Phyqhicalとは、対戦型格闘ゲームエミュレータ『MUGEN』に登場するキャラクターである
「倒してみせよ…」
概要
制作はZelgadis氏。元は氏の『ザ・キングオブファイターズ(KOF)』のコンプゲーのラスボスを想定して制作されたキャラクターである。原形は『KOF2003』のキャラクター墮瓏(デュオロン)であり、ボイスはミズチのものを応用している。
外見は、裾の長い道着風のローブをまとった長髪の優男。名前の読みは『サイキカル』で、由来は霊媒師(もしくはペテン師)を意味する【Phychical】から。
グスタフ・ミュンヒハウゼンとは制作者が同じであり、同時に鉄壁ガン攻めのグスタフと対を成すような位置にいる。
性能はずばり『厨ボス(要塞)』。
名前通りに霊能力のような超常の力を用いる遠距離主体の弾幕キャラで、ジャンプもしゃがみもなく挙動も遅い一方で、瞬時に画面端まで届く光線や全画面判定の飛び道具、異常なゲージ回収率を誇る当て身技を有し、そこから元キャラのシステムを応用して自在に必殺技を繋げていく。
さらにPhyqhicalの凶悪さに拍車をかけるのが、相手の飛び道具や超必殺技に反応して炸裂する凶悪な設置系超必殺技『Reversion of projectiles』で、これを発動された状態でうかつに反撃に出ると逆に自分が直葬される。
とにかく飛び道具で相手を固め、当て身で打撃を牽制し、相手を無力化しながら超必で攻め落とすまさに要塞のようなキャラであり、当然ダイアグラムも狂クラスレベルに匹敵する。
ただし、防御面を当て身技や設置型超必に頼るため、常時アーマー(ダメージを受けても怯まない特性)持ちや、投げ技の通用しない相手にはめっぽう弱く、そうした要素の強い自分と同クラス以上のキャラクターにはあっさりと負けることもある。
グスタフと双璧を成すだけあって人気も高く、グスタフと同様に混ぜ物キャラも制作されている。