ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

胡座の編集履歴

2018-09-27 13:19:37 バージョン

胡座

あぐら

人体工学的に、よっぽど正しい座り方。

あぐらの漢字表記。胡坐とも書くが、常用漢字であるこちらが一般的。


解説

インドの都市「アグラ」が語源という俗説は誤り。

「あ=足」「くら=座」から来ており、この「くら」とは「(まくら)」と同じで、貴人のために設けられた高い場所を意味する。

古くは貴族が使用する腰掛などが「あぐら」と呼ばれていた事から転じた。


あぐらの記事にも記述が有る様…古来、あぐらこそ男女ともに床に座る際の正式な座り方であった


ところが…

江戸時代以降に茶道が普及するとともに、正座が幅を利かせてしまった

今日では正座が正式な座り方とされており、足に負担を強いる事の少ない胡坐は「胡座をかく=何の努力もしない」等のネガティブな意味で使われてしまう事もある……

ひこに庵・お茶会


だが、しかし!

正座とは本来、女性の少し都合の悪い場所着物隙間から見える事を防ぐための座り方であり、本来は男性が用いる座り方では無かった

そもそも、常に臨戦態勢であった頃真の武士は、茶室の様な非日常空間以外では正座なんかしない!…のである。

4巻だョ!


正座のような…

人体工学的に大きな問題が有る座り方を強いる生活を普及させてしまった事は、栄養学的に最高の茶葉の摂取法である「抹茶」を日常から遠ざけた事とともに…茶道の大きな原罪であると言えよう…!

抹茶ちゃん


最後に…

イスラム圏においては足の裏を見せる事が失礼になる国も多いので、間違っても正座が万国共通などと錯覚してはいけない!!

おつかれちゃん。


関連タグ

あぐら 胡坐 メトロン星人

正座 茶道 茶室 抹茶

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました