概要
「地下鉄に乗るっ」は京都市営地下鉄（京都市交通局）の利用促進PRプロジェクト。
女子高校生の太秦萌、松賀咲、小野ミサの3人が公認応援キャラクターを務める。
もともと2010年、京都市営地下鉄の若手職員チーム「燃え燃えチャレンジ班」によって作られたキャラクターであった。（初代は職員の家族がデザイン。）
それをより広く広報に利用するにあたりpixiv上でリサーチがなされ、結果、賀茂川氏が選ばれ、キャラクターを2013年にリファインした。
京都市営地下鉄に限らず、おなじ京都市交通局の京都市バスもPR。魚雷映蔵によりアニメCM(現役女子中高生をCVに起用)も制作されているほか、京都国際マンガミュージアム、京都学園大学とのコラボレーションとのコラボキャラクターも誕生した。京都市動物園ともコラボしている。
また、2015年9月には「地下鉄に乗るっ」をモチーフとしたライトノベル『京・ガールズデイズ』（講談社刊）も発刊され、2016年9月には第二巻も発刊されている。
2016年10月には、初の男性キャラクターも登場した。
2017年にはＣＭなどのアニメを制作した魚雷映像が行ったクラウドファンディングで集めた資金をもとに12分のショートアニメが制作され、イベントなどで公開された。
2018年9月には、「太秦萌の新たな物語，始まる！」として、望月麻衣氏による書き下ろし小説「太秦荘ダイアリー」が双葉社から発刊予定。
キャラクター
- 太秦萌（CV：長谷川奈々）
- 松賀咲（CV：塚田悠衣）
- 小野ミサ（CV：谷掛未森）
- 烏丸ミユ
京都国際マンガミュージアムのPRキャラクター。大学3回生で、ミサの兄の同級生。
京都学園大学公式キャラクター。萌の従姉妹。地下鉄東西線では萌と、京阪京都交通では単独で車内放送をしている。
- 白河澄
『京・ガールズデイズ』（講談社ラノベ文庫）オリジナルキャラクター。東京から転居してきた転校生で、萌の同級生。
- 役所エマ
『京・ガールズデイズ』オリジナルキャラクター。咲の陸上部の後輩。
- 太秦麗 (CV：竹村かな）
地下鉄の金曜日の終電を延長する『コトキン・ライナー』のPRキャラクター。萌の姉。
- 小野陵
ミサの兄のメガネ男子。大学ではデザイン系の勉強をしている。
- 十条タケル
陵の高校時代の同級生。パン職人を目指して修行中。
- 伊勢京香
ジェイアール京都伊勢丹オリジナルキャラクター。ジェイアール京都伊勢丹のアシスタントバイヤーでイギリスからの帰国子女。麗の飲み友達。
- 北山駆
京都市消防局の公式キャラクター。京都市消防局の特別高度救助隊員。
- 都くん（みやこくん）（CV：大久保照子）
京都市営地下鉄のマスコットキャラクター。1997年の東西線開業に合わせて登場し、地下鉄に乗るっでも登場している。
- 京ちゃん
京都市バスのマスコットキャラクター。1997年に都くんとともに登場した。地下鉄に乗るっの市バス関係で登場している。地下鉄に乗るっ版ではスカートを履いているなどデザインが異なる。
※太秦萌・松賀咲・小野ミサ・太秦そのの詳細は個別ベージ参照。
コラボレーション
アプリゲーム「ステーションメモリーズ!」にて、
2016年9月から2017年3月にかけて、コラボイベントが実施されていた。
特定の地下鉄駅でチェックイン（位置登録）することにより、ストーリーやアイテムが獲得できるというものである。
また、2017年5月26日よりイベント第二弾が開催され、なんと太秦萌がスペシャルでんことして登場。
鉄道をモチーフとしたキャラクターがオリジナルでんことして登場している中で、人間の女子高生がでんこになるというのは萌が初である。
更に同年の9月15日には松賀咲と小野ミサも登場した。
いずれも、「地下鉄」が路線名に付く路線の駅にリンクすることで、何かしらの効果を発揮するスキルを持っているので、地下鉄駅では活躍すること間違いなしである。
ちなみに担当イラストレーターの賀茂川氏は同ゲームでのキャラクターデザインをも担当していたりする。またショートアニメを制作した魚雷映蔵はアニメＣＭを制作していたり、オリジナルでんこである桂みやびのキャラクターデザインを担当していたりする。
鉄道つながりという貴重な接点でありながら何かと縁が深い関係となっている。
