そういえば、ここ京都のとある山深くに、日ごろの雑念やら何やら綺麗に取り払ってくれる奇妙なお寺があるとか…
そうだ、集中寺に行こう。
概要
2009年6月27日の放送分を最後に突如新作が発表されなくなり、事実上打ち切りとなった「只今参上!色とり忍者」に代わって2010年2月20日からスタートしたコーナー。
ゲームとしては他に「ウマイム寺」「シンクロナイズドテイスティング」や「山奥〜豚の乱〜」「容疑者Oの変身」の流れも汲んでいるメンバー全員参加型である。
元ネタはJR東海のコマーシャル「そうだ 京都、行こう。」であり、オープニング映像やBGM等がこのCMを意識したものになっているが、2010年7月に岡村が体調不良により長期休養に入ったり、めちゃイケ新メンバー加入などの影響によりスタートから5ヶ月で早くも打ち切りとなってしまった。
コーナー期間僅か5ヶ月(それも参加メンバー全員が集合した回は1、2回程度)というめちゃイケの歴代コーナーの中でも稀有なまでに短命だった事に加え、他のゲームコーナーの様なリズムゲームではなく、イマイチ全体的な盛り上がりに欠けていた事もあってか、めちゃイケの公式からはゲームコーナーとは扱われない事も珍しくなく、番組最終回でも歴代ゲームコーナーを紹介する際に、本コーナーだけは綺麗さっぱり省略されていた。
ただし、それまでとはまるで違う新機軸なゲームだったことは確かであり、「お題にどう答えるのか楽しみ」「間違えた時の答えが笑える」「緊迫感や間のトークが楽しい」と一定の評価は得られていた。
ルール
挑戦者は壁の方を向いて坐禅を組んで待機し、平野和尚(元関取団リーダー・火の竜)にタッチされたものが解答者となる。和尚は基本メンバーの後ろをゆっくりと巡回するが、稀に部屋を斜めに横切る、特定の参加者を睨み付ける、ムーンウォークをする、反対回りに巡回する、あっちこっち行ったり来たりとジグザグ歩きをするなど「コミカルな動き」をすることがある。解答者は目をつぶった状態で和尚に手の上に落とされたものが何かを己の触角と集中力で判断し、3秒(スペシャルでは5~10秒)で答える。基本的には正確な名称を挙げなければ不正解となるが、「しりとり侍」「数取団」「色とり忍者」同様に皆が分かれば正解と認められる。(例:「ナス」→「なすび」、「スクイーザー」→「レモン絞り器」、「ペッパーミル」→「胡椒挽き」、「天狗のお面」→「天狗の面」等)
罰ゲーム
- 答えられなかった場合、和尚に「喝」を入れられ、警策で肩を思いっきり叩かれるが、あまりにもひどい場合は強めに叩かれる(例:「すりこぎ」→「棒」等)。なお正解した場合は次の回当者に移動し、誰かが失敗するまで続けられる。
- ちなみに警策で叩かれることは設定上「罰ゲーム」ではなく「戒め」であるため、叩かれた後は「ありがとうございました」や「すいませんでした」などと感謝するのがお約束である。
メンバーと成績
- 岡村隆史 (1勝5敗)
- 矢部浩之 (2勝3敗)
- 濱口優 (6勝1敗)
- 有野晋哉 (3勝0敗)
- 加藤浩次 (6勝3敗)
- 雛形あきこ (5勝1敗)
- 鈴木紗理奈 (2勝1敗)
- 大久保佳代子 (5勝1敗)
- 光浦靖子 (6勝1敗)
- 武田真治 (5勝1敗)
これまでに出たものと不正解の例
不正解は括弧内に表記する。
- すりこぎ(不正解:棒 by矢部)※1
- iPod(不正解:ナイフのふた by矢部)※2
- ピスタチオ(不正解:マカダミアンココナッツ by矢部)※3
- スクイーザー(不正解:ギューンてやるヤツ by岡村)
- ペッパーミル(不正解:コショウ、あの、こう)
- 網タイツ(不正解:サッカーボール入れるヤツ)
- ピューラー(不正解:マーンてやるヤツ by岡村)
- 泡立て器(不正解:フンワリさせるヤツ by武田)
- マトリョーシカ(不正解:こけし by岡村)
- 黒ひげ危機一発(不正解:タンバリン)
- ヌーブラ(不正解:コンニャク by岡村)
- クロックス(不正解:スリッパのあのヤツや by濱口)※4
- パプリカ(不正解:ナシ、ナシだぁ byJOY)
- カチューシャ(不正解:あの、こう、こうするヤツ by岡村)※5
- ティラノサウルス(不正解:鬼の金棒 byJOY)※6
- リール(不正解:ローラースケート byクリス松村)
- ドアノブ(不正解:コショウ入れ by久本雅美)
- フラワーロック(不正解:花の…ヤツ by篠原信一)
※1.前述の通り答えがあまりにもひどかったので、強めに叩かれた。
※2.「家電オンチ芸人」らしく当時持ってないし使い方も知らなかった模様。
※3.マカダミアナッツとココナッツの造語?
※4.この後叩かれる寸前、背後でたまごっちの呼び出し音が鳴るというミラクルが起きた。
※5.女性モノ(ピューラー・ヌーブラと今回)で3連敗したため、武田からは「そういうモノに関心がないせいでモテない」と言われた。
※6.連れてきた和尚本人が責任を持って戦わなければならなくなったが、ビビって何もできずに逃げた。