概要
『アカツキ電光戦記』シリーズの登場人物・魏(ウェイ)が好んで用いる異名。
『エヌアイン完全世界』においては、キャラクター名として採用されている。
魏(ウェイ)という人物
筋肉質の大男で「心意六合拳」の使い手。
フルネームは「ウェイ・イェ・ルウ」(漢字表記は不明)。
巨大マフィア「黒手会(ブラックハンズ)」の幹部にして、凄腕の殺し屋である。
「黒手会」の大当家インフーは彼にとって恩人。
何者かに暗殺されたインフーの敵討ちをすべく、犯人を探し渡り歩く…
というのが『アカツキ』での魏のストーリーである。
敵討ちの旅は『エヌアイン』になっても続く。
恩人の仇を討とうとするなど、義に篤い人格がうかがわれ、
卑劣で利己的な同僚マリリン・スーとは徹底的にそりが合わない。
とはいえ魏も闇社会の住人であることに変わりは無く、
鼎二尉に対する勝利台詞は、売り飛ばそうと値踏みする内容になっている。
…と、設定を見れば硬派なのだが、そこは『アカツキ電光戦記』。
この魏にも、珍妙な髪型に裸ジャケットという、ツッコミどころ満載のファッションというオチがついてくる。
だが、その言動は奇抜なファッションを補って余りあるほど真っ当で、珍妙なアクションやボイスも無ければネタに走ったセリフ回しも無い。
さらに言えば、戦闘スタイルに関しても「特殊な装備や超能力に頼らず、鍛えぬいた武術の腕だけで戦う」というオーソドックスなもの。
そのため、完全にその筋の人間でありながら、カタギである鼎二尉と並びシリーズの良心として扱われている。また、鼎二尉は性能やアクションで強い個性を見せているので、魏こそがシリーズ一の常識人とする声もある。
たくましい男性キャラの常としてソッチ系のネタでいじられる向きもあるが、普及はしていない。
キャラ性能
見た目通り火力重視のパワーキャラ。タメ系の突進技と自己強化技を持つ。
強化技の「練精化気」はボタンによって攻撃力・防御性能・移動速度のいずれかが強化される。
全種類の強化を同時に行う1ゲージ消費の「練気化神」は発生後の硬直が極端に短いため、キャンセルして隙消し・コンボ延長に使われる。
攻撃性能は高いが、機動力が低いうえノーゲージの無敵技を持たず、また食らい判定も電光戦車に次いで大きいため、いかに自分のターンを継続できるかが重要なキャラとなる。