ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

雲母坂の編集履歴

2019-01-09 17:17:50 バージョン

雲母坂

きららざか

雲母坂(きららざか)とは、不具合である。

「なんかiPhone重くなってきたし再起動するか」

「よし、点いた。Twitter開きなおして、さっきのイラストを検索……」

「あれ?なんか入力候補に違和感が、……まさか。」


設定 → 一般 → キーボード → ユーザ辞書 →

き       
きららざか雲母坂

iPhoneユーザーなら、こういう状況に陥ったことが1回はあるだろう。

え、ない? それでも今後起こらないとは言い切れないので覚えるだけ覚えておいたほうがいい。


曖昧さ回避

  1. 京都市左京区修学院の修学院離宮の脇より比叡山の山頂に至る古道。
  2. iPhoneやiPadといったApple_Inc.のiOS製品でたまに発生する、辞書登録のバグ。
  3. 演歌歌手、川野夏美の27番目のシングル。

この単語をわざわざ調べている人は2.の目的の人が大多数だろうと思われるので、本記事ではこれを解説する。


ユーザ辞書

iPhoneなどiOS製品の文字入力にデフォルトで搭載されている辞書変換は結構優秀で、「魂魄妖夢」や「霊烏路空」といった難読表記でも一発で表示してくれる。しかも、打ち始めだと少し離れている場合であっても語句によっては途中で修正してくれるという、オタクにやさしい仕様になっている。

さらに言えば、比較的ディープとされる界隈発のネットスラングの一部にも強くびれぞん」「なんじぇい」も一発入力。極端なものでは「フライゴ」まで入力すると「フライゴミ」が「フライゴン」より先に出てくる。フライゴンが一体何したっていうんだ…と思いきや、単に「フライ」と「ゴミ」が別の語句扱いで「ゴから始まる語」優先になっているだけのようだ。

嘘だと思うなら、「設定 → 一般 → リセット → キーボードの変換学習をリセット」で確認するといい。まっさらな状態の辞書でも上記が表示されることがわかるはず。


しかしながら「星輝子」は「ほしてるこ」で入力しないといけない、「森久保乃々」はそもそも表示すらされないと、カンペキというわけでもない。

そういった変換を各自で繰り返すときに役立つのがユーザ辞書である。重要な点として、ユーザ辞書は変換リセットの影響を受けず、そのまま使うことができる。普通は。


登録方法は主に次のような方法がある。

  • 任意のテキスト上を長押しし、表示される「ユーザ辞書」をタップする。半角英数字や記号だけだと出ないので注意。右三角▶があるならそこを押せば出るかもしれない。
  • ホームメニューに戻り、上記の「設定 → 一般 → キーボード → ユーザ辞書」の順で直接入力する。
  • 最近のバージョンは、キーボード表示中に左下に出てくる地球儀🌐を長押しすると上のほうに「キーボード設定」が表示される。これを押すと「設定 → 一般 → キーボード」をスキップできる。ホームメニューのアイコン以外から設定に移れるほぼ唯一の方法である

といった方法で自分だけの辞書を作っていたのが、ある日突然機能しなくなることがある。そういうとき、ユーザ辞書の項目には「きららざか → 雲母坂」という見覚えのない単語を残してすべて消滅している。


対処

何かしらの理由で読み込みが正しく行われないと、ユーザ辞書がデフォルトの状態に戻ってしまう。どうやらiOS7以降はデフォルトで「雲母坂」が入っている状態のようで、ユーザ辞書のデータが消えるとこれのみが出てくるようだ。なお、これすら出てこない場合もある模様

これが理由で「雲母坂」で検索すると候補に「問題」やら「iphone」が出てくる始末。Wikipediaにまで記載がある


いざ起こってしまったらどうすればいいかというと、深呼吸して落ち着き(任意)、確認次第ユーザ辞書には一切を出さず、通常のシャットダウンと起動をおこなう。それで次の起動時には復活していることが多い。怖いので確認していないが、ユーザ辞書を改変すると上書きされて復旧ができなくなる可能性がある

また、強制再起動は使わないほうがいい。復活どころか逆に雲母坂現象の原因の一つである。

これを複数回やっても直らないようなら、iCloudやiTunesの設定の確認も手段とする必要がある。


関連タグ

Apple_Inc. iPhone iOS iPod iPad

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました