メリル・シルバーバーグ
めりるしるばーばーぐ
概要
CV:寺瀬今日子
MGS1:年齢は19歳 身長175cm。
キャンベル大佐と彼の弟(マット)の妻との不倫関係により生まれた娘。
キャンベルはそれを隠すため、表向きは彼女を姪として扱っている。
湾岸戦争で両親を失った為、叔父であるキャンベルの保護を受ける。
祖父母の代からの軍人一家に育ち、物心ついた頃から軍人を目指していた。
兵士としての素質はあるが、経験の浅さや勝ち気な性格の為に窮地に立たされ易い。
MGS1ではFOXHOUNDとともに蜂起した次世代特殊部隊の補欠隊員だったが、蜂起への参加を拒んだために人質となる。
独房に入れられ看守であるジョニー佐々木から服を奪い、そこで出会ったソリッド・スネークとともに行動する。その途中、FOXHOUNDの女性狙撃兵スナイパー・ウルフに狙撃されて重傷を負い、再び捕らえられ、リボルバー・オセロットから拷問を受ける。その後、さらにリキッド・スネークによってスネークへの人質として利用されるも、ソリッド・スネークがリキッドを倒し救出され、彼と共にシャドー・モセス島を脱出した。
なおゲーム内にはプレイヤーの行動で彼女の生死が決まってしまうイベントがある。スネークがオセロットの拷問に耐えた場合メリルは生き残り、耐えられなかった場合メリルは死亡することになる。メリルが死亡した場合、ゲーム後半においてはハル・エメリッヒがスネークのパートナーとなる。なお続編であるMGS2及びMGS4では彼女が生還した方のシナリオが正史となった。また彼女が殺されるルートでも、実際メリルが死亡したかどうかは明言されていない。
事件後、スネークはメリルの元を離れ、更にシャドーモセス島事件に関わった者すべてが左遷させられるなど閑職に追いやられていた。
MGS4ではロイ・キャンベルが自身のコネを用いて復職させ、米国陸軍犯罪捜査司令部(通称CID)の下部組織である、PMC内部監査機関に所属する事となる。need to knowの原則(情報は知るべき立場にある者のみが知らされるという原則)を破り、この時初めて自身の本当の父親のことを知ることになる。
雷電の恋人であったローズマリーとの再婚もあってキャンベルを恨んでいる。
ラットパトロール・チーム01(RATPT01)のリーダーで部下にジョナサン、エド、ジョニーを部下として、アメリカ陸軍特殊作戦コマンド「ARSOC」の指揮下で任務についている。
本人によるとかつてと違い憧れは憧れとして割り切れる事が出来ており、一人前の兵士として部隊を率いている。
しかし未練はあるようで、FOXHOUNDの部隊のパッチを身に着けており、チーム名も新生FOXHOUNDと名乗っている。
北欧ではSOPシステムの停止による影響で死に掛けるも、体内にナノマシンを持たず影響を受けなかったジョニーに救われている。
システムなしでは戦えない兵士が多い中、持ち前の精神力とシステムなしで戦場に立っていた経験から戦線に復帰、スネーク、ジョニーと共にアウターヘイブンへと突入する。
突入したアウターヘイブン内でジョニーに求婚されるも自分のやり方を通すために改めてジョニーに命令口調で求婚、無事にジョニーに受け入れられる。
ケイマン諸島で結婚式を挙げるが、その際にデザートイーグルを預けてキャンベルと和解している。
余談
ラジオドラマ版ではシャドーモセス島での経験はあってもまだ未熟な面があり、スネークの指示を無視するなどをしている。
MGS2では出てこないがサブスタンスのスネークテイルズでは父の意思を継ぐという理由でセルゲイ・ゴルルコビッチと手を組みある国の開発したメタルギアを奪取しソリッド・スネークと戦うことになり、彼女を倒した方法で結末が別れる。
ポリスノーツにも同姓同名の人物が登場しているが赤の他人である。こちらのメリルはザンジバーランド騒乱を経験した元FOXHOUND隊員の刑事という設定がある。
なお、初代MGSでは露出度が高めながら、広い肩幅と逞しい肉体が強調されたモデル、そして男勝りな行動・言動のせいで、一部のファンから「ゴリル」の通称で呼ばれたこともあった。