経歴
1961年8月9日生まれ。神奈川県横浜市出身。慶應義塾大学文学部卒業。
大学在学中の20歳のころから構成作家としての仕事を始め、『ダウンタウンのごっつええ感じ』『笑う犬シリーズ』『タモリ倶楽部』『トリビアの泉』などの人気番組を担当。並行してシティボーイズライブの舞台演出も行っていた。
2002年からテレビドラマの脚本のみならず演出も手掛けるようになる。
2005年5月21日には奥田英朗の小説を映画化した『イン・ザ・プール』、同年7月2日にはオリジナル脚本作『亀は意外と速く泳ぐ』が立て続けに公開され、本格的に映画監督としても活動を開始した。初監督作は2002年に撮影した『ダメジン』だが、こちらはいろいろあって2006年に公開された。
2006年に放送されたテレビドラマ『時効警察』ではメイン演出を担当。同作は第23回「ATP賞テレビグランプリ2006」ドラマ部門において最優秀賞を受賞した人気作となり、以降の続編でも三木がメインを務めている。
人物
- 放送業界に入ったのは成り行きから。大学時代に放送作家志望の友人の付き合いで研修を受けたところ、友人が落ちて自分だけ受かってしまったらしい。
- 自己流で編み出したという、ゆるい空気感に小ネタをちりばめる独特の世界観が特徴的で、「脱力系」とも称される。
- そのような作風であるが、撮影前に入念にリハーサルを行う方であり、完成品に対するこだわりは強い。
- 配偶者は自作の常連でもある女優のふせえり。
作品
バラエティ番組
笑う犬シリーズ
森田一義アワー 笑っていいとも!
テレビドラマ
- 特記なき限り「脚本・演出」を担当。
『世にも奇妙な物語』第3シリーズ「顔」1992年 - 脚本のみ
『留萌交番日記'95春』1995年 - 脚本のみ
『優香座シネマ』「お湯は意外とすぐに沸く」2002年
『演技者。』「いい感じに電気が消える家」2003年
68FILMS『東京少女』#6「臭いものには蓋の日」2004年
『時効警察シリーズ』2006年/2007年/2019年
『週刊真木よう子』「チー子とカモメ」2008年
『トンスラ』2008年 - 第1話のみ
『熱海の捜査官』2010年
『変身インタビュアーの憂鬱』2013年
映画
- 特記なき限り「監督・脚本」を担当。
シティボーイズライブ短編映画『まぬけの殻』2000年
『イン・ザ・プール』2005年
『亀は意外と速く泳ぐ』2005年
『ダメジン』2006年 - 兼企画。初監督作
『図鑑に載ってない虫』2007年 - 兼原作
『転々』2007年
『インスタント沼』2009年
『俺俺』2013年
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』2018年
『緊急事態宣言』「ボトルメール」2020年
『大怪獣のあとしまつ』2022年
『コンビニエンス・ストーリー』2022年
その他
「「エキセントリック少年ボウイ」のテーマ」 - 作詞補
関連タグ
構成作家 / 演出家 / 脚本家 / 映画監督 / ディレクター
シティボーイズ / 松尾スズキ / 岩松了 / ふせえり / 松重豊 / オダギリジョー / 麻生久美子