概要
ZECTの幹部三島正人がネイティブの根岸の手によって変化したコオロギのワーム。
名前に「ワーム」とついているが、厳密にはワームではなくネイティブであり、シシーラワームと同じく、殆どがサナギ体ばかりであるネイティブの中でも珍しい成虫型である。
能力
両肩の鉤状の触手を伸ばして敵を突き刺してからの、左腕の爪でトドメを刺すという攻撃を得意としている。
また、ネイティブ最強の戦士の名に恥じぬ怪力を誇り、マスクドライダーの装甲材質であるヒヒイロノカネさえも砕く握力を持っている。
活躍
初戦では仮面ライダーダークカブトを圧倒。全人類ネイティブ化を防ぐために電波送信施設に侵入した仮面ライダーガタックも一蹴し、自身の必殺技でガタック=加賀美を瀕死状態に追い込んだ。
ネイティブの根岸による演説の最中に天道総司が出現。彼の言葉で配下のゼクトルーパーが造反。それを見て怒った三島はグリラスワームに変貌。天道はカブトに、加賀美も最後の力を振り絞ってガタックに変身。2対1という不利な状況でもグリラスワームは2人を翻弄した。
最期
一瞬の隙をつかれマキシマムハイパータイフーンを受けるが、耐え凌いでパーフェクトゼクターを破壊。しかし、カブトに止めをさそうとしたところにガタックのガタックブーメランを受け、続けて放たれたカブトのハイパーライダーキックとガタックのライダーキックによるダブルライダーキックを浴びたことで遂に致命傷を負い、ダメージの影響で暴れまわって最後は人類をネイティブ化する装置に激突して爆死した。
余談
スーツはレプトーフィスワームの改造。
『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』では大ショッカーの大幹部のひとりとして登場している。