情ケ無用、戦闘開始!
概要
アカツキ電光戦記とは、同人サークル『SUBTLE STYLE』によって開発された軍人2D対戦格闘ゲームである。
PC版『アカツキ試製一號』『アカツキ電光戦記』、およびAC版『アカツキ電光戦記 Ausf.Achse』の3バージョンが存在する。
が、pixivではこれら全てが専ら『アカツキ電光戦記』のタグで一括りにされている。
正式タイトルは『アカツキ電光戰記』。だがこのタグでの登録は少ない。
『打撃>投げ>攻性防禦(返し技)>打撃』の三すくみによるシンプルで奥深い攻防、
加えてコマンドが非常に簡単、覚えるべきシステムも少ないという間口の広さから、格ゲー入門にもオススメである。
また、音楽の評価も高い。
しかし一番の特徴は、旧日本軍やナチスなど第二次世界大戦のイメージを前面に押し出した『軍事モノ格ゲー』という異色な作風。
登場キャラクターも非常に濃い連中が割拠しており、その独特の世界観により一層の異端ぶりを醸しだしている。
早い話が上級者向け。
操作の敷居は低く万人向けであるにもかかわらず、世界観やキャラクターの敷居が高すぎてそっぽを向かれてしまう事が多い悲しいゲームである。
そのせいもあってか、AC版はゲーセンで姿を見かけなくなってしまい、プレイするのも難しい。
とはいえ、プレイヤー人口はそこまで少数ではなく、大規模な大会も行われている。
2010年6月25日に本作の続編である「エヌアイン完全世界」が稼動した。
2022年には、稼働が予定されているさらなる続編「エヌアイン完全世界Anastasis」が発表され、そして2023年2月21日に稼働が開始された。
登場人物
余談
本作には5人の女性キャラクターが登場しており、その誰もが非常に充実した萌え要素を持っている。
ミニスカ・ブレザー・マント・金髪・ツインテ・ロリ・鬼畜・ドS・眼鏡・貧乳・魔女
…どこぞのハートフル格闘ゲームに出ても違和感の無い連中ばかりである。
しかし中身の方はというと、鼎はいかにもお役人といったガチガチの堅物、
マリリンはビッチという言葉すら生ぬるいド外道で、
アノニムはやられボイスで「いいわ!」「その調子よ!」とのたまうネタキャラぶり。
ミュカレに至っては「理由はわからないが、なんか萌えない」と酷い言われようである。
ただし完全者だけは、この5人の中どころか作中トップクラスの萌えキャラとして扱われている。キャラ的にはミュカレとどっこいどっこいなのだが…どこで差がついた。
男性キャラクターも(主にイロモノ的な意味で)自重していない。
個性的で耳に残るボイスやツッコミ所満載なモーションは序の口、
キモい高速歩きでプレイヤーの度肝を抜くラスボスなど、どいつもこいつもおかしな奴ばかり。
かろうじてまともと言えるのは、主人公のアカツキと、ガチムチマフィアの魏(ウェイ)ぐらいである。どうしてこうなった。
ちなみに、一番のイロモノであろう電光戦車は、元祖萌えキャラとして有名である。
関連挿絵
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