概要
ゼロツーの意識を取り込んでいたストレリチア・アパスがヒロの肉体と意識、そして地球にあったゼロツーの肉体をも空間を超えて取り込むことで成した進化態。
主に胴体と頭部の形状が大きく変化し その姿は超巨大な【純白のウェディングドレスを纏ったゼロツー】そのものの姿となった。
頭部のエネルギー砲の他に、無数のエネルギー砲が全身に装備されており、その一斉掃射は先程まで苦戦していたVIRM艦隊を一瞬で壊滅できるほどの威力を持っている。
真・アパスとなったと同時に、叫竜人たちが火星の衛星に準備していた、VIRM本星へ向かうためのワープゲートが起動。このゲート起動装置はアパスの覚醒に連動するものだったようで、一度動き出すと搭乗者でも止めることはできず、またゲートの内部はアパスでないと耐えることはできない。このため、アパスが単騎で太陽系外に行くこととなった。
その後、ゼロツー達はイチゴたちと再会の約束をしつつ、叫竜の姫が用意していた超大型爆弾をブーケのように携え、VIRMとの決戦のためにワープゲートの向こうへと姿を消したのだった。
VIRM大戦では
空間跳躍をしてから2年以上、VIRM本星へと向かいながら、アパスの前進を阻止すべくやってくるVIRM艦隊を撃滅していった(その間、地球では多くの出来事が生まれ、変化していった)。
ヒロは機体に接続され一体化し、眠気も食欲も起こらない状態となり、戦いのないときはゼロツーとたわいない会話を楽しむ、そんな時間を長く過ごした。
そして本星近くに辿り着き、最後の戦いに臨む。
それまではVIRM艦隊に対して無敵を誇っていたアパスだったが、本星決戦ではVIRMによる精神干渉でヒロが昏睡状態に陥り身動きが取れなくなった上、奪取されていたアパスの主兵装である巨槍「フリングホルン」が量産された上で立ちふさがるという事態に陥り、左脇腹を抉られるなど大ダメージを負う。
大型爆弾も奪われまさに敗れ去ろうというとき、地球に残っていたゼロツーの抜け殻を通じて仲間たちの祈りが届き、ヒロは意識を取り戻すと共にゼロツーと完全に一つとなりアパスが復活。フリングホルンの内一つの制御を奪い返して敵艦隊を突破し大型爆弾をVIRM本星に叩き込んだが、そこで機体は限界を迎えてしまい崩壊、起爆まで手が届かなかった。
アパスの中の【女王の輝き】は、【未来】を掴むために飛び出した
関連タグ
花嫁:本機のモチーフ。