「離れてよかったわ。遠くにいるボルツは大事に見える」
「変わったね、兄ちゃん」
概要
物語当初、戦闘、見回りのコンビを組んでいたダイヤ属同士であり兄弟(ダイヤが兄、ボルツが弟)。
無色透明で七色に輝くセミショートヘア、女性的で優しく穏和な性格のダイヤと、真っ黒なロングヘア、男性的で厳格、冷徹なボルツと、二人は共にダイヤ属でありながら外見、性格ともに対照的。
名前の由来は作中のジェードからの呼称で彼曰く「ダイヤ組はややこしい」。
双方互いのことを大切に思ってはいるのだが、ダイヤは強くなりたい思い、ボルツの靱性や観察能力に裏打ちされた戦闘スペックの差からくる劣等感や嫉妬心に悩まされ、ボルツはダイヤを守りたい思いから彼が無茶なことをすれば歯に衣着せぬ物言いで咎めるなど厳しく接しがちと、二人の関係はとても複雑。
一方でギスギスした関係ばかりかというとそうでもなく、フォスの合金の腕が変形する姿を見た当初はダイヤがボルツの背中に隠れている場面も。
暫くすると他の宝石共々フォスの新しい腕への恐怖心や警戒心が薄れ、好奇心が勝って以降はボルツは試し斬りを、ダイヤは合金を触るついでにフォスの押さえ役として二人一緒に彼の腕を弄くろうとする場面も(結局逃げられたが)。
関連イラスト
関連タグ
ダイヤ属…イエローダイヤモンドが加わった場合のグループタグ。
原作86話と87話ネタバレ注意。
月へ行ったダイヤと地上に残ったボルツはその後の200年間、お互いと戦いから放れたことでそれぞれ変化していく。
ダイヤは月でアイドル歌手としてたくさんのファンに囲まれその輝きを存分に発揮した。
ボルツは月人と戦う機会が減ったことで兼ねてからの趣味と新しい交友関係を満喫した。
宝石と月人の最後の戦いの日。ダイヤはフォスに焚き付けを受けて地上に降り、自らの感情に決着をつける為にも弟に戦いを挑むが、戦いに興味を既に無くしていたボルツの言葉を受けて激昂。結果、勝敗は両者が砕け散る形で相討ちとなる。
終盤のネタバレ注意。
終戦のために宝石達全員が月人になって以降はダイヤ側の蟠りはなくなったらしく、ボルツをアイドル活動に誘う場面が見られる。