概要
東京23区に隣接する三県(神奈川県、千葉県、埼玉県)内の各県庁所在地にある、東京都内の業務やイベントの分散や集客を目的に再開発された地域である。
いずれも大規模な商業施設や高層ビルに囲まれている他、大企業の本社や支所なども抱えている。
全国規模のイベントが開催される事も珍しくないので地方のみならず都内からの来訪客も後を絶たない。
新都心自体は都会だが、あくまで再開発地帯なので横浜以外は少し歩くと田んぼなどが広がる田舎丸出しの光景が広がるのも特徴である。
いずれも東京駅から一本でアクセスできる恵まれた交通を持つ一方、交通は横浜以外JRにほぼ全て依存している事が最大の難点でもある。
私鉄などの競合路線もほぼないため、JRが運休するだけで帰れない難民を多く抱えた孤島と化す。さいたまもすぐ隣が新幹線駅だが、2014年のように大雪に阻まれて隣駅にすら行けない事態もあるので侮ってはいけない。
新都心一覧
みなとみらい(神奈川県横浜市中区～西区)
新都心の中ではランドマークタワーに赤レンガ倉庫、横浜中華街など最も多様性にあふれている。そして横浜DeNAベイスターズの本拠地でもあり、横浜スタジアムもある。三都心の中では通っている鉄道会社が非常に豊富で、唯一地下鉄も通る。
一方屋根付きのイベント会場は5000人規模のパシフィコ横浜と小さく、新都心から大きく逸れた新幹線も通る港北区の横浜アリーナが中心になりやすい。
実は三大ドヤ街の寿町があるのもここである。
幕張新都心(千葉県千葉市美浜区)
幕張メッセの所在地で有名な場所。千葉ロッテマリーンズの本拠地でもあり、ZOZOマリンスタジアムでもライブイベントが開かれる事がある。
最寄り駅が幕張駅ではないというトラップがあることで有名(最寄り駅は海浜幕張駅)。さらに、バスで向かうにしても幕張本郷駅の方がアクセスが圧倒的に楽という二重トラップもある。
さいたま新都心(埼玉県さいたま市中央区)
さいたまスーパーアリーナの所在地。そのまま新都心と付く地名がある。
所在地の合併前の住所は大宮市でも浦和市でもなく、与野市。
新都心では唯一球団の本拠地がなく、海にも面さない。
