グスタフ・ミュンヒハウゼンとは、SNKの格闘ゲーム『ザ・キングオブファイターズ(KOF)』の登場キャラクターである。
検索タグでは『グスタフ』が多い。
綴りは【Gustab Munchausen】。
「フッ… 私を殺すのか」
概要
黒の長髪をオールバックにし、黒いスーツに黒い革手袋という無精髭の優男。
初出はGBAゲーム『THE KING OF FIGHTERS EX2』で物語の黒幕として登場。ただし、戦闘はせずにステージの背景で立っているだけの扱いであった。
オロチ八傑集の四天王であるゲーニッツの配下であり、彼の復活を目論んでKOFを開催する。計画が失敗したとはそそくさと敗走し、以降は登場していない。
懲りない奴らだ…
普通なら全く目立つはずのないキャラクターなのだが、このままでは惜しいとMUGEN界に自作キャラクターとして投入されることとなった。制作者は海外ユーザーのZelgadis氏で、『KOF'XI』のキャラクターであるオズワルドを基に制作されている。元は氏のコンプゲーのボスキャラを想定して制作されたものである。
性能は一言で言うと『厨ボス(戦艦)』。
半透明のワイヤーを用いた変則的な攻撃な戦法を用いて、絶妙な立ち回りでこちらを揺さぶってくるテクニカルキャラ。
攻撃範囲の広い飛び道具を多数所持しており、まともに近づくのも一苦労する。さらにそれを掻い潜ろうとも、打撃技の連携も早く、いわゆる「どこでもキャンセル」と呼ばれるような、通常技→必殺技→超必殺技へと自在に移行できるシステムを持っており、その気になれば開幕10割は朝飯前という狂クラスレベルの鬼性能を誇る。
一方で防御面は低く、特に耐久値が紙なため、怒涛の攻めには弱い。……はずなんだが、このグスタフ最大の武器といえるのが全画面・全攻撃・ダメージ5割という鬼畜性能な当て身(相手の攻撃を無傷で受け、反撃する技)超必殺技『Reversion of light』で、大抵のキャラクターはこの鬼の当て身の前に屈して倒されてしまう…。
あくまで二次創作の範疇とはいえ、あからさまに上司以上の実力であることには違いない。
戦闘前にオロチの研究で散々やらかした連中を「懲りない奴らだ…」の一言とともに灰燼にするという、これまたインパクト絶大な演出をかましてくれる。
その脅威的な強さ、渋みのある外見、ダンディボイスから人気を博しており、遂には混ぜ物キャラまで登場し、双方ともに大人気を獲得している。
関連タグ
※なお、好敵手・宿敵と位置付けれるのがコイツ