持つことになった。

再放送では画面比が16:9サイズのフルワイドになっているうえ(実質「ハイビジョン放送」状態だが、画質はいわゆる「アップコンバート」である)、本放送版から修正されてクオリティが向上したDVD版の映像が用いられている(いわゆる「少し頭冷やそうかが怖くない方バージョン」)が、テレ東規制のためかなのは達の変身など女性の露出度が上がるシーンの一部には、DVD版に存在しなかった追加修正が施されている

なお、次回予告はカットするという(ある意味の)暴挙に出ているが、これは元々「90秒が相場のTVサイズの主題歌」が本シリーズでは一貫してTVサイズの主題歌が110秒程度」である事も関係していると思われる(本放送がUHF局が多く、再放送が民放5大キー局の系列の一つであるため、CMの尺の都合であろう)。


ストーリー編集

「闇の書事件」(魔法少女リリカルなのはA's)から10年後の新暦0075年。19歳になった高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやての3人は、育まれた絆を胸に、それぞれの夢を追うべく時空管理局に所属。一流の魔導師として活躍していた。


そんな中で新たに発見されたロストロギア「レリック」とそれを狙う謎の機械兵器「ガジェットドローン」の出現。「レリック事件」と呼ばれるそれらの状況に対応するため、はやては迅速に対応できる部隊が必要だと思い、ロストロギア関連の任務を扱うための部隊「機動六課」を立ち上げる。


一方、遡ること4年前。スバル・ナカジマは空港火災に巻き込まれた際、なのはによって命を救われる。自身の理想を体現したかのような彼女に憧れたスバルは、満天の星の下、管理局の魔導師になることを決意する。


それから4年経ち、紆余曲折の末に晴れて管理局魔導師として2年の実績を積んだスバルは、訓練校時代からのコンビパートナー、ティアナ・ランスターと共に魔導師の昇格試験に挑んでいた。それを見つめるのは「機動六課」の有望な人材として二人に目をつけたはやてとフェイト、そしてなのは。三人が見つめる中、試験開始を告げるリインフォースII(ツヴァイ)とともに『StrikerS』の物語が幕をあける。


登場人物編集

本作では「担当声優の兼役」が多く、本項では該当キャストを「◎と2人目以降を黒文字表記」で区別する。ただし「本作では兼役はないが、別のシリーズ作品(ゲーム版等)で兼役をした」キャストは「△」で記述する。

なお、特記しない限り「本作では特に台詞がない人物」については割愛した。


機動六課メンバー(隊長陣)編集


機動六課メンバー(フォワード陣)編集


機動六課メンバー(その他)編集


時空管理局編集


ゼスト・ルーテシア関連編集

※以下の登場人物は「ゼストと接点があった人物」である。


聖王教会関連編集


その他の仲間・知人編集

※以下の人物は「StrikerSサウンドステージ01」にて登場。


スカリエッティ & ナンバーズ編集


デバイス編集

※担当声優はEDクレジットにて英語表記になっている




主題歌編集

オープニングテーマ編集


「SECRET AMBITION」

作詞:水樹奈々 作曲:志倉千代丸 編曲:藤間仁(Elements Garden) 歌:水樹奈々


「MASSIVE WONDERS」

作詞:水樹奈々 作曲・編曲:矢吹俊郎 歌:水樹奈々


エンディングテーマ編集


「星空のSpica」

作詞:椎名可憐 作曲・編曲:太田雅友 歌:田村ゆかり


「Beautiful Amulet」

作詞:椎名可憐 作曲・編曲:太田雅友 歌:田村ゆかり

※第26話のみロングイントロ版を使用(一般未発売)。


各話リスト編集

話数サブタイトル
第1話空への翼
第2話機動六課
第3話集結
第4話ファースト・アラート
第5話星と雷
第6話進展
第7話ホテル・アグスタ
第8話願い、ふたりで
第9話たいせつなこと
第10話機動六課のある休日(前編)
第11話機動六課のある休日(後編)
第12話ナンバーズ
第13話命の理由
第14話Mothers&Children
第15話Sisters&Daughters
第16話その日、機動六課(前編)
第17話その日、機動六課(後編)
第18話翼、ふたたび
第19話ゆりかご
第20話無限の欲望
第21話決戦
第22話Pain to Pain
第23話Stars Strike
第24話雷光
第25話ファイナル・リミット
第26話約束の空へ

関連イラスト編集

私は貴方の親友だから雷光一閃!!

StrikerS!実は立ち絵だった何か。


関連タグ編集

リリカルなのは

1期:魔法少女リリカルなのは→2期:魔法少女リリカルなのはA's→3期:魔法少女リリカルなのはstrikers→4期:魔法少女リリカルなのはvivid魔法戦記リリカルなのはforce


機動六課

少し頭冷やそうか 管理局の白い悪魔

ナンバーズ


外部リンク編集

魔法少女リリカルなのはStrikerS[必殺技辞典]

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