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ヤンガリーの編集履歴

2018-06-26 19:03:02 バージョン

ヤンガリー

やんがりー

ヤンガリーとは、韓国で制作された怪獣映画。本稿ではリメイク版についても記述する。

(画像はレプティリアン版)


大怪獣ヨンガリ

英語表記はYonggary

日本の怪獣ブームを意識し、1967年に韓国の映像会社極東フィルムが制作した怪獣映画

スーツの造形や特撮部分はガメラを制作した大映が関わっており、子供が活躍するなど昭和ガメラに近い作風なのが特徴。日本のスタッフ等が関係しているのはプルガサリと似ている。


韓国はこれまで怪獣映画を制作したことがなかったことと、予算も限られているためアスペクト比がおかしかったりギミックが丸見えになっていたり技術面では未熟な面が目立つ。

また日本が制作に関わっている為か、韓国軍なのに61式戦車F-104が動き回っているのはご愛敬。


それなりのヒットは飛ばしたものの、韓国国内での知名度は低く、DVDも日本とアメリカしか発売されていない。


またドイツで公開された時は何故か「ゴジラ」というタイトルだった。


リメイク作

2001年にアメリカ韓国の合作で『怪獣大決戦ヤンガリー』というリメイク作が制作された。英語名は『レプティリアン』であり、直訳すれば「爬虫類人」となる。


オリジナルとは異なり、ヤンガリーはフルCGで描かれているほか、サソリゲス (原語名サイコール: Cykor)という新怪獣も登場する。


アメリカ主導で制作されたため、原典の雰囲気は無い。


というか、ヤンガリーもオリジナルのヨンガリとは全く似ていない姿である。


本作の監督は漫画家のシム・ヒョンレで、後に『D-Wars』シリーズを手掛ける事になるなど、韓国における怪獣映画の代名詞は彼…なのかもしれない。


ちなみに、主題歌は作詞が大槻ケンヂ、作曲がザ蟹 (三柴理×塩野道玄)、編曲が大槻氏のグループ特撮である。


ヤンガリーとは

オリジナル版

中東の核実験の影響で眠りから覚めた古代怪獣。身長60m

朝鮮語で竜と怪獣を合わせた言葉と、日本で言うところの「御神渡り」に当たる「ヨンガル」から名付けられた。

頭の角から強力な切断光線を発射し、口からは火炎を吐き出す。エネルギー源は熱で、石油などを口から摂取する。

ロック調の韓国民謡「アリラン」を聞いて踊りを踊るなどコミカルなところもある。

弱点はアンモニアで、これを嗅ぐとかぶれてしまう。その弱点を突かれて漢江に差し掛かったところを特殊なアンモニア粉末を振りかけられて全身がかぶれ、体中をかきむしり血まみれになりながら死亡した。

レプティリアン版

身長が152.4mと巨大である。

オリジナル版とは全く異なり、レプティリアンの名にふさわしく、肩パッドを着けたアギラ似の顔をした竜人といったところだろうか。


宇宙人が地球に配置していた2億年前の生物兵器であり、完全に化石化していた。大気圏外から放たれる蘇生光線により肉体が生成され、息を吹き返した。額にある「ダイモン」という水晶体でコントロールされている。


武器は太い槍のような形状の火球。タイアップしたチキンナゲットのコマーシャルでは、通常の火炎も発射している。ダイモンの影響下にある際はエネルギーシールドも備える。


むしろサゾリゲスの方が、オレンジ色の火球に尻尾からの電撃状の光線と、オリジナルのヨンガリに近い能力を持っている。


ダイモンを破壊された後は突然人間を助け始めたので、これが本来の性格のようだ。水晶体に何かされて大人しくなるのは、竜の逆鱗とは真逆である。


宇宙人がサゾリゲスの敗北後、「ヤンガリーが真の力に目覚める前に逃げないとヤバそうだ」という旨の発言をしており、ヤンガリーにも隠された能力等があるのかもしれない。


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