正式名称は「単位上等!爆走数取団」
概要を夜露死苦!
前身となった企画「七人のしりとり侍」における罰ゲームが、イジメを助長させる内容だと抗議され打ち切りとなった事により、1年後の2002年6月からスタートしたのが当企画である。
放送されるや否や、10代前後の若者を中心に数取団現象(と言う名のブーム)を巻き起こす程の人気企画となり、お台場冒険王で出展されたアトラクションには累計100万人を超えるお客さんが押し寄せる程当時の数取団人気は凄まじかった。
しかしそんな脂が乗り切っていた2006年7月頃、レギュラー参加者の1人が星になってしまう事件が発生した事もあって企画は打ち切り、6年弱の歴史に幕を下ろした。
その後、基本的なプロットはそのままに『色とり忍者』『集中寺』『めちゃギントン』等の後継企画が登場したが、シンプル且つ奥が深いゲーム性は今尚多くの人を虜にしており、YouTube等の動画サイトにおいて数取団を再現した動画が数多く投稿されている。
そしてめちゃイケ最終回を約4ヶ月後に控えた2017年12月2日放送分のスペシャルにて約11年ぶりに復活。 当時の視聴者たちを湧かした。
ルール説明の方、夜露死苦!
最初にぶんぶんぶぶぶんと数取団全員で唱和し、ゲームスタート。
その後に「バイク」などのお題を出す。そして次に控えている人はお題にあった数え方(単位)で答えを返す(バイクの場合は「1台」と答えればOK)。
その後はまた全員でブンブンと言い、答えた側の人間が次に控えている人にお題を出す…の繰り返しを誰かがミスするまで続ける。
【例】
ブンブンブブブン→バイク→ブンブン→1台→ブンブン→サングラス→ブンブン→2個→ブンブン→不良→ブンブン→3人→ブンブン→牛→ブンブン→4頭→ブンブン→モーニング娘。→ブンブン→5組・・・と誰かがミスをするまで延々と続く。
出されるお題は「りんご → ◯個」と言う簡単な物から、「タンス → ◯棹」等難しいモノまで非常に多岐に渡っており、正しい数え方を覚えているか否かで勝敗が決する。
同じお題が続く中で別のお題を出して混乱させる「ブッコミ」や早口言葉系のお題で噛んでアウトにさせる戦法も存在する。
また1文字のお題はわかりやすいアクションをつけることが恒例になっており、あまりのおかしさにジョニーがギブアップする要因になる。またその亜種で「チョップ」はテンション高く言うため「あちょー」「ホアター!」など叫び声になることもしばしばあった。(チョップとみなしてセーフ)
だが、極稀に「江頭 → ◯時50分」や、「目やに → ◯ヤニ」等、本来の数え方では無い単位が正解と言う不思議な現象が起こったりする。 これは数取団が誰よりも美しい数え方を追い求める集団と言う設定の元なされている特別ルールである(但し、美しいかどうかの判定は多数の同意が無いと認められない)。
第6回目までは数取団メンバー7人だけでゲームをしていたが、第7回からは「兄貴」と呼ばれるゲストが登場するようになり、事あるごとに罰ゲーム執行人であるいじめっ子集団にボコボコにされていた(詳しくは後述) 。
並び順は翔→優→拳→ミッキー→光→ジョニー→ジミーの順で、ゲストはミッキーと光の間に入る事が多い。 但し人数が多い場合はジョニーとジミーの間か優と拳の間に入る事もある。
ゲストがコンビで来た場合や、人数が多かった場合のみ「2ケツルール」が適用される。
これは「数取をする役」と「お題を出す役」の2つに分かれ、普段1人でこなす事を分担作業で行う特殊なルールとなっている。
負けた際の罰ゲームは「連帯責任で2人ともやる」が基本であるが、一部の回では「ミスをした人のみがやる」例外も存在した。
アウトになる事例
ゲーム中において、答えられない・数や単位を間違える・上手くお題を出せない・お題や答えを途中で噛む・掛け声を間違える( 「ぶんぶん!」を余計に付けてしまうなどのミス、「ぶんぶんオーバー」と呼ばれる)・意味不明なお題を出す・答えをごまかす・ゲーム中にふざける等をやらかしてしまうとミス扱いとなる。
またしっかり答えられたとしても、お題に最も合った美しい単位を言わなければミス扱いとなる場合も存在する(例えばワインは、本来の数え方である「○本」では無く「○年物」が正解となる) 他、ゲーム中に勝手に流れを止めた際にその行為が不当(間違えたと誤認したり、呼び捨てにされる等お題が気に入らない等)と見なされた場合もミス扱いとなる。
尚、数取に失敗すると、下記の集団がお仕置きにやって来る。
ライバルの「関取団」を紹介するんで夜露死苦!
数取団のライバルであるいじめっ子集団で、当企画における罰ゲームを担当する。
元力士の火の竜をリーダーとする力士7人で構成されており、ゲームの敗者は火の竜と相撲を取らなくてはならない(名前の由来は、不良のツッパリと相撲の突っ張りのかけたシャレらしい)。
火の竜以外の6人は、基本的には只ボケ~っと突っ立ってるだけで特に何もしない(初期の頃には不意打ちで攻撃する事もあった)が、時たま指名が入ったり、リーダーがピンチの際は試合をする事がある。
前述にある通り、「しりとり侍」の制裁がリンチと騒がれた事を受け、今回は一対一の「スポーツマンシップに則った平等な罰ゲーム」を謳っているが、実際の制裁の様子を見てみると…
実際の相撲では禁止されている技(例:膝蹴り、頭突き、ジャイアントスイング等)や、セットに落ちている凶器を当たり前の様に使ってくる。
倒した相手をドラム缶や一輪車などに押し込んだり、ワザと蹴りつけたり、踏み付けたりと徹底的に甚振る。
同じ力士やプロレスラー等の格闘家相手には手下の力士達を総動員したり、女性格闘家の場合はセクハラ紛いな技を繰り出す等、卑怯な戦法を平然と使う。
等、スポーツマンシップのスの字も無く、やってる事は正直前身企画の制裁要員であった野武士軍団となんら変わりない。
しかし罰ゲームが原因で企画は終わらなかった為、恐らく「苦情ゼロ!」だったと思われる。
何でだろう?
(敗者、罰と言った表記ではなく、ツッパリ:○○(○試合目)という表示であくまで勝負として扱ったから苦情は抑えられたという説がある)
そんな最凶のヒール役である彼らだが、決して無敵と言う訳では無く、横綱である武蔵丸と戦った際は圧倒的な力量を前にして敗れたり、飯島直子は火の竜が彼女のファンだった事もあってワザと負けたり、雛形あきこは火の竜にビンタして戦意喪失させたり、関ジャニ∞に至っては数の暴力で関取団全員を涙目敗走させた事もあった(この際、同じ事務所の大先輩を押しのけた事もあって、彼のファンが関ジャニ、特に横山に対して激怒、関ジャニ派のファンとの間で一悶着が起こったと言う裏話が存在するらしい)。
また直接勝負して勝った訳では無いが、和田アキ子はゲーム終了時に火の竜を呼び出して恫喝、“芸能界の女番長”を前に流石の彼も恐怖を抱いたのか「すいませんでした」と謝る等終始萎縮していた。ちなみにこの回、本コーナー開始から今まで喋らなかった火の竜が初めて喋った回である。
最終回ではくっきーが火の竜と力比べしてる隙に水ビンタの奇襲にうってでた。
くっきーが先攻で火の竜に一撃かました後、後攻の火の竜による水ビンタ…ではなく勢いあまって桶を投げ飛ばしてしまい、桶びんたをくっきーにお見舞いした。
俺達のツッパリ魂「男の勲章」の説明も夜露死苦!
一定数負け越すと、「男の勲章」なる物が関取団の張り手で張り付けられる。
㊙と書かれたシールの下にヤバい情報が存在するらしく、貼り付けられたメンバーと兄貴が戦々恐々とする様は、数取団において楽しい風物詩の1つであった(但し写真の中身については視聴者に一切公表されない。 只反応を見るに週刊誌にスッパ抜かれた写真であろうと思われるので、一種の楽屋ネタである)
数取団メンバーは5敗目・10敗目・20敗目以降の10敗毎に、ゲストは3敗した時点や最終戦で敗北した場合に張り付けられるが、まれに貼り付けられないケースもあった。
レギュラー7人が5敗目に張り付けられた写真は目に黒線が引かれた人物写真で(元カノなどが写っていたらしい)、20敗目には関取団により「スモウライダー」に改造される。
尚このコーナーの終了は数取団メンバーが全員改造された時とされていたが、メンバーの1人が星になってしまった事により企画が打ち切られた為「栄光の七人スモウライダー」 の絵を拝む事は残念ながら叶わなかった。
数取団メンバー紹介するんで夜露死苦!
数取団メンバーは総長の翔と乱闘生と呼ばれる6人の計7人で構成されており、最終回では1人減り3人追加された9人体制となった。 暴走族(と言うか氣志團)っぽい格好をしており、コンセプトの1つであるツッパリの感じは良く出ていた。
また、リーゼントやパンチパーマといったズラも着けており、サングラスや鉢巻を着用しているメンバーもいる。
オリジナルメンバー
数取団初代突込総長 翔
(演:矢部浩之)
「数取団初代突込総長やらしてもらってる翔だけどォ!」
成績/通常放送:8試合/番外編:0試合/最終話:1試合/通算:9試合
数取団初代突込総長。
名前の由来は、氣志團のメンバー「綾小路翔」からだと思われる。イメージカラーは赤。
そんな彼の仕事は、数取団メンバーをまとめたり兄貴ゲストをフォローしたりイジったりする事。要するに何時ものやべっちである。
総長と呼ばれるだけあって、お題に対する回答は非常に安定しているが、ブッ込みの質も色んな意味で安定している。 良く言えば初心者向け、ちょっとキツく言えば保守的である。
しかし、「お箸」を◯膳と答えられなかったり、一度答えたられたハズのお題の答えをミスったりと、時たま隠れたプッチなおバカが目を醒ます時がある。
また「インターネット」、「ツイッター」等IT関連等のお題が最大の天敵であり、通称「日本一のアナログ芸人」でもある。
関取団と試合をした後は、小林幸子が1/10の確率で出現、1/100の確率で有名漫画家に変身して独創的な絵を描いたりする。
尚、一部特別ルールがあった為、「数取りの成績は乱闘生の中では2位」だが、「成績トップのジョニーよりも相撲を取っていない」変わった立ち位置にある。また、乱闘生のお笑い芸人の中では唯一10戦目の「男の勲章」を貰っていない。(しかし、フジテレビの倉庫に翔のマル秘写真があったため、お蔵入りになった回で10敗を喫したと思われる。)
更に、乱闘生の中では唯一1回の放送分で1敗以上の敗北をした事が無い。
迷える狂犬→子連れの狂犬 拳
(演:加藤浩次)
「可笑しいだろぉ!!!(怒)」
成績/通常放送:16試合/代理:1試合/番外編:0試合/最終話:1試合/通算:17試合(代理含:19試合)
数取団の子沢山な狂犬。
名前は、加藤が出演していたドラマ「人にやさしく」の登場人物から取られている。イメージカラーは紫。
自己紹介の際には、「呆れる程にぃ!」や「UFOは居る!!」等、割かしどうでも良い事を叫んでいるが、時たま「セルビア・モンテネグロ」等本人にとってはシャレにならないネタを披露する時も色々あった(このネタは加藤がスーパーサッカーの取材でドイツを訪れた際、俗に言うアレなお店で楽しんだと言うエピソードである)。
相方である光が良くボロ負けする事もあって影に隠れがちだが、数取における彼の戦績は正直言ってよろしくない。 その際たる例として…
- ミスその1:さいずてっぷぷすてっぷ(「ダンス」→「セブンステップ」と答えるつもりだったが噛んだ)
- ミスその2:ブンブン!ブーン! (ブンが1個多い)
- ミスその3:優「絆創膏!」ブンブン!5個! (正解は5枚)
- ミスその4:凡ミス厳禁なんでよろしくー! → せーの!ブンブンブブン! → あっゴメン考えてない…(問題外)。
等の信じられないミスを繰り返した結果、関取団との試合は驚異の17回を記録。 これは数取団7人の中でワースト3に入る程の戦績で、代理を含めた試合数は19回にも及んだ(因みに数取団では戦績20回を超えるとスモウライダーに改造され、人だかりのある町へと放り出される罰ゲーム企画が存在しており、後1回負けたら彼もそんな目にあっていたかもしれない状況に陥っていた)。
また第3回冒頭の時点では、数取率が最低の56%にまで下がる等、見るも無残なボロボロステータスにまで落ちぶれていた。
しかし余計な事を言って関取団と試合したり、八百長を指摘しただけで試合をさせられたりするなど理不尽な理由で罰を受ける事も多かったので、大人しくしていればもう少し健闘してたのかもしれない。でも当時は狂犬だったからしょうがないね。2017年の真の最終回では相方の代わりに数取部長代理を行った。
三度目の中三 優
(演:濱口優)
「うわぁー!すいません!!」
成績/通常放送:12試合/番外編:1試合/最終話:0試合/通算:13試合
バカと呼ばれてうん10年な数取団メンバー。イメージカラーは緑。おそらくレギュラーメンバーの中で唯一本名で参戦していると思われる。
自己紹介の際は「数取団乱闘生の〜、ミャ〜さるだけどよぉ〜」或いは「マッスわ〜るだけどよぉ〜」と、自分の名前を思いっきりデフォルメして言う他、自身の近況を報告し、濱口の家族の言動に対して「バカヤロー」と叱責するのが定番である。(しかし、ある回の挨拶で「優〜(抜き打ちテストの結果が悪いから)勉強してきなさい」と言われたときは「そうしようと思います」と言った。)
見た目もやんちゃな中学生っぽくて、歯が一本抜けてる等マンガに出てくるバカをそっくりそのまま現実にした様な姿をしている。なお、着用しているTシャツはめちゃイケテストで濱口自身が書いた三角水(すい)のイラストである。
しかし、その見た目とは裏腹に数取の成績は結構良く、試合数は番外編や最終回を含めて13回である。
これは数取団メンバーの中でトップ3に入る好戦績なので、かなり強い部類に入ると言える(前の翔がそんなにブッ込まないからとか無粋な事を言ってはいけない)。
また、試合する相手に対して「ビビってんじゃねぇぞ!」と煽るのも大体この人の役割である。
しかし、いざ自分が試合をするとなると烈火の如くビビリまくる。その際、顔が汚れた様が我修院達也に似てるとネタにされたが、本人はほぼ否定している。
相撲に負けて学ランを脱がされると「寒い!!」とリアクションを取り、ミッキーらが「とっても寒がりで~」(尾崎豊のOH MY LITTLE GIRLのワンフレーズ)と歌いながら学ランを着せるのがほぼ恒例のネタと化していた。 これの派生版として、Tシャツも脱がされた事もあり、「ホントに寒い!!」と絶叫していた。
ちなみに、「めちゃイケシュウ活プロジェクト」の中で行われたテスト企画でも廊下でバイクに乗りながらこの格好で登場した。
地味な大巨人 ジミー
(演:有野晋哉)
「おはし膳だと思う人〜?」
成績/通常放送:13試合/番外編:0試合/最終話:0試合/通算:13試合
地味だからジミーと言う、何とも言えない名前を頂戴している数取団メンバー。イメージカラーはグレー。なお、レギュラーメンバーでは唯一角刈りのカツラを着用している。
自己紹介の際でも自分の存在感の薄さに対して「アカンアカン!」と自戒する。(結婚後は「俺から嫁へ関白宣言!!」と言うが、気弱な発言をして定位置に戻る。)
数取の戦績も可も無く不可も無くという感じで、試合数も13回と至って普通。
これは7人中第3位の戦績、つまり相方と同列と言う事になるのだが、これでも地味に聞こえるのが不思議である(因みに番外編がなければ、優の方が試合数が少なかった為格段凄いかと言われると実はそうでも無かったりする)。
そんな彼だが、ピンクを「電話」と答えたり、和歌を「◯人」と答えたりする等時たま笑えるミスをする事があった為、地味でこそあるがキチンと爪痕だけは残している。
有野は『しりとり侍』や『数取団』は武田の前に配置されていたので負けが多かったが、『色とり忍者』以降は極端に負けが減っており(『色とり忍者』と『めちゃギントン』ではそれぞれ2回)、色とり忍者では武田と、めちゃギントンでは岡村と並ぶゲストにとっての脅威となった。
ちなみにレギュラーメンバーでは後述の光を除くと唯一番外編・最終回で負けたことのない乱闘生である。
伊集院家の星 光
(演:山本圭壱)
「レ〇プに遭いました…w」
成績/通常放送:37試合/番外編:0試合/最終話:不在/通算:37試合
めちゃイケの踊れるブタであり、いるだけで面白いと称される数取団メンバー。イメージカラーは黄色。
本名は「伊集院光」で、 「すいませんが〜(その後に「奥さん」と来る事が多い)」で始まる至極どうでも良い事を、さも重大な事柄の様に話す自己紹介がウリだった。
難しいお題の単位を公平にジャッジする「数取部長」を担当している等、所謂数取のエキスパートの様な扱いをされている一方で、お題を出せない・答えない等の凡ミスをする事が多かった。 以下がその最たる例である。
- 凡ミスその1:業務上過失致死と長いお題を出すが、メンバーと橋下徹に躱され、小泉内閣から始まる〇〇内閣シリーズを前に2連敗する(正解が「第X次」と分かっているのにである)
- 凡ミスその2:ドラえもんを人と誤答(ゲストは新庄剛志)。
- 凡ミスその3:ラムズフェルド国防長官をラムズフェルドバクチョーチョーカンと噛む(ゲストは薬丸裕英) 。それに加えて「柿食う客」を同じ回で何回も噛んで敗北した事も。
- 凡ミスその4:トリビアと言うお題を泉と誤答(正解は「ヘェ〜」(ブッコミランキングでは「ネタ」になっていた。))。
上記の自殺点に加え、彼はゲストである兄貴の相手をする事が殆どだった為、試合数が他のメンバーと比べて圧倒的に多く、 レギュラー放送中に行った試合は何と37回にも及んだ。
当然この回数は、数取団メンバーの中ではブッチ切りのトップであり、前人未到のワーストワンを記録している。
兄貴にブッ込まれる度に関取団(主に火の竜)から相撲とシバキを食らった後、浅香光代や桂ウスラ師匠になったり、ベルトを壊されパンツ一丁の姿にされたり、一輪車にブチ込まれて帰らぬちゃんを待ち続け、関取団から育毛剤や高そうな物を男の勲章としてプレゼントされたり、挙げ句の果てには正義の味方「スモウライダー」に改造されたりもした。
とは言え、数取率自体は全体的に見ても最初期の拳やミッキー程低くは無く、スモウライダーに改造されて以降は意外な事に80%を割る事は一度も無かった(但しコーナー冒頭の自己紹介の部分での記録に限る。第1回終了時点での数取率は75%で、氣志團をゲストに迎えた第33回では92%と誤記されていた)。
因みに概要の項に書かれていた、星になったメンバーとは彼の事である(星になった理由については「山本 消えた 何故」で各自ググって下さい)。
とある数取団のエピソードに「星になっちまった優」と言う回が存在するのだが、この時はまさか自分が星になっちまうとは思いもしなかっただろう。
孤高の美男子 ジョニー
(演:武田真治)
「俺もうほんとダメだぁ…(笑)」
成績/通常放送:7試合/代理:1試合/番外編:1試合/最終話:2試合/通算:10試合(代理含:11試合)
男前でサックスが得意な数取団メンバー。自己紹介の際にサングラスを外しながら「奥さん」から始まる少々淫靡な台詞を吐くなど、所謂マダムキラーの側面が強い(但し初期の頃は至って普通の自己紹介をしていた)。イメージカラーは青。
長年スベり知らずとして名を馳せていたが、最終回で盛大にスベってしまった(その後、終活の一環で当企画が再開した際には往年のスベり知らずを復活させた)。
通常放送において7回しか負けておらず、成績は乱闘生の中でも堂々の第1位と言う数取団最強の男である。(一時期数取率が最高の98%を保っていた。)
どんなブッ込みが来ようともスイスイ受け流し、鬼の様なブッ込みを華麗に決めるその様は「流石ジュノンボーイ」と言わざるを得ない。因みにその力の根源は、毎日の予習にあるらしい。光が一度「ご飯」で勝利した事もあって「ご飯」攻めをする事が多かった事もありブッ込みがショボいと言うのもあるだろうが(但し、全くと言う訳では無く 「アルコール」や「ファイト」、「業務上過失致死」等の難しいブッ込みもしており、「江角マキコ」や「ドラゴン」、「ラズベリードリーム」等で落としている)。
そんな彼の弱点は、仲間である数取団メンバーの「一文字お題」 で、「屁」や「矢」の集中砲火を受けると次第に耐えきれなくなり、吹き出してゲームオーバーとなってしまう。
また、本人が生真面目な性格である為か、上記の「ドラゴン」は答えられずに敗北した(漫画やアニメでは大体「匹」か「頭」が正解だが、架空の生き物と反論していた為、どう答えて良いか分からなかった様子)他、「ラズベリードリーム」は本人が分からなかった為に誤答をしてしまう等、世代じゃないお題は意外とダメな様子。
更に事務所の先輩や相棒である元カノ、さらには妖精が弱点となることもあるらしい。
その為、「数取りの成績はトップ」だが「相撲の対戦数は2番目に数取りの成績が良い翔よりも多い」変わった状況に置かれている。
本名・三木聡 ミッキー
(演:岡村隆史)
「鉄の味がしたぜぇ!」
成績/通常放送:15試合/番外編:1試合/最終話:2試合/通算:18試合
ちっちゃいサル顔の数取団メンバー。イメージカラーは黒。オリジナルメンバーで唯一サングラスを着用していない。
本名「三木聡」で、元ネタは「刑事ヨロシク」のミッキーである。
彼だけ自己紹介の時、クラクション音が鳴り(他のメンバーはバイクをふかした音)、時折噛んだりスベったりする。バイクに乗っている時以外は、とにかく動き回っている。
関取団との試合数は全18回と全メンバーワースト2位の戦績であるが、通常放送限定であれば拳の方が試合数が多いので、ある意味本番に弱い人と言えるかもしれない。
小さいが故に投げられた際の迫力が段違いで、ダイナミックにぶっ飛ばされて痛い目を見るのがお約束である。 その際カツラでも取れよう物ならたちまちキアヌ・リーブスや桂小ウスラ師匠に様変わりする。
そんな愉快な彼の後ろに控えているのが何を隠そう、番宣や数取団参加を楽しみにやって来たゲストの兄貴達で、まだゲームに慣れていない彼らに容赦無くブッ込みをキメて関取団への試合に持って行くのが、ミッキー最大のお仕事である。
つまり彼は兄貴達が最も恐れている男であり、スタッフと視聴者を喜ばせる立役者であると言えるかもしれない。
最終回で加入した新メンバー
優の大舎弟 淳士
(演:淳士)
「無視してやりやしたァ!!」
成績:0試合
優の舎弟と言う設定の新規メンバーその1。イメージカラーはオレンジ。
背丈が尋常では無い位にデカく(187cm)、前かがみになっていないとカメラに収まらない程だった。
初登場ながらも「ランウェイ」でブッ込みを決める等、それなりに活躍した(因みに単位は「○m」)。
芦屋のボンボン 福徳→ヘび次
(演:福徳秀介)
「『ジャルやるっ!』終わらせたのはワシじゃ!」
成績:0試合
新規メンバーその2で、サングラスをかけている。イメージカラーは水色。
初参戦だが「メガネ」からの「メガネ屋さん」と言ったブッ込みを披露した器用な人。
初登場時は「福徳」だったが、再登場した際は何故か「ヘび次」になっており、通り名が2つ存在する。
本人いわく、このキャラは視聴者からのウケがよかったらしく、彼のめちゃイケにおける当たり役の1つとなったようだが、最終回があと3回まで迫っていたこともあり、輝いた瞬間星になる哀しい結末を迎えた。
吹田市長の子 みなみ君
(演:後藤淳平)
「フィ〜♩」
成績:0試合
新規メンバーその3、演者である後藤の持ちネタ「みなみ君」に扮して登場。 イメージカラーは水色。
聞き取り不可能な喋り方で終始ふざけたキャラだったが、相方と同じく数取の成績は良かった。
一度お題の答えをミスり危うくアウトになりかけたが、お題を出した人間が彼よりふざけていてたので難を逃れた。
余談だが、後藤は上記の星になったメンバーとの再会企画の際にこの扮装をさせられた為、ソレにOKを出したスタッフに怒りで震えていた様子(本人は「探し出す」とまで言っていた)。
兄貴・姉貴(演:ゲスト)
成績:93試合
第7回から登場するゲストの総称である。
基本設定は数取団を卒業したOBとなっているが、現役数取団(主にミッキー)にブッ込まれて関取団にボコボコにされるのがお約束となっており、全勝を達成したのはたったの4人だけである。
名前横の表記について
×:全敗、◎:全勝、㊙:男の勲章受章(全敗を除く)、△:光ブッコミ成功、◇:3敗以上(全敗を除く)
2002年
「嘘!?ボカしてボカして!」
記念すべき初兄貴。
数取団のファンである息子のためにキャラ作りまでしたが、メンバーに「次何来んの?」「(お題)変えないで」と交渉したり、ゲーム開始時に「もう1回考えさして」と止めたり、最終ゲームでミッキーと順番を入れ替えたりとやりたい放題を敢行。いきなりゲスト初の全敗を喫し、男の勲章を頂戴するハメになった。
海砂利水魚改め くりぃむしちゅー兄貴(有田哲平、上田晋也)△(5勝1敗:有田・上田両名共)
「くりぃ〜むの兄貴って確信犯的にバカにしてんだろ!」
海砂利水魚から改名したばかりのくりぃむしちゅー2人が参戦、コンビで登場した事もあってか初めて「2ケツルール」が適用された(この回で2ケツの理由は「この前の憲武兄貴が思いの外出来なかったから」)。この回では相撲はしくじった方が取る。このルールの影響でそれぞれ5勝1敗ずつとかなりの成績を叩き出した。
試合の際、上田は投げられた拍子に頭から地面に突き刺さり、有田はアゴを執拗に責められる等散々な目に遭った。だがその一方でジミーと光が男の勲章を貰う等波乱の展開となった。
元・あっぱれ隊(芸歴15年)内山兄貴△◇(3勝3敗)
「俺、今ンところ数取団パーペクトで見てるから!」
デブキャラで売り出すに恥じないほどの恰幅のいい体をしており、関取団の対抗馬として招集された。
だが数取団からの扱いは相当雑で、終始「お前なんぞ相手じゃない」と言わんばかりのナメられ態度を取られていた。 そのせいか関取団にも勝てなかったが、一応光へのブッ込みは成功した他、戦績は3勝3敗とまぁまぁの記録。
なお内山信二は、「しりとり侍」から始まるゲーム企画に全て出演した数少ない皆勤者である。
メジャーからの逆輸入 新庄剛志兄貴(現・北海道日ハム組 新庄剛志兄貴)△(4勝1敗)
「違う違う、13ヤニ!」
言わずと知れた野球選手。初登場時はサンフランシスコ・ジャイアンツに所属しており、後の総集編に出た際は日ハム所属となっていた。
現役アスリートとはいえルール上負けたら相撲を取るという約束でゲームをし、本人もそのつもりだったが結局「待った」が入ってしまい、代わりに中嶋Dが罰を受けることとなった。
因みに光は新庄兄貴から結構理不尽なブッコミを受け数取団メンバー達からも味方をして貰えない等散々弄ばれた挙句、男の勲章(10敗目)を貰うに至ってしまった。
海老名美どり組(林家組系) 峰竜太兄貴△(2勝2敗)
「俺もね、何気無く受けちゃった…w」
俳優としてでは無く人気司会者枠で登場。 上記の通り何とな~くで来てしまった為、ゲーム開始時に若干ヘタったが、「離婚」や「山林」でブッ込む等数取の腕前は確かだった。
尚この回では珍しく数取団の挨拶が無く、兄貴だけが自己紹介を行なっていた。
スマスマ出身 マー坊兄貴(中居正広)×(3敗)
「僕は来たくて来たわけじゃないですしィ…」
中居が主役の企画『日本一周の旅』内のイベントとしてぶんぶんパーティが開催された。 ただしやって来たのは中居本人では無く、彼が演じるスマスマのコントキャラであった(但し殆ど素の状態であったが)。
本人はやる気十分だったものの、結果は木梨兄貴以来の全敗。男の勲章を頂戴する醜態を晒してしまった。
2003年
ドラマ界からの贈り物 東幹久兄貴㊙(3勝2敗)
「バシャバシャ行こうぜ~!」
トレンディ俳優の代表格として参戦(但し本命はドラマの宣伝だった)。
成績は3勝2敗と勝ち越しだがM字開脚された際にズボンが破れてしまい、パンツと男の勲章2つを晒す事となってしまった。
男の勲章の中身は兄貴の元彼女の写真で、お相手は「そこ手出したンすか?」レベルの超実力派女優らしく数取団を驚愕させた。
もしもツアーズ組 セイン・カミュ兄貴△5勝1敗
「ポン酢ゥ!!」
英会話のツッコミ王が参戦。アメリカ人だが意外にも得意分野は「和風」で逆に「洋風」は苦手としていた。成績は5勝1敗と勝ち越しており、この回でミッキーは男の勲章(10敗目)を貰った。
光が「ハウマッチ?(値段はいくらですか?)」と言うお題を出したが、お題では無く質問だったので悪ふざけと見なされ罰ゲームとなった。
新・仁義なき戦い/謀殺 高橋克典兄貴△㊙◇(3勝3敗)
「言いたい事言ったから大丈夫っすよ」
大阪のインテリヤクザが数取団に参戦!。とは言え本音は只番宣がしたいだけだったので、本人はやる事やったらとっととトンズラするつもりでいた。
逃げようとした報いなのかは不明だがボロッカスにやられてしまい、嫌がっていた相撲を取るハメになったが、同時に拳も10敗してしまい、2枚目の男の勲章を授与された。
本名・宍戸江利花 アジャ・コング兄貴(4勝2敗)
「このコーナーって男が出るコーナーじゃねェのか?」
初の女性ゲストだが兄貴表記で、本人もその扱いには苦言を呈していた。 だが成績は4勝2敗とかなり奮闘した。
現役レスラーとは言え力士には敵わなかったのかメッタメタにブチのめされた挙句、尻をドラム缶にねじ込まれてしまった。
実はだいぶ先輩 爆笑問題兄貴(お笑い第三世代 爆笑問題兄貴)(太田光、田中裕二)(太田:4勝2敗、田中:5勝1敗)
太田「ギャアアアアアア!!!」
田中「あぁっ!ちょっと待って!!お前それ最後のラスイチ!!!」
田中兄貴はマッチ風の恰好、大田兄貴は何故かピエロの姿で登場。ゲスト初の別々でゲームを行ったが上記の通り両名共勝ち越している。
この回でふざけ過ぎた太田兄貴は(自身が負けていないのに)持ち上げられた後にドラム缶へとブチ込まれ、田中兄貴はキ○タマをグリップされた。 その裏で、翔が男の勲章(5敗目)を貰っていた。
妖精的弟分(吉本新喜劇組)藤井フェアリー隆㊙◇(2勝3敗)
「生まれたてだよぉ~♪」
その名の通り、天使の恰好で登場。
ブッ込みを「フラッシュ」と独自にアレンジする等、本人はその役になり切っていたが、乱闘生たちからはイロモノとして見られており、関取団に投げられた際には「鳩の死骸」と言われる等ぞんざいな扱いを受けた。
元・シブがき組 薬丸裕英兄貴△(5勝1敗)
「どう言う関係があるのコレ?」
「はなまるマーケット」からの刺客、オープニングで光・ミッキーと共に「100%…SOかもね!」をバックに踊る等アイドル時代の輝きを存分にアピールした。
唯一のミスはミッキーのダイヤに対して「◯カラット」と単位は合っていたが、数字を言い忘れるという言い訳のできないミスであった。
数取の戦績は非常に良く、この回に置いてついにジョニーが男の勲章(5敗目)を頂戴してしまった。
スターにしきの(54歳)錦野旦兄貴△◇(2勝3敗)
「お前達バカにしてんな?」
スターだけど何故スターと呼ばれてるかイマイチ分からないスターが数取団に参戦。OPにおいていきなり爆竹を使い登場、乱闘生は勿論の事相撲の際にも使った為火の竜が激怒。君と僕とで命の限りジャイアントスイングをお見舞いされた。
またこの回で光は20敗でスモウライダーになり、誕生から数分で彼を題材にした新コーナーが作られた。
初の全勝宣言 パパイヤ鈴木兄貴(関東でぶや組 パパイヤ鈴木兄貴)◎(全勝)
「風が乾くよ?」
ご存知踊れる巨漢で、舎弟らしき4人のバックダンサー(おやじダンサーズ)を連れて来た。
これまで出たら最後ボコボコにされるがお約束だった兄貴のジンクスを打ち砕き、ミッキーのブッ込みを躱し、光にブッ込む等歴代ゲストの中でも数取りの実力は最強クラスと言っても良く、何と史上初のノーミス完全勝利を有言実行で果たした。
後にチームで参戦しノーミスを達成した者は居たが、単独ゲストでノーミスを達成した兄貴は現状彼だけである。
その代わり数取団の被害は甚大な物となり、優が男の勲章(10敗目)を貰ってしまった。また、最終戦でゲストが負けていないのに何故かジョニーがジミーにブッ込んだ事に対して言及された。
兄貴か姉貴か? 山咲トオル○○(キレイ系オカマ組山咲トオル姉貴兄貴)△(4勝1敗)
「この悪魔っ!!」
悪夢の様なホラー漫画を描く事で知られる彼がスケ番の恰好をして登場、但しオカマな為本人は「姉貴兄貴と呼んで欲しい」とお願いしていた。
この回でジミーは男の勲章(10敗目)を貰った。また、「おかまのポ、ポール?」とお題を噛んでしまったにもかかわらず、お題に「の」が付くのは可笑しいと言い訳をしてしまい6敗目を喫した。
昔は不良宣言 テツandトモ兄貴(テツ、トモ◎)(テツ:4勝1敗、トモ:全勝)
テツ「よぉろしぃくぅッ!」(不自然)
トモ「練習の成果を、だすぅえれば、良いんじゃねっかって思ってるぅっ!」(もっと不自然)
流行りの芸人枠として参戦。
とにかく明るい芸風がウリだった彼らだが、めちゃイケと言う大舞台に上がったが故に、極度なまでにアガってしまった挙句、テツの触れられたくない過去を乱闘生達にほじくり返され、見ていて可哀想になる位にまでくたびれてしまった。こちらも両名共成績は勝ち越し。
眼鏡の数だけ芝居あり 八嶋智人兄貴△(4勝1敗)
「俺だって折角ココまで来たらブン投げられてェよ!」
当時絶大な人気を誇っていた番組『トリビアの泉』からの参戦者で、冒頭では番組のパロディとしてメンバーの過去等が赤裸々に暴露(?)された。
何故か丹下段平の様なオヤジ姿、右手にチェーンソーを付けながら登場、初登場ながら健闘し最終戦まで無敗で勝ち越し、上記のセリフで煽りまくる等終始余裕の態度を崩さなかったが、最後は数取団達に逆襲され負け星が付いてしまった(その際関取団にも投げられた時キ○タマを地面にぶつけた)。
尚、当番組で八嶋の相方を務めたあの方は出演していない。
?因みに私は、物の数に入らない事には慣れっ子です
花の同期生組 ネプチューン兄貴(原田泰造㊙、名倉潤、堀内健㊙)(原田・堀内:3勝2敗、名倉:4勝1敗)
原田「ドン!ドン!!ドンドンドンドンドン!!!」
堀内「目指せガッチャン甲子園!」(は〜ら〜だ泰造です!)
名倉「おい待て待て、何で俺がごっつスベってる空気になってんの?」
健兄貴は新体操の恰好、泰造兄貴は「お笑い第四世代」を背中に書いたパンツ一丁の恰好で登場しOPを盛り上げまくった一方、名倉兄貴だけは存在を忘れられる等あんまりな扱いを受けた。
そんな不遇な名倉にも関取団との試合と言う格好の見せ場が到来したのだが、なんとこの時「男の勲章」を歌った歌手「嶋大輔」がサプライズゲストとしてまさかの登場、完全に見せ場を奪われてしまう等最後までぞんざいな扱いを受けてしまった。
また泰造兄貴は貼られた男の勲章の内容を見て「もう何だよ㊙️って!このシステム打ち合わせになかった!」と憤慨していた。
昔は「本物」の噂 飯島直子姉貴△㊙◇(2勝3敗)
「そんなの聞いて…ねェよ!」
当時の人気女優がレディース姿で堂々の参戦。
彼女が罰ゲームを受ける際、おしおき役の火の竜が姉貴のファンである事が判明、見事なまでの八百長試合を展開。その事にクレームを付けた拳が余計に相撲を取らされる巻があった。
飯島姉貴の勲章の中身は昔の彼氏の写真(彼女の大親友が提供したらしい)で、捲った際に危うくカメラに映りそうになりスタッフが大慌てする一幕があった。
「豊臣秀吉」挑戦 草彅剛兄貴㊙◇2勝3敗
「ビックリしたぁ、鼻とかイテェもん!」
『太閤記 サルと呼ばれた男』の番宣の為に登場。
バイクならぬ「馬イク」に乗ってぶんぶんパーティに臨んだが、結果は惨敗(とは言えなので中居が参加したレディーススペシャルを除くと他の元SMAPメンバーと比較すると一番マシ)。
「こんな出来ないゲストいなかったですよ!」とメンバーに叱られ、ベートーベンの真似をやらされ、最終的には男の勲章を頂戴するに至ってしまった(でも肝心のドラマは高視聴率を獲得した)。
2004年
準レギュラー 江頭2:50兄貴×(3敗)
「こんな番組あるぅ…?」(畏怖)
お馴染みのムチャクチャなノリで登場したが、本人は滅茶苦茶アガっている事が判明。 終始不安な顔をしていた。また、スナック∞ではトレードマークの上半身裸に黒スパッツ姿だったが、ゲームではリーゼントのカツラに学ラン姿に変わっており、乱闘生から「誰だか分からない」「服を着た途端にオーラが無くなった」と言われてしまった。
だが関取団から派手に投げ飛ばされて脳震盪(もとい軽い記憶喪失)を起こしたり、体に㊙️写真を大量に張られた上、誰一人として贈られた事が無い㊙️アルバムも贈呈されるなど本人的には美味しいところをかっさらって良き、伝説をキッチリと残した。
肝心の㊙️アルバムの内容は江頭兄貴の自宅及び私生活を盗撮した物であり、流石の江頭兄貴も「これ犯罪だよぉ!」と狼狽えていた。
水海道与太郎 ヨモギダ兄貴×(1敗)
「ここまで強いんだ…」
ヨモギタとはかつて雛形のファンとして番組に登場、武田等にモノ申すキャラでブレイクしたオモシロ素人の事で、彼を題材とした企画「ヨモギダ少年愚連隊2004」の企画の一環として緊急参戦した。
惜しくも数取団の猛攻に押されてしまい敗北、上記のセリフを発するに至ったが数取の腕自体は高く、普通にやっていればノーミスも狙える程の実力であった。
それどころかツッパリに対しても柔道で立ち向かったため、火の竜もそれに合わせるかのような戦い方になり、激戦となった。
第67代横綱 武蔵丸親方兄貴㊙◇△(1勝4敗)
「ヨロピコ。」
まさかの横綱が参戦。 引退してまだ間も無いので、丁髷が残っており、「親方兄貴」と言う名前になっている。また余りの巨体故に乱闘生は見上げないと彼の顔が見れない&バイクは特注、そして今まで相撲以外での方法では一切の負け知らずだった関取団に対してガチ相撲を展開、あろう事か勝ってしまうと言う何もかもが規格外の兄貴であった(因みに親方は幕下時代に当時現役だった火の竜と対戦して勝っている)。 特に後者は真の最終回を迎えるまで誰1人として成し遂げられなかった大快挙であり、彼以外で相撲で火の竜を打ち負かした人物は現在において1人も存在しない(但し最終ゲームで関取団全員が束になって掛かって時は、流石に敗北してしまった)
因みに数取の腕自体は元々親方がアメリカ人と言う事もあってか、日本語の単位自体が分からなかったりとお世辞にも良いとは言えなかった。
また男の勲章を張り付けられても全く動じない所か笑顔でサムズアップし、堂々と数取団に中身を見せるといった元横綱としての器の大きさを見せつけた。
因みに火の竜は収録直前で武蔵丸がゲストだとは聞かされておらず、武蔵丸との取組の際には睨むどころか終始目を反らしていたが、対照的に武蔵丸は現役時代さながらの目付きをしていた。
本名・椛島永次 KABA.ちゃん兄貴㊙◇(2勝3敗)
「結構これ必殺技(*^^*)v」
オカマ枠その2だが、性別がハッキリしなかった山咲トオルとは違い、こちらは完全に女を捨て男になりきっている。
とは言えやはり良い男をみると本能が疼いてしまうのか、翔や拳、果てには関取団にちょっかいをかけた際に、ビンタされたり、3回蹴られて首を絞められたり、火の竜に浣腸されたりと散々な目に遭った。
それでも光に「ピルエット」や「アリゲーター」をブッ込もうとした辺り、数取の手腕自体は高いと思われる(上手く躱されたけど)。
「言葉は正しく使おうよ~!」
乱闘生ホイホイの散切り頭、金八先生になり切って登場。
序盤は調子が悪かったものの、後半になって「長宗我部元親(ちょうそかべ もとちか)」等先生らしいブッ込みで光を下し、男の勲章(前人未到の30敗目)を献上するに至った。
30敗目とあって男の勲章も今までよりも激ヤバな㊙️プレゼントボックスであり(テロップには推定8000円と記載)、その中身を見た武田兄貴は「あ~ヤっちゃった女か!」と教師役らしからぬ発言で、うっかり箱の中身を喋りそうになった(この時「あえて音声をいじらずに放送しています」と悪意あるテロップが出ていた)。
元・本物系レディース 鈴木紗理奈(全勝)
ガリ勉系レディース 光浦靖子(3勝1敗)
OL系レディース 大久保佳代子(全勝)
バツイチ系レディース 雛形あきこ(3勝1敗)
フェロモン系レディース 村上知子(全勝)
吉本新喜劇系レディース 山田花子(3勝1敗)
アイドル系レディース 中野美奈子(全勝)
ピン芸系婦警 青木さやか(3勝1敗)
27時間の特別編。マラソン中の拳以外の彼女(?)と言う形で男女ペアで参加。
絶賛上映忍者 ハットリくん△㊙◇(1勝4敗)
「もうこんな仕事やりたくない〜…!!」
香取慎吾が宣伝としてハットリくんに扮装し颯爽と登場!…したのは良いが、OPで2,3回程着地失敗してしまった。
忍術が得意らしく、金縛りの術等を操り関取団を翻弄!…したかに見えたが、結局ブン投げられ男の勲章を貰ってしまった。
房総与太郎 氣志團兄貴(綾小路翔㊙/早乙女光、西園寺瞳/白鳥雪之丞、星グランマニエ/白鳥松竹梅)×(綾小路翔&早乙女光:2勝2敗、西園寺瞳&白鳥雪之丞、星グランマニエ&白鳥松竹梅:3勝1敗)
トミー「すっごい何かね、数取団のおかげで最近潤っちゃってさ♪」
マツ「合コン行ったらよ、数取団みたいってモテモテよ!」
ユッキ「超カッコイイ♪」
ランマ「面白い、面白いですいつも」ペコペコ
ヒカルヾ(@^▽^@)ノ ≡<冒険王行っちゃった〜♪)
翔「君達がやってる事は犯罪です!」
本家「気志團」が、満を持しての参戦。
初っ端綾小路翔が無断で気志團の名前と曲を使っていると言う事について著作権料を要求したが、他のメンバーは数取団の魅力にどっぷり浸かっていた(翔ですら拳を『若い頃の俺に似てる』と評した)為交渉は決裂、ゲームで白黒着ける事となった。
しかしその結果は、気志團メンバー全員が撃沈。 マツは関取団にナイフを使うわ、ランマは話し合いで関取団を追い払おうとするわ、翔はヒカルが試合を受けた所で自分は強制的に締めて逃げるわ、挙句の果てに最終戦でヒカルが「グギゴ」と言う意味不明ワードで自爆するわで散々な結果に終わった(因みに名作「グギゴ」の自爆は、早乙女光の「ヒカル語」と言う言語しか話せないキャラクターを終始徹底管理した結果によるものだったらしい)。
それでも両者の間に謎めいた絆が生まれたのは事実だった様で、蟠りが全て消えた結果、晴れて数取団は気志團公認の企画となった(尤もこれを含めてあと9回で数取団が終わろうとは、この時は誰も思っていなかっただろうが)。
因みにこの回では関取団のメンバー全員がサングラスをかけている。
日曜23時15分 新堂本兄弟、DOMOTOブラザーズバンド(堂本剛/金城綾乃(kiroro)、堂本光一/吉村由美(PUFFY)、えなりかずき/高見沢俊彦/(ブラザー・トム)、きくち伸P(プロデューサー)㊙(堂本剛&金城綾乃、堂本光一&吉村由美、えなりかずき&高見沢俊彦/(ブラザー・トム):4勝1敗ずつ、きくち伸P(プロデューサー:1敗)
金城「初めてなのぉ〜www」
えなり「撤収するぞこの野郎!」
由美「全員中途半端!」
光一「…フフッ(素)」
剛「何か通常の時よりヒドいっすよね?」
堂本兄弟をリニューアルした番組『新堂本兄弟』の番宣で、当時のレギュラー・サポートを含めたメンバーが参戦。 ただし実質ゲームに参加したのは各チームリーダー(剛、光一、えなり)のみで、負けた際の関取団との試合も彼らが担当した。
ブラザー・トム以外は赤い特攻服で登場し、彼だけは何故か警察官の格好で登場。この回のみだが途中参加したきくちPはルールを1ミリも知らず、ぶんぶんオーバーでミスり、関取団に振り回された。
難波与太郎 関ジャニ∞兄貴&マー坊兄貴(マー坊/内博貴)(マー坊兄貴◇、関ジャニ∞◎)(中居:3敗、関ジャニ∞:全勝)
村上「中居!」
ブンブン
濱口「5人」
中居「ちょっと待てよ!」
中居世界一周旅行の旅企画の一環として開幕、中居の舎弟として当時まだ8人体制で頑張っていた関ジャニ∞が登場した。冒頭では中居が「先輩に挨拶しろ」と言うと、関ジャニの面々は何故か岡村に挨拶した(昔の企画の影響)。
お笑いが大好きなため後編では、各メンバーの憧れているめちゃイケメンバーや軽いカミングアウトを行った。
横山裕→拳(狂犬と喘息持ち)
渋谷すばる→優(バカの先輩として尊敬)
村上信五→翔(ツッコミを研究)
丸山隆平→笑いの空気に気を遣っている
安田章大→ネタが滑らないように心がけている
錦戸亮→軽くMであることを告白
大倉忠義→月曜の夜は「キスイヤ」派
などなど
ゲーム本編でも大阪名物を中心としたお題で中居を翻弄した。
またツッパリは関ジャニが担当だったが、関取団を目の前にして逃げたり(中居にツッパリさせるためのフリ)、ゲームを止めた罰として殆どが中居がツッパリする羽目になった。
2回目のツッパリではスナック無限大に逃げた中居を追いかけて、店内で相撲をし、壁が壊れた。
この回の関取団は内の敵前逃亡も不問にしたり関ジャニ全員の束によるツッパリも狂犬・横山による中居への制裁が終わったら退散するなど、大阪らしく「笑い」にシフトしていた。
前編は2004年最後の放送でオンエアされ、後編は明くる2005年に放送された。
2005年
ミナミのアッコ 和田アキ子兄貴◇(実質全敗)
「真剣に練習したのに…数で間違ったじゃん…(泣)」
芸能界のご意見番が学ラン引っ提げ初参戦。
一人称が「俺」と言う非常に猛々しい性格だった為か、「兄貴」として数取の舞台を踏んだ。
とは言え本来は女性で且つ高齢と言う事もあってか、負けた際の相撲は彼の舎弟(ホリプロ所属のタレント)が務めた。
本編は2回に分けて放送され、後編における渾身のブッ込みを躱され悔しさのあまり泣きじゃくるシーンは当企画伝説の場面として語り継がれ、後の企画に参戦した際もネタにされた。
新ネタで見参 ヒロシ兄貴△(3勝2敗)
「僕、あんま気に入られないんで潰されるのかなぁって…」
流行りの芸人枠で参戦。 冒頭では彼の持ちネタを乱闘生たちが披露したが、生みの親である本人はなかなかやらせてもらえない上に、そのネタすらもぞんざいに扱われる等余り良い待遇では無かった。
因みにヒロシ兄貴登場の場面で流れてたBGMは「ガラスの部屋」という曲名である。この回ではゲストを集中狙いする事が多かった中で、珍しく全員が敵となる「ガチルール」が適用された。その為、乱闘生同士でのブッ込み合いも多い。
法曹界の刺客 橋下徹兄貴△◇(2勝3敗)
「今日はもう全勝で行きます!」
まだ大阪府知事になる前、一端の弁護士だった頃に参戦。
職業柄、ざるそばの数え方を巡って光とレスバをしたり、敗北をチャラにしようとしたが尽く失敗、後半では仕返しとばかりに○○内閣シリーズで光を連敗に追い込んだが、実は蒼井そらの前座と言う残念な扱いだった。尚、相撲に関してはラグビー部所属だった為初戦に関してはかなり善戦した。
映画の宣伝の為登場。メンバー全員ジョニーを除いた数取団と同じ格好で登場。しかも自己紹介後しばらく放置された為ジョニーが拗ねた。(おまけに過去にジャニーズに応募して落ちたこともカミングアウトした)
V6突込総長 坂本昌行(3勝2敗)
「旅行代理店…」
翔と同じ格好で登場。口に当時の新曲に合わせてオレンジを突っ込まれた。また、関取団の新技を受けてしまっている。
V6メンチ王 井ノ原快彦㊙(4勝1敗)
「やる気が!KA ☆ GA ☆ YA ☆ KI ☆ が違うって事ですから!」
拳と同じ格好で登場。㊙写真を貼られ、その写真の人物は拳の嫁と世話になっているらしい。
V6年生扱い 三宅健兄貴(3勝2敗)
「只のバカじゃないですかぁ」
優と同じ格好で登場したが、バカだとは思われたくないと言う確固たる思いがあったご様子(しかし、ゲームでは結構なバカっぷりを披露し、本人から太鼓判を押された)。
V12気筒が夢 長野博兄貴(4勝1敗)
「俺からみのもんたにズバっ……とひと言ォ!!」
当サイトにおいては、とある光の戦士を演じた事で有名な乱闘生で、ジミーと同じ格好で登場。ちなみに上のセリフで「ひと言」を若干噛んでいる。
VシネもOK 森田剛(4勝1敗)
「何よぉ〜///」
光と同じ格好で登場。 試練と言う名目で大五郎になり、ズボンまでもを壊された(パンツの柄はイチゴだった)。また、「数取係長」として光の愛弟子にもなった。
V社携帯宣伝 岡田准一兄貴㊙(4勝1敗)
「関係無いぜぇ!!」
ミッキーと同じ格好で登場。当時宣伝してた携帯電話繋がりで「関係無いぜぇ!!」と連発。㊙写真を貼られてしまったが、その写真の人物について聞かれても「関係無いぜぇ!!」と言い放った。
2006年
上方お笑い大賞 大木こだま・ひびき兄貴(大木こだま/大木ひびき)(2勝2敗)
こだま「最初から焦んなよ、ゆっくり行けよ」
ひびき「じんわりと…」
こだま「そぉせなアカン!」
ベテラン芸人コンビが参戦。
今までの兄貴ゲストと比べれば少々小粒な印象を受けるが実力は相当な物で、「生麦生米生卵」で見事光を落としたりと大健闘した。
とは言え「新春シャンソンショー」で殆どが噛みまくりながらもゲームが続行する等、少々判定が甘かった部分もあるのだが、翔とジョニー以外のメンバーも噛みまくっていた為、そこは見なかった事にしておこう。その後は優が噛んだ瞬間にアウトとなった。
「ブス恋」絶好調 稲垣吾郎(ゴローちゃん)兄貴△◇(1勝3敗)
「ちょっとぉ…袖ェ!!」
ドラマの番宣で参戦、実質最後の兄貴ゲストとなった。
すでにSMAP3人が毒牙に掛けられている関係上、彼も例外では無くボッコボコに伸された挙句、ドラマの衣装を汚されたり、ジャケットの袖を破られタンクトップにされたりと散々な目にあった。
そんな彼のピンチを救う為に、スパイダーマンに扮した森三中村上が登場したが、結局返り討ちにされた。
2017年
矢部会最高幹部兄様を守る 原口あきまさ(翔の相棒)、ミッキーとは同期で親友 博多大吉(博多華丸・大吉)(ミッキーの相棒)、拳とは20代からの付き合い 矢作兼(おぎやはぎ)(拳の相棒)、ジミーの用心棒 南川聡史(ピーマンズスタンダード)(ジミーの相棒)、チェチェナちゃんワールド全開 くっきー(野性爆弾)(ジョニーの相棒)(原口あきまさ:1敗、博多大吉:2敗、矢作兼:1敗、南川聡史◎、くっきー:2敗)
オリジナルメンバーの相方ととして登場。
原口は関取団に吹き飛ばされた矢部を見て、がっぷり4つで掴み大善戦した。
それぞれの持ちネタを一回りやって出番は終わり…と思われたが、「チェチェナちゃん」ことくっきー(現・くっきー!)による、独特なキャラクター全開の回答が連発された結果、ゲーム後半は半ば彼の独壇場となってしまい、本来の数取りゲームを期待していた視聴者からは不満の声が殺到したとの事。
その為、くっきーは2018年3月31日放送分の最終回スペシャルで復活した「しりとり侍」にゲスト出演した際に、「今回は出しゃばり過ぎない様に!」とめちゃイケサイドから釘を刺されてしまったと言う(そして、本人も注意を守り真面目にゲームに取り組んでいた)。
余談
- 当企画で罰ゲーム役を担当した火の竜は、後継企画の『色とり忍者』で仕事を失った怒りから相方に復讐しに来たり、『集中寺』で出題兼罰ゲーム役を担う和尚として出演していたりする。
- 余り知られていないが、しりとり侍と数取団の間に『ダジャレ人間ゴン』と言うゲーム企画が放送された事がある。 但し余り人気が出なかったのか短命で終わってしまった。
おまけに関連動画も、夜露死苦!
あの頃の俺達は、初々しい動画を見ながら数を取り続けていた…
そして今では、YouTuberが数を取り続けてくれているのだ…
関連タグも見て、夜露死苦!
スモウライダー・・・このコーナーから生まれたキャラクター。
氣志團・・・公式でリスペクトしている。
緋崎ガンマ(ホロスターズ)・・・2023年の誕生日配信にて、これのパロディを決行。関取団役はGペンギンが務めた。
ケシカスくん・・・「消志團(けしだん)」という氣志團のパロディ回で数取団をやっていた。
シェリン・バーガンディ(にじさんじ)・・・自身の3Dお披露目配信にてこのコーナーのパロディを決行。
数取団が終了した18年後の2024年にテレビ朝日で放送されるスーパー戦隊。 戦隊名の『ブンブン』から数取団を連想した人も多いとか。