刀については→毛利藤四郎を参照。
プロフィール
「毛利藤四郎と言います。毛利家にいたので毛利藤四郎です。これから力を合わせてがんばりましょう!」
「主さまのお話を聞かせてください」
「うわぁー、小さい子、可愛いですよね。いや、僕の身長はさておき」
「子供殺法を見せるときがきたか!」
公式Twitterの紹介
粟田口吉光作の短刀。藤四郎兄弟のひとり。毛利家にあったことが名の由来。小柄なことを利用した変則的な戦い方を得意とする。話を聞くことと、(自身の身長はさておき)小さい子が好き。
(公式Twitterの紹介文)
入手難易度
2017年07月25日~2017年08月08日に開催された大阪城イベントで実装された刀剣男士。
これまで同イベントでは博多藤四郎・後藤藤四郎・信濃藤四郎・包丁藤四郎が登場初回は確定報酬だったのだが、毛利藤四郎は「地下50階ボスマスで稀にドロップ」となっており、審神者たちは意表を突かれる形となった。
期間限定鍛刀や常設ステージにも登場し入手難易度が高い刀剣男士はこれまでも複数居たが、イベントステージのみ登場で確定入手のない刀剣男士は不動行光と毛利藤四郎くらいである。
現時点の最難関である7面ステージのレア掘りに比べれば、大阪城イベントステージは敵があまり強くないため周回は容易いが、問題はそのドロップ率。
異様に低く設定されているようで、有志の集計によるとなんと0.07%とされる。
そのため、毛利藤四郎を追い求める審神者からは藤四郎兄弟のツチノコ呼ばわりされることもしばしば。
2017年10月03日~2017年10月18日の大阪城イベントでも同じ条件で再登場したがドロップ率は上がらなかった。
運よく毛利藤四郎を入手できた審神者は大事にしてあげよう。
2017年11月29日~2017年12月13日の大阪城イベントでは地下50階から地下99階のボス撃破で稀にドロップとなって再登場した。運営もユーザーの声を顧みたのか、「10階下りるごとに毛利藤四郎の入手確率が上昇」と改善された。さらに、階層を下る時間を短縮できる課金アイテム「転送手形」「大阪城地下構造図」も実装された。
51階以降は階層を下るごとに敵の強さが段違いとなり、99階ではカンストや極でも一発で重傷にされることも少なくない。「転送手形」を使用すれば道中を飛ばしてボスマスに到達できる為、ドロップ狙いで周回する場合は利用する選択肢もある。
ただし、イベント中で入手できる毛利藤四郎の数はお1人様1振までという制限付き。
以前のイベントで既に毛利藤四郎を入手している場合も、本イベント内で1振までは入手することができる。複数欲しい方はイベントをまたぐ必要があると思われる。
過去イベントよりドロップ率は向上しており、入手に成功した審神者もそれなりに居る様子である。
2018年04月04日~2018年04月17日にも同じ仕様でイベント開催された。
20187月3日より鍛刀で入手可能になったので入手難易度は(過去に比べたら)格段に下がる可能性が有る
性格
主である審神者に対しては「主さま」と呼んで丁寧語で接しており、礼儀正しい物腰の少年。
話を聞くことが好きで、近侍ボイスや長期留守後御迎ボイスでは審神者の話を聞かせてほしいと求めてくる。
子供の見目を生かした「子供殺法」で戦うらしく、戦闘では「子供殺法、股下潜り!」と体格を生かした戦法を駆使する。戦いにおいては負けん気の強さを見せるが、敵大将を目前にした際には「怖くなんて……ないですから!」と自分を奮い立たせる健気な様子もある。
公式の紹介通り「小さい子が好き」
その小さい好きはかなりのもので、畑当番・馬当番・手合わせ全ての内番で自分より小さい子を相手にすると特殊台詞を発する。
大きい相手には普段通り丁寧な物腰だが、小さい子を前にすると一変して「ふぎゃー!」と奇声を発して、ぷにぷにと愛で始める。細かいことに、相手が「極」になっているかどうかでも台詞が変化する。さらに、粟田口の小さい子は「うちの子」と呼んで可愛がっている。
隊長や隊員を任命すると小さい子のお守りや引率を買って出たり、小さい子に対してはお兄さんぶっている様子。
修行見送り台詞では「成長のための旅ですか。小さいままの方がいいと思うんですけど」と言っており、恐ろしいほどブレない。
「小さい子」に認定されているのは以下の刀剣男士。
絢爛図録で身長が判明している者は身長も記載する。
平野藤四郎:132cm
愛染国俊:131cm
前田藤四郎:130cm
秋田藤四郎:123cm
今剣:123cm
蛍丸:120cm
小夜左文字:118cm
なお、135cmと設定されている五虎退が小さい子認定をされていないため、毛利の身長は133~135cmではないかと推測されている。
現代日本の男児の平均身長と照らし合わせると、132㎝が9歳に、118㎝が6歳に相当する。刀剣男士は永い年月を生きた人ならざる存在のため外見通りに幼いわけではないが、身長で言えば毛利の好みは完全にガチである。
他の藤四郎兄弟と同様に手合わせで一期一振と組ませると特殊会話が発生するのだが、「なーんだ、今日の相手はいち兄ですか」と他の兄弟に比べてしょっぱい反応をする。小さい子相手だとあんなにハイテンションなのに…。
が、さすが長兄なのか得意の子供殺法は見切られてしまったらしい。
関ヶ原ステージにソハヤノツルキと出陣すると回想『関ヶ原の両大将』が発生。
毛利藤四郎は、関ヶ原の戦いにおける西軍東軍両方の大将である毛利輝元と徳川家康の元にいた経歴を持っている。
関ヶ原の時には池田家、つまり東軍に所属していたが、回想では少し歴史が違っていたら東西総大将の刀として相対していた可能性に言及する。
「向こうにつきたかったという思いでもあるのかい?」と問うソハヤノツルキに対し「どうでしょう。輝元様は結局出陣しませんでしたから。僕がいても変わらないですよ」と答えており、達観した様子を見せた。
2017年12月19日に日向正宗との関ヶ原に出陣すると発生する回想『西軍の刀たち』が実装。
西軍の中心人物だった石田三成に縁あった日向、西軍の総大将だった毛利輝元に縁あった毛利が関ヶ原に立ち、その頃には既にそれぞれの主の手を離れていた事について語り合う。
毛利は「名前に反して、共通の思い出話はうまくできないものですようね」とここでもどこか寂し気な様子を見せる。日向は過去を惜しく思いつつ前向きな性格で取り直し「でも、別の話ならできるかもしれないね」と返した。