概要
蜃気楼の町周辺や、バル城周辺など、第3世界の各地でエンカウントできる。不気味な笑みを浮かべた三日月に乗った、とんがり帽子と赤いローブを身にまとった魔女の姿をしている。第2世界のバリアの塔などに登場するトラベラーの色違い。あちらは全体的に青と灰色が混ざったような色合いをしている。あと地味に巨乳である。エクスデスのしもべなのかは不明。
三日月に乗り浮遊しているためか、地属性の攻撃が効かない。種族は人間。
「シルクのローブ」を盗めるほか、倒した後に「光のローブ」も落とすことがある。
どちらかは換えの服なのだろうか。
グラフィック上では確認できないが、「デスシックル」という敵を一撃で死に至らしめる武器も低確率ながら盗める。
風属性攻撃の「エアロ」、プレイヤー側全体をバーサク状態にする「月の笛」、確実に1000ダメージを与える「針千本」、対象一体を小人に変える「小さなメロディ」を使用し、これらはラーニングが可能。ザコ敵ながら4つも青魔法が覚えられる敵も珍しい。
ちなみに彼女には「ボス系耐性」(この耐性は少し特殊で、ストーリー上でのボスモンスターだからと言ってこの耐性が付いているわけではない)というものが付加されており、この耐性のせいで死の宣告や、グラビデをはじめとする割合ダメージなどの攻撃および状態異常が効かない。また一部の状態異常の持続時間が極端に短く、すぐに解除されてしまう。
…彼女はボス敵でも何でもないのに。普通の雑魚モンスターなのに。
もっとも、攻撃は激しくないし、HPも2000と大して多くないため、適当に殴ってれば倒せるだろう。むしろ月の笛でこちらをバーサクにしたせいで殴り倒されることも。レベルが42なので青魔法レベル3フレアも通るが、使うまでもない。
アルファベットではMykaleと表記し、小アジアのイオニア(現在のトルコ南西部)の都市ミュカレと同じである。
なお、格闘ゲーム『アカツキ電光戦記』に登場するミュカレはMycaleである。
また、FF5と同じスクウェアが開発・発売したRPG「ルドラの秘宝」には同名のモンスター(姿はFF5のものとは全く異なる)と杖が登場する。
なお、ナンバリングタイトルではFF5以外の作品に登場したことはない。