CV
概要
ナンバー48のコードで呼ばれる元死刑囚にしてバリー・ザ・チョッパーことナンバー66と共に元第五研究所の地下を守っていたリビングメイル。
元々は兄弟二人の連続殺人犯(スライサーは通称で、それぞれの名前は不明)だったのだが、アメストリス軍に逮捕された後、死刑執行に見せかけて錬金術の実験台にされ、魂を兄は兜に、弟は鎧に定着させられて今の姿になってしまった。
兄の方が冷静な性格なのに対し、弟はやや粗暴な気質である。
日本刀に似た刀を武器に使う剣士で、[エドワード・エルリック]]を圧倒する鋭い太刀筋の持ち主。
第五研究所地下に潜入したエドワードと交戦し、首なしでも動けることを利用して不意打ちを仕掛けるが、胴体部を分解されて動きを封じられてしまう。とどめを刺すように告げるがエドからは「あんたらを人間じゃないと扱ったらアルも人間じゃないってことになっちまう」と返される。
その後、エドに二人をこんな姿にした者について詰問されるが、直後に口封じのために乱入してきたラストとエンヴィーにより契約の血印を破壊され、兄弟そろってあの世行きとなった。
余談だが、単行本では同巻で死亡したヒューズと一緒に昇天しているのだが、その彼からはあっちの娘の話を強引に聞かされて辟易していた。
死の描写は旧アニメと原作(及び原作に忠実なFA版)とで少し異なる。