概要
声:大川透
太古の昔、幾多の星々を滅ぼしてきた邪悪な宇宙生命体。襲った星において最も栄えている種族の感情を吸収し、絶滅させている。
外見は恐竜と芋虫やサナギを掛け合わせたような姿をしている。これは、今まで滅ぼした種族のデータを取り込んで姿を変える性質により、異星の昆虫型生命体や地球の恐竜のデータを取り込んでいるためである。
恐竜時代の地球に飛来して、当時の地球の支配種族である恐竜を滅ぼした張本人だが、賢神トリンと獣電竜によって精神を凍らされ氷結城として封印された。
しかし、百面神官カオスを通じて部下に人間の感情を集めさせ、心を解凍させることで着々と復活へと近づいてゆく。そしてブレイブ22でカオスの計略により、デーボ・ウイルスンがダムに貯めた大量の復元水により強制復活させられた。
心が完全に蘇っておらず、復活早々ウイルスンを吸収するような理性のない暴走状態ではあったが、それでも力は圧倒的で、パラサガンとザクトルを薙ぎ払ったり、ライデンキョウリュウジンを一撃で倒すなどキョウリュウジャーを半壊状態にまで追い込んだ。
弥生ウルシェードのブレイブで復活したプレズオンが駆けつけ、誕生したバクレツキョウリュウジンにより倒されたかに見えたが死亡間際にカオスの右手に心を移し、肉体は再び氷結城になったものの難を逃れている。
ブレイブ41では、デーボ・ヤナサンタにより生み出されたクローンが複数体世界各地に現れた。
クローンではあるが、デーボスの力自体が強まっており、プレズオンに搭載されたデーボス細胞破壊プログラムの効き目も弱まり、苦戦を強いられている。
また、トリン曰く「デーボスの本当の力は、滅ぼす対象の感情を完全に吸収する事で本来の力を発揮する」らしく、その真の実力は未だ計り知れない。
そしてブレイブ44では、黒マントの男と白マントの男が収集した悲しみ・喜びの感情を圧縮したレコードをカオスが取り込んだ事で心が完全に解凍され、翌話ではその心が氷結城と融合した事により、遂に最終進化を果たした。
超増殖細胞
デーボスが、過去に滅ぼした星々のどこかで取り込んだと推測される細胞。名称から察するに、通常とは比較にならない代謝作用で細胞を増加させる代物のもよう。
初めて登場したブレイブ41では、デーボ・ヤナサンタの能力によってクローンデーボスの量産に利用された(ヤナサンタの体内にも、この細胞が仕込まれていた)。
さらにブレイブ44ではこの性質を発展させ、組み込んだエンドルフら幹部たちも任意で自在に巨大化できるようになった。
当然ながら、以降はスクスクジョイロを使う必要もなくなったため、これによりラッキューロはカオスから解雇宣告を受けてしまった。
関連タグ
獣電戦隊キョウリュウジャー デーボス軍 邪神イリスインベーダー・・・・似たような物?