概要
メタリックで色彩豊かなホソアカクワガタ属と呼ばれる仲間の世界最大種。
ちなみに「エラフス」は鹿を意味している。(体を腹側から見ると大アゴが鹿の角っぽく伸びているのがわかる)
華奢な体と、体の大きさに比べてとても大きい大アゴが特徴。オスの体長は100mm前後だが、その半分近くを大アゴが占める。この大アゴの湾曲が強い個体ほど人気が高い。
長い大アゴは見かけによらず挟む力は強い。
オスの体色は多くは緑色で大アゴは青みを帯びて美しく、根元にオレンジ色の模様ができる。まれに赤褐色や青色になるものもいる。
人気のある種類だが、寿命が短く高温にも弱いため、飼育は難しい。
幼虫の飼育方法もよくわかっていない。
エラフスによく似た、少し小柄で銅褐色~赤褐色の「トゥルンカートゥスホソアカクワガタ」がいる。以前はエラフスの亜種だったが近年独立して分類されるようになった。
甲虫王者ムシキングにおけるエラフスホソアカクワガタ
初期シリーズ~2006夏ネイチャーまで登場。
強さ100のバランスタイプ。肩書きは「美しき騎士(ナイト)」。必殺技はチョキ、「カワセミハッグ」。
実物は100mmを超える大型種なのに小型甲虫扱いなのは当時前述のトルンカートゥスがエラフスと同種と扱われていたためトルンカートゥスの方をモデルにしたためと思われる。
2004ファーストまでは「エレファスホソアカクワガタ」と誤記されていた。
カードの表記は2004夏限定、ゲーム中の表示は2004セカンドにて修正。
アダー完結編以降の必殺技は「ドリルストーム」。
上記の通り世界最大のホソアカクワガタだが、カードの説明文に表記がないためか第5弾「最大最強セレクション」には登場しない。(同属のインペラトールホソアカクワガタが「パプアニューギニア最大のクワガタ」として登場)
アダー完結編においてはレアリティこそ主に小型甲虫の属するスーパーレア止まりではあるものの、呼び出した際のポポのボイスが「やった!」となっている上に能力値もかなり高めに調整されていたりと、中型甲虫相当の実力へと昇華していた。
新甲虫王者ムシキングに登場が期待されていたが結局登場しないまま稼動終了した。
関連項目
メタリフェルホソアカクワガタ インペラトールホソアカクワガタ…同属(ホソアカクワガタ属)。
ヒラタクワガタ…必殺技が同じ(アダー完結編以前)