概要
叫竜達の最終兵器である超巨大人型兵器「スターエンティティ(主人公たちの都市を叩き潰した腕の本体)」を回収し、フランクス博士が人類用に改造した、全長十数キロメートルの超々大型フランクス。
デザインは博士の趣味でお気に入りの「ストレリチア」に寄せており、ストレリチアをコアとして起動するように設計されている。
ただしセキュリティーなど中核制御システムはなぜか叫竜の姫以外の命令を受け付けないようになっている。これ未完成じゃない?
本編では起動直前にストレリチアごと叫竜の姫に奪還されVIRM先遣艦隊との戦闘に使用される。ちなみに姫の影響なのか、そのときは色が黒地に青ラインと、反転色に変色していた。
だが姫による奪還は想定済みだったようで、人類側の指導者達「APE」に紛れていたVIRMによって罠が仕掛けられており、姫が搭乗した場合は機体はドーム状の殻で拘束され、地球ごと自爆するように設定されていた。また抵抗できないように、姫もストレリチアごと蛍光紫の蜘蛛の糸のようなもので拘束された。
絶体絶命の窮地だったが、002とフランクス博士の努力によって機体は再度人類の手に渡り、002とヒロの絆を目の当たりにした姫は力の全てを002達に託して消滅。このとき、002はアパスと同化し、機体色も通常の白地に赤ラインのものに戻った。
姫が居なくなったことでトラップが解除され、全開の力を発揮したアパスは殻状の拘束具を破壊し、地球周辺に展開していたVIRMの艦隊を額の角から放たれた【エネルギー砲】の一撃で壊滅させる活躍を見せた。
その後、ヒロと意識を失った002が降りたのを確認すると、機体は叫竜艦隊と共にそのまま火星へと飛び立った。
最初は(視聴者も含めて)なにがなんだか解らなかったヒロたちだったが、後に002の意識だけがアパスに留まり、火星で一人戦っていることを知るヒロ。ステイメンを欠いて全力が出せずに苦戦するアパスに、ヒロたちは姫の残した宇宙船で駆けつける。
そしてヒロが乗り込んだことで真の姿を得たアパスは、反撃を仕掛ける。
ちなみに本来は同時開発されていた巨大な槍「フリングホルン」とのセット運用を想定されていたようだが、肝心の槍はアパス起動に完成が間に合わず、挙句の果てにVIRMに奪取されてしまったために失われてしまった。