概要
この世界において進化した人類が、彼らを襲う怪物「叫竜」を撃退するために開発した20m級の巨大ロボット。コックピットは頭部で、開閉ハッチは顔面になっている。
女性的なフォルムを持ち、男性と女性のコンビのパイロットによって操縦され、女性が機体のシステム制御を、男性がメインコントロールを担当する。また女性パイロットだけでもある程度操縦は可能とのことだが、負担が大きすぎるために禁止されている。
女性操縦者はピスティル(英語で「めしべ」の意)、男性操縦者はステイメン(英語で「おしべ」の意)と呼ばれる。
コックピットは副座式で、前方に女性がバイクにまたがるような姿勢で、後方に男性が椅子に座るような姿勢で収まる。
機体との同調を開始すると女性パイロットのスーツは操縦系統に変形し、女性パイロットの意識はフランクスに移ると同時に仮面のような機体の顔面部に、人間のような顔が現れる。
操縦が成立するためには二人の乗り手が発するポジティブパルスとネガティブパルスが同調する必要があり、片方だけでも感情が不安定になると動作不良に陥ってしまうことも。
登場機体
本作の顔とも言えるフランクス。ヒロインのゼロツーが駆り、主人公ヒロも同乗することになる主人公機。
青を基調としたボディの機体。実質的にチームのリーダーを務めている。ゴローとイチゴが搭乗。顔面が半分メカクレになっている。二本の短い槍が武器。
ピンクと白のツインテールロボ。ゾロメとミクが搭乗。かぎ爪のついた籠手を装着する。
ぶかぶかのコートを着たようなフォルムの機体。後ろは実はがら空きでエプロンのようになっている。フトシとココロが搭乗。先端に銃剣がつき、リボルバー状のシリンダーを備えた銃砲を武器とする。
白と紫のカラーリングをしたフランクス。紫のバイザーのようなものを装着している。ミツルとイクノが搭乗。両の前腕部に鳥の羽のようなパーツが並んでいる。
- 26部隊量産機
外見は黒基調のシンプルなデザインで、目の部分がバイザーで保護されているのが特徴。複数機が連携することを前提としており、運全機とも外観、スペック、装備とも統一されている。第13部隊との共同作戦において「ボーンバスター」と呼称されているワイヤー内蔵の槍を装備。
9's用に調整が施されたフランクス。面を付けた戦士のような風貌が特徴。
関連タグ
サイバディ エンジンシリーズ:本作メカニックデザインのコヤマシゲト氏が他作品でデザインしたロボット。特にサイバディの「タウバーン」のデザインと「ストレリチア」のデザインはよく似ている。
【これより先、フランクスの秘密に迫る内容が記載されているため 閲覧には注意されたし】
正体
実際は、フランクス博士が叫竜のシステムを流用して生み出された模造品であった。
ストレリチアが宇宙の果てへ旅立ち戦いが終わったのち、地球に残った人類はマグマ燃料を使用しないと決めたため、他の機体はそのまま起動されることはもうなくなり、植物に覆われて朽ちて行った。