「ゴモラには、我々が怪獣に思えたのかもしれませんね……」
ブロフィール
種別 | 古代怪獣 |
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身長 | 65m |
体重 | 5万5千t |
出身地 | アンデス山脈 |
『ウルトラマンパワード』第11話「よみがえる巨獣」登場。
概要
『ウルトラマン』第25・26話に登場した、古代怪獣ゴモラのリ・イマジネーション。
パワード怪獣の中では割かし原点に似た姿をしているが、角が水牛のようになっており、生態も水牛に似ている。そのほか舌が二股になっている。
約1億8千万年前、ジュラ紀に生息していた恐竜。チリ・アンデス山脈にてミイラ状態で発見され、メトロ博物館に展示される事となった(こんなでかいのを展示するとは、さすがアメリカ。スケールがデカい)が、屋外で激しい雨に打たれた事で水分を吸収して蘇生した。
暖かく湿った気候を好み、川の中に潜んでいたが、W.I.N.R.に見つかり麻酔弾を打たれ捕獲された。
しかし乾燥した肌に麻酔の効き目は薄かったようで、スカイハンターでの移送中に麻酔が切れて暴れ出す。サンダースがスカイハンターから切り離すも、ゴモラは運悪く市街地に落下。
事態を収拾すべく現れたパワードと対峙するものの、しょせん無理な形で復活したためかその寿命は非常に僅かであり、結果として戦闘中に苦しみながら息絶えるという悲惨な末路を辿った。
ミイラとして蘇ったという設定は、ゴモラやジャミラに並ぶ『ウルトラマン』の可哀想な怪獣として有名なドドンゴに酷似している。本編の登場人物も「生き返らせなかった方がゴモラは幸せだった」と評していた。
ちなみに、やっぱり事件終了後は剥製となって博物館に展示された。
余談
頭部はウシの頭蓋骨を参考にするなどしているが、元のデザインがシンプルであるため、アレンジがしづらかったという。