概要
名前はゴクラクチョウカ(極楽鳥花)科の植物「ストレリチア」に由来する。
ゼロツーが乗る機体。彼女と共に本機に乗るパートナーは三度目の搭乗で命を落とすと言われており、そのため二人目のパイロットは一定しない。
その出力、機動性能は他のフランクスと比べて群を抜いており、作中において、搭乗者が未熟な段階とは言え、四機のフランクスを追い詰める叫竜の大群、および強力な個体を一掃する力をみせた。
その代償か、ゼロツーと共に搭乗するパイロットは機体性能を引き出すにあたって大きすぎる負担を背負い、最終的には命を落としている。そのため、パラサイトたちの間では「三度目の出撃でステイメンは命を落とす」という噂が流れるようになった。ほぼ事実だが。
男性パイロットを常に犠牲にする燃費の悪い機体だが、ゼロツーと本機に載せる男性パイロットはいくらでも居る、という。実際、ストレリチアは人類の対・叫竜施策においても重要な位置を占め、常に最前線で戦い続けていた。
ゼロツーは出会って間もなく「ダーリン」と見初めたヒロと乗る事に拘りをみせることになる。
最終的には博士が作り出した超巨大フランクス「ストレリチア・アパス」のコアモジュールとなった。
形態
赤と白のカラーリングをしたフランクス。青い一本角が頭に生えている。
暴走状態(スタンピード・モード)時には四足歩行の肉食獣めいたフォルムとなる。
ヒロと002が初めて和解した時は背中に一時的に光る翼が生え、二人が真に和解したときには002の本来の肌の色と同じ深紅色に機体色が変わった。ただしどちらも直後にもとに戻っている。
ある者が搭乗した場合は、機体色が青と黒のカラーリングになる
武装
主武装は巨大なランス【クイーンパイク】。本体とチューブで繋がった構造になっており、敵にランスを突き刺したあとチューブ経由でエネルギーを注入し爆散させる事も可能。
一時的に分離して投げ槍にしたり、繋いだままで鎖鎌の錘のようにランス部分を振り回す、という使い方もできる。
立体物
バンダイのロボット魂にてラインナップされることが決定した。
グッドスマイルカンパニーのモデロイドシリーズにラインナップされることが決定。
関連タグ
※【ここから先、二人の未来と世界の展開に関わるため閲覧には注意されたし】※
最終決戦にて
VIRM本星に大型爆弾を叩きつけるもそこで力尽き、瓦解するアパス。だがその中心からは黄金に輝くストレリチアが現れ、大型爆弾に突っ込み、これを起爆させた。
機体はパイロット共々爆発に巻き込まれて消滅。二人の魂はやがて生まれた地に戻っていった